名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

素人農業、4年間の成果と反省 - 2020.12末 -

2020-12-31 19:12:30 | 野菜作りに挑戦

 素人農業を始めて、ほぼ丸4年となり、来期は5年目となる。この間、友人から
智慧をもらったり、テレビの「野菜の時間」を見たり、Youtubeで野菜の育て方の
勉強したりと知識をえて、種撒き、育苗、仕立て、支柱の造作、施肥、害虫駆除、
ネットの活用、収穫や収穫時期の調整、等、習得した知識を元に様々な工夫を
して、野菜を育て、収穫に挑戦してきた。
 年齢も上がり、少し疲れが出てきたが、これから克服したいことも沢山ある。
来期は、何とかもう少し技術の向上を図りたい。
 毎年、気候や条件が変わるので、一度成功しても翌年も必ず上手くいくとは限ら
ないのが、なかなか難しいところだ。

 さて、これまでに挑戦した野菜の種類を、季節順に上げてみると、早春には
ジャガイモの植え付けからスタートするが、冬越しで育苗する野菜にはダイコン、
小松菜、ホウレンソウ、タカナ、絹サヤエンドウ、スナックエンドウ、グリーンピース、
ソラマメ、九条ネギ、ワケギ、ラッキョウ、ニンニク、タマネギ、イチゴ等がある。春に
購入定植する野菜には、ショウガ、サトイモ、等があり、また春に新たに種撒きする
野菜にはいわゆる夏野菜のトマト、キュウリ、ナス、スイカ、唐辛子、ピーマン、
トウモロコシ、インゲン等がある。ついで、初夏にはサツマイモの定植を行ってきた。
9月に入るとすぐに秋ジャガの植え付けを行い、10月には秋冬用の葉物野菜や
冬越し野菜の豆類、ネギ類、イチゴの植え付けが必要になる。これらの植え付け後
には、摘芯や支柱立て、害虫対策、水やりなどの作業があり、なかなか忙しい。
 種蒔きから収穫までの野菜育てが一巡すると、土を耕し、施肥、畝立てを行い、
次の野菜育ての準備をするが、この作業が力仕事で、老人には大変な作業だ。
 これで、野菜はだいたい順調に育つことが分かった。

 ところが、なかなか一筋縄ではいかないものも沢山ある。事例を挙げると、ショウガ、
サトイモは、夏場水枯れすると上手く育たないし、実が大きくならない。夏野菜の
トマト、ナス、スイカ、キュウリも水枯れに弱い。夏野菜で強いのがカボチャ、ゴーヤ、
オクラ、等でこれらは手抜きでも何とかなる。トウモロコシは害虫と鳥害にやられて
歩留まりが悪い。ソラマメ、トマト、ナス等は連作に弱く、ニンニクも影響が出やすい。
スイカも水枯れに弱く、またカラス対策が重要になる。収穫後の乾燥に注意しないと
腐りやすいのが、ニンニク、タマネギで、何回か失敗した。
 イチゴの路地栽培もなかなか難しい。3年間、失敗の連続である。少しずつ改善は
しているのだが・・。実が赤くなると、人さまが穫る前夜には、イタチか何かが食べて
しまう。水瓶にイチゴが浮いていることがある。この水瓶にイタチが落ちて出られずに
浮いていたこともある。今期はなんとかイチゴを成功させ、3歳の孫にたらふく食べ
させたいものだ。トマトは8月頃定植し水やりをしておくと、12月の霜がおりるまで実が
なることが分かった。今期はミニトマトを年末まで収穫することにも挑戦したい。

 以上で、今年の報告を終了します。