名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

素晴らしかった紅葉の雲ノ平、高天原  -記録(2015.9)から-

2023-08-28 11:10:30 | 登山_北アルプス

 山友2人が先週、雲ノ平、高天原に出かけた。報告はまだ聞いていないが、自分の
撮影した写真を見返しながら、素晴らしかった山行を振り返り、ブログに追加登録を行う
こととした。

 出かけたのは2015年9月19日(前泊)から9月23日までの4泊4日の行程であった。
 19日は折立にて前泊し、20日に登山を開始しこの日は太郎平小屋を通過して、薬師沢
小屋まで進んでここに宿泊した。
 2日目は薬師沢小屋から雲ノ平に向け急登をのぼり高原に到達した。アラスカ庭園、雲ノ平
山荘とその周辺、スイス庭園等の素晴らしい雲ノ平高原と高天原を堪能した。この日は、
高天原まで進み高天原山荘に泊まり、近くの高天原温泉(露天風呂)にて汗を流した。
(高天原温泉は日本一高いところにある温泉だそうだ)

 3日目は黒部川沿いに下山し、薬師沢小屋を経由して太郎平小屋を目指して登り返した。
この日は太郎平小屋に宿泊した。
 4日目は折立に向けて太郎平小屋から下山し、無事4泊4日の行程を終えることができた。

 登山後、ブログに登録済みであるが、未登録の写真も多々あるため、自分の記録を補強
する意味で、追加登録することとした。

 <お詫び> 只今、作業途中です。

 

 


北アルプス_乗鞍岳  ー記録ー

2018-02-28 14:26:49 | 登山_北アルプス

  乗鞍岳へは、山頂手前の畳平まで、平湯峠からの乗鞍スカイラインと乗鞍
高原からの乗鞍エコーラインという2つのドライブウェーが完備して、車で
畳平に行き、そこから簡単に登山することができるようになった。
 それでは百名山登山にならないので、私達は乗鞍高原(三本滝入口)から
登山することとし、平成21年7月11日、12日と出かけた。名古屋~松本
まで中央高速、長野道通り、そこから高山への国道158号線を走り、前川渡
大橋で国道から分岐して乗鞍高原へ向かった。乗鞍高原の三本滝入口の小さな
パーキングに車を置き、登山を開始した。
 登山を開始すると三本滝と思われる水量のある滝を見て、勾配の緩い登山道
を乗鞍エコーラインを何度か横断しながら進んだ。エコーラインでは山岳
サイクリングの強者達と何組も出会った。中腹位にさしかかると勾配もきつく
なり、雪解け水が豊富に流れる中、瑞々しい新緑の草木や高山植物を観賞しつつ
楽しい山旅を行うことができた。中腹から上は春の雰囲気だ。
 2800m位から夏スキーのできる雪原が広がり、スキーヤーも散見された。
 頂上付近は7月とは言っても結構冷えていて、防寒具を身につけて山頂に立つ
ことができた。

<残雪> 7月登山ということで残雪対策をせずに気楽に出かけましたが、山には
残雪が多く、下り道で残雪の中に入ってしまい戸惑った。アイゼンとピッケルが
必要だった。20度位の勾配の下りがだんだん斜度がキツくなり30度位になった
ので、更に回り道を探しながら進む内に35度位のところで滑り落ちてしまった。
下の道との落差は4m位で、下は岩場でしたが頭を打つこともなく、横になって
滑り落ち少し足を打つ程度で事なきを得ました。残雪の表面はアイスバーンのように
なっていて、ストックの爪程度ではブレ-キになりませんでした。
 クワバラ、クワバラ、反省多々でした。

<個別写真> クリックすると拡大します。 

   

     

    

    

  

     

     

 

以上です。

 

 

 


遠見尾根から五竜岳、唐松岳に登り、八方尾根に下った  -記録-

2018-02-21 10:31:48 | 登山_北アルプス

 遠見尾根を登り、五竜岳から唐松岳を縦走      -記録-

 平成21年9月21日、22日と五竜岳に登り、唐松岳へ縦走し八方池を経て
八方尾根に下山した。
 快晴の中、紅葉の始まった遠見尾根筋から見る山塊は圧巻だった。五竜山荘に
泊まり、翌朝、五竜岳山頂に登った。山頂からは鹿島槍ヶ岳、を始めとする北アルプス
の展望が素晴らしい。ここから唐松岳へと向かったが、唐松岳への絶壁(牛首)に
四苦八苦しながら登る内に、突然視界が広がった。ピークを越えると、すぐ先に唐松岳
頂上山荘、唐松岳が現れた。
 唐松岳から更に北側にはキレット(不帰ノ𡸴、カエラズノケン)、白馬三山を眺めることが
できた。下山は唐松岳から八方池脇を通り、かつてスキーで来たことのある第三ケルン
を通り、八方尾根スキー場へと無事下山した。

 

五竜山荘余話
 この日(9月21日)泊まった五竜山荘は超混雑にて、私達は9畳の部屋に22人が
寝るというひどい状況となった。秋分の日に続く連休初日という日取りが悪かったか?
この日に隣り合わせた夫婦と山の話が弾んだが、先月、飯豊山、朝日岳に登ってきたと
話したところ、ご主人に「飯豊山に登った人は尊敬するなー」と褒められてしまった。
 奥様が浜松出身という、私達と同年代のご夫婦だったが、後で分かったことは、奥様は
私の母の部下だった。母に登山の報告をすると、母の下へ新入社員で配属された子が、
退職後もいつも年賀状に登山の報告をしてくると言っていた、その方だった。その上、
更に奇遇なことに妻の高校同級生ということも分かった。すごい偶然の重なる話だった。

以上です。

 

 


北アルプス_鹿島槍ヶ岳  -記録-

2018-02-03 20:54:38 | 登山_北アルプス

北アルプス_鹿島槍ヶ岳 (2889m)  -記録-

 平成17年10月9日から1泊2日で後立山連峰の主峰、鹿島槍ヶ岳(2889m)へ
登山した。生憎、山上には雲が多く、周囲の山並みを撮影することはできなかった。
 しかし、実は前年の同時期に手前の爺ヶ岳(2670m)へ日帰り登山をして、快晴の中、
北アルプス山々の撮影をしているので、この写真も一緒に掲載することとする。前年
の10月17日は快晴にて、最高の写真が撮れていた。
 時間と体力があれば、鹿島槍ヶ岳から北の五竜岳まで縦走すると良いのだが、現役で
あったため、休みを取りづらく登山口からのピストン登山とした。
 道の駅「白馬」で前泊し、9日の早朝から登山を開始した。種池山荘まで登り、そこ
から稜線歩きをして爺ヶ岳に登り、冷池山荘に到着してここに泊まった。翌日早朝に
冷池山荘を出て、布引岳(2683m)を通過し、山頂に立った。やはり周囲の雲のため、
パノラマ写真を撮ることはできず、残念だった。実情は10月10日の登山時は、午前
は霧が深く写真撮影には無理があったが、下山時、11時頃から霧が晴れてきたため、
振り返りつつ撮った写真を掲載している。
 また、高山植物は晩秋の時節のため、見るべきものは少なかったが、実をつけた
草花や紅葉のナナカマドなどを見ることができた。

 

以上です。


北アルプス_剱岳  -記録-

2018-01-06 22:09:40 | 登山_北アルプス

北アルプス_剱岳 (2999m)

 平成15年9月22日、23日に剱岳に登った。ルートは先に薬師岳登山時に
富山市のT氏から教わった、上市・馬場島からの早月尾根ルートだ。東海北陸道の
SAで前泊し、小矢部JCから北陸道に入り、立山ICで出線して早朝に馬場島
駐車場に到着した。このルートは山上では早月小屋へ一泊するだけで下山できそう
なので好都合だ。6時半頃から登山を開始したが、いきなりの急登から始まった。
ガイドブックによれば、日本一の急登だそうだ。登山口の標高は760m、早月小屋
は2240mなので、今日登るのは標高差約1500mで良い。
 信仰の道だけあって途中には嘗て植えられたと思われる巨大な立山杉が随所に現れ
た。樹齢数百年はあろうと思われる巨大な杉だ。しばらくすると北に富山市や日本
海を見ることができた。昼食後に歩き始めたところで足に痙攣が出たので、少し休憩
してゆっくり登り、14時30分頃に早月小屋に着いた。少し早いがこの日はここで
宿泊した。
 翌日、小屋を出発し、獅子ノ頭、カニのハサミ等の絶壁を登り、9時過ぎに山頂に
到達した。天気は良く、ほぼ360度の展望を得ることができた。

<余談> 10時頃から下山し、1時間ほど下ったところで、ハイペースで登ってくる
強者達に出会い、道を譲って待機すると、その一団の中に見覚えのある顔があった。
見間違えかもと思いながら声をかけてみると、先月、薬師岳登山で出会いこのルートを
教えてくれたTさんだった。お互いに感激し、再度、挨拶を交わした後、ここでは、
その場で分かれた。Tさんは日帰り予定で登ってきており、下山後の駐車場での再会を
期待することとした。14時頃早月小屋に着き、少し休憩して下山に入り、18時頃
松尾平(標高1200m)当たりを歩いているとTさんに追いつかれた。よたよた歩きの私
達はTさんに激励されながら、19時頃に登山口に下山できた。
 Tさん家族とは、その後数年間、登山や家族の話を交換する、山友としてのお付き
合いとなった。

個別の写真を追記します。

     

    

    

     

    

以上です。

 


北アルプス_薬師岳  -記録-

2017-12-31 08:17:20 | 登山_北アルプス


 平成15年8月23日、24日と北アルプス・薬師岳に登山した。神岡から有峰湖に抜け
折立から入山した。途中、有峰湖の手前のトンネル脇に北ノ股岳・登山口の標識があり、
何時か北ノ股から黒部五郎に登りたいと思ったが、登らずじまいになってしまった。
有峰林道は夜間通行止めのため、早朝にゲートを通り、折立から入山し太郎平小屋に
1泊し、薬師岳に登った。太郎平小屋からは綺麗な夕日を眺めたことが印象に残る。
ここで、富山市のT氏家族に出会う。子供さんは小5と小2だったと思うが、家族登山に
来ていた。主人は登山経験豊富な山男に見えた。相棒が「富山の方は剱岳にはどういう
ルートで登りますか」と聞いたところ、「上市の馬場島から早月尾根を登ります」と聞いて
参考になった。
 薬師岳は昨年登った三俣蓮華岳から綺麗にみえたが、間近で見る薬師岳は全貌が見え
にくかった。当日、周囲の山には雲がわいているところがあり、360度の全景を写真に
納められなかったことは残念であったが、天気は全体的には良い方だったと思う。昨年
登った鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳等は太郎平小屋付近からしっかりと眺めることができた。
太郎平から見る夕日は綺麗だった。

以上です。

 

 


 


北アルプスの鷲羽岳、水晶岳に登る  -記録-

2017-12-23 18:30:40 | 登山_北アルプス

 黒部五郎岳に登った翌年、眼前で見た鷲羽岳、水晶岳の素晴らしい風景に見せられて、
再度、ほぼ同じルートで挑戦した。
 前回で様子が分かっているので、山の写真も足りない所などを補うことができた。
鏡平では鏡が池に槍や穂高連や周囲の森が映った記念の写真を撮ることができた。双六岳
からの展望、三俣蓮華岳からの展望は2度見ても飽き足りない素晴らしさだった。水晶
小屋は古くて狭くて、かつすし詰め状態で、夜中に人をよけて通るのが至難の業だった。
(その後、小屋は建て替えられたと新聞記事を読んだ)。水晶岳は黒岳とも呼ばれる。
登山道脇の黒っぽい石を磨くと水晶が出てくると通りすがりの人から教わった。
 帰りは水晶小屋からワリモ岳を通り、そこから分岐して黒部川源流コースを辿った。
黒部川源流の一滴の水を集めてお湯を沸かし、コーヒーを飲んで一服した。源流からは
三俣山荘に登り返し、三俣蓮華岳の巻道を通って、双六小屋、鏡平、小池新道を通り、
夕刻20時頃に新穂高温泉の駐車場に到着した。水晶小屋を4時半に出発して、15時間
以上のロング歩行であった。
 余談だが、この後、数年後に三俣蓮華岳までのコースを再度登ったので、このコースは
3回挑戦したことになる。この時は、相棒がアザミの調査に行くと言うので付き合った。
アザミは結構な荒れ地に咲くことを知った。

追記:平成27年9月に雲ノ平へ出かけた。有峰湖経由で折立に車で入って登山を開始
した。太郎平を通り過ぎ薬師沢小屋に一泊し、翌日、雲ノ平を目指して急登を登り
雲ノ平にでて、紅葉や周囲の山々を眺め、その日は高天原温泉に下って宿泊した。
翌日は黒部川の縁を通って薬師沢に戻り、さらに太郎平に戻って3泊目をとって、
翌日、折立に帰着した。この間、雲ノ平や高天原からは水晶岳や鷲羽岳が眼前に聳え
立ち、その姿は、周囲の紅葉と相まって素晴らしい景色を呈してくれた。

以上です。

 

 


登山_北アルプス  -笠ヶ岳- 記録

2017-12-09 22:50:50 | 登山_北アルプス

笠ヶ岳に登る             平成8年9月15日、16日
 新穂高温泉に車を駐め、小池新道方面へと向かう。わさび平の手前の水場の
付近に笠新道・登山口(1355m)という標識があり、ここから登山開始となった。
 急登が続き、なかなかしんどい登山だ。ヨレヨレになった辺りで峠を越え、開け
たところが杓子平(2450m)だった。そこから更に登って稜線に出て、笠ヶ岳山荘
にたどり着いた。翌朝、笠ヶ岳山頂を目指し、早朝の山の景色を堪能した。笠ヶ岳
本体の山の形も美しいが、この山頂から見る周囲の山並みも素晴らしかった。後日
双六岳から見た笠ヶ岳が綺麗だったので、この写真も添付した。

 

以上。


登山_北アルプス   -立山連峰・黒部五郎岳-記録

2017-12-06 08:21:31 | 登山_北アルプス

 私達は新穂高温泉に降り立ち、わさび平を経て、小池新道から入山した。
鏡平小屋まで急登を登り、鏡平で一服しながら眼前に槍ヶ岳の素晴らしい山並み
を眺め、満足感を味わった。そこから稜線を北に進んで双六小屋に達して一泊した。
翌日は双六岳に登り、360度の展望を楽しんだ後、稜線を進んで三俣蓮華岳を
経て、黒部五郎小屋に至った。小屋は営業期間が終わり、無人小屋となっていた。
小屋に荷物を置いて、黒部五郎岳を目指して右回りで登り、左回りで無人小屋に
戻って宿泊した。残念ながら黒部五郎岳の山頂ではガスのため、視界が利か
なかった。山の全貌は三俣蓮華岳付近から堪能していたので、それで納得した。
翌日は三俣蓮華岳、双六岳、鏡平をへて小池新道を下り、新穂高温泉に戻った。
 この山行では、双六岳からの笠ヶ岳、槍ヶ岳、西鎌尾根、次いで三俣蓮華岳
からの黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、黒部川源流、薬師岳、雲ノ平、等の素晴ら
しい景色を眺め楽しむことができた。

以上。


登山記録 -北アルプス/百名山ー

2017-12-06 08:00:01 | 登山_北アルプス

登山_北アルプス         -登山記録-

 3000m級の山へ登り始めたのは約30年前からで、その時、百名山へ挑戦し
ようという意識はなかった。最初の頃はカメラもアナログ(フィルム写真機)で、
現在のようなデジタル処理、編集、等は全く考えもつかなかった。パソコンで
写真を見ることができるようになって、フィルム写真をCDへ変換して写真印刷
ができるようになったのが平成8年位からである。
 本ブログでは、この頃からの写真データ(デジタル)をベースに、記録写真
として、登山の写真をブログに掲載することとした。随分と時間がたっている
ケースがあることをご容赦していただきたい。

 北アルプスの百名山の登山記録を下表に示す。平成7年以前の登山は写真の
ネガを紛失したため掲載できませんので悪しからず。このシリーズは自分の
登山の整理のつもりで記載する。また、日本アルプスのこのシリーズでは、
百名山以外の登山も合わせて登録する。

 

 この小さな写真は拡大できます。

  以上です。