会津駒ヶ岳へ 草花を撮る。北から南へ8 -東北地方・中南部ー
平成23年7月の東北への登山計画では、3回目の自家用車・旅で、中央道、長野道、北陸道、
関越道を経由し、小出ICで高速道路を出線し、国道352号線で只見川を北上し、奥只見湖、御池
を通り、会津駒ヶ岳の登山口(檜枝岐村)へ向かった。
御池で前泊して、7月17日早朝に登山口から日帰り登山をした。登山道はよく整備されており
ゆったりした気分で登山することができた。標高は2132mあり東北地方では高い方の仲間に入る。
駒の小屋付近やなだらかな稜線には湿原が広がり、湿原植物が辺りを覆っていた。この時期には
まだ残雪も多く、雪解けの進んだところから高山植物が目を出し緑の絨毯を広げている感じだ。
草花の種類は飯豊山と似通っているが、その他にここではワタスゲなどの湿原植物が見られた。
後日談になるが、私たちが登山した翌週に台風が到来し(新潟・会津豪雨)、国道352号線
は土砂崩れなどで通行不能となり、復旧に相当の期間を要した。間一髪のところで滑り込み通過で
あった。 <追記>最終ページに東北シリーズ終了の記事を記載した。
安達太良山
随分時間がたってしまったが、安達太良山登山の記録を示す。東京に赴任していた
平成15年ゴールデンウィーク直前から連休にかけて、東京から海ホタルを経由し、
常磐道を北上、いわき市から磐越道に入り三春を通り二本松に抜けて、城下町見物と
岳温泉から安達太良山への登山をした。安達太良山登山の後は磐梯山の脇を通り
猪苗代湖に下り、会津に出て城下町を見学し、磐越道を西に進んで、新潟見物をした。
帰りは関越道を通って東京の住居に戻った。1週間のドライブと登山と観光の旅と
なった。
安達太良山(1700m)は4月末の時期で残雪の中にあり、植物や草花はほとんど見られ
ず、雪解けの湿地にショウジョウバカマが少し生えている程度であった。
さて、「東北に見る高山植物」の自然観察は、今回の「北から南へ8」で終了です。
東北地方の百名山等を登り、そこに咲く草花、樹木の花等を写真に撮り掲載した。
ここに、14座(+α)の登録を終了します。以下に、登山の記録を一覧に示し
ますので、参考にして下さい。
以上。
以下、会津駒ヶ岳、安達太良山の植物の個別写真を掲載します。
個別写真は以上です。
以上で、東北シリーズ「自然観察・東北地方」を終了します。