冠山峠を目指す途中で、徳山ダムに立ち寄りをした。嘗て、2010年5月30日
岐阜県側から徳山ダム(工事中?)を眼下に見ながら冠山峠に車で到達した。
現在は通行止めとなり、岐阜県側から行くことはできない。今日は5月30日に
なるので、14年ぶりの徳山ダム&冠山峠への訪問となる。
前回は、徳山ダムへは立ち寄りはしていないが、初めて見る徳山ダムは、
日本一の貯水量(6.6億リューベ)で、奥只見ダムを超えているそうだ。
発電開始は平成26年に2号機が開始され、平成28年に1号機が開始された。
また、国道417号線が大垣市から出て県境の冠山峠の下を通過し(昨年、
冠山トンネルが開通)、福井県南越前町へと、昨年(2023年)11月29日に
全線開通して便利になった。
さて、徳山ダムだが、入口を入ると大きな駐車場が訪問者を歓迎してくれる。
どこのダムでも思うのだが、とにかくスケールが大きく圧倒される。駐車場を
堰堤(ダム湖)方向に進むと、堰堤の手前から放水路が見え、その先にロック
フィル堰堤が見える。堰堤(道路)入口に立つと、左がダム湖、右側に放水路と
堰堤(石ころ)を見下すことができる。ダム湖の先には417号線のダム横断
道路(橋)が見える。
徳山ダムの貯水量は浜名湖の2倍もあるそうだ。岐阜県、愛知県への利水に
貢献しているようだ。ダムの建設には約50年を要し、水没地区の政治課題や
利水の調整等、政治的にも紆余曲折があったと記憶している。
ダムに設置された解説板やパンフレットを見て少し知識を得た後、冠山峠へ
向かった。