「日本文学の革命」の日々

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電子同人雑誌の可能性 115

2016-11-23 18:38:24 | 日本文学の革命
「同人間」のところで書こうと思っていて、つい書きそびれてしまったのでここで書くが、電子同人雑誌の「総合サイト」というものも考えられるのである。かつてヤフーがホームページの総合サイトを作りあげ運営していたが(今もしているだろうが)、それと同じような感じのものである。そこには様々な電子同人雑誌がジャンルごとに分類整理されて枝分かれしている。人々は興味あるジャンルをクリックしてゆけば、「文学」―「小説」、「映画」―「アニメ」、「趣味」―「釣り」など関心のある電子同人雑誌に辿り着いてゆけるのである。

このような「総合サイト」を運営するのは、電子同人雑誌のアップロードを受け付け、同時に課金システムのサービスを提供しているネット企業だろう。もちろん一つだけでなく複数の「総合サイト」があってもいいし、アングラ的なものがあってもいいだろう。ホームページの総合サイトでは広告収入しか入らなかったが、電子同人雑誌はそれ自体が販売され収益を生むので、「総合サイト」の運営会社にはそこからの収入も入ってくる。アマゾンと同じにしたら電子同人雑誌の売り上げの3割が運営会社の取り分となるのである。つまり電子同人雑誌が売れれば売れるほど運営会社も儲かるので、運営会社は電子同人雑誌の売り上げアップのために大いに尽力してくれる筈である。

たとえば電子同人雑誌を効果的に作るためのソフトを開発したり、電子同人雑誌に使えるようなプログラミング・ソフトを提供したり、やはり電子同人雑誌に使えるイラストやデザインなどを提供するサイトを紹介したりと、いろいろ企業努力を傾けてくれるだろう。電子同人雑誌の販売促進のために、30分だけ雑誌を無料で読めるソフトだとか、同人の一人が書いてゆく雑誌宣伝用のブログとかも用意してくれるかも知れない。
このような企業の協力もあれば電子同人雑誌はさらに発展してゆくのである。

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