シェーンブルン宮殿の庭園(オーストリー)
宮殿正面の大きな広場から宮殿を横に回り込むと庭園の入り口がある。正面からみる
シェーンブルン宮殿の建物は迫力があるが、宮殿の裏側にある庭園も見応えがあり、
素晴らしい。庭園は奥行きを感じさせる作庭の技法が使われているようだ。ベルサイユ
宮殿の庭園を感じさせる作りだ。
宮殿内部の写真撮影ができないのは残念である。ベルサイユ宮殿のように撮影可にして
欲しいものだ。
シェーンブルン宮殿は・・・、
夏の離宮だったシェーンブルン宮殿は、ヨーロッパで最も美しいバロック宮殿であり、1569年に
ハプスブルク皇帝家の所有となった。オスマントルコ軍のウィーン攻囲の後、1696年に新たな
宮殿と庭園施設が建設され、マリア・テレジア女帝の時代(1743年以降)、抜本的に改築された。
宮殿内には公的な目的の広間のほかに多くの私室があり、ハプスブルク家の人々は年の大半を、
これらの部屋で過ごした。この宮殿で生まれたフランツ=ヨーゼフ皇帝(在位1848〜1916)の死去
の2年後1918年、宮殿は新生のオーストリア共和国の所有するところとなった。
その歴史的重要さ、美しい環境、豪華な建築様式、庭園の素晴らしい配置で、シェーンブルン
宮殿はウィーンで最も人気の高い名所となっている。宮殿内に1441の部屋があり、そのうち45の
部屋が一般公開されている。ユネスコ世界遺産に登録されている。
シェーンブルン庭園は・・・、
総面積約1.7平方Km。広大で美しい庭園はバロック庭園の典型といわれ、美しく整えられた
幾何学的な構成の花壇や菩提樹の生垣が特徴。宮殿から庭園に出た正面中ほどには
ネプチューンの泉があり、右側の区画には迷路庭園、温室(1882年完成)と動物園がある。
1913年頃に造られたという日本庭園もある。(時間が無く、写真はありません)
以下、個別の写真を掲載します。
以上です。