名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

紅葉する御在所岳に登る  ー2018、鈴鹿連峰ー

2018-10-28 12:17:02 | 紅葉散策_野山・公園

 御在所岳への登山は、今回三回目で紅葉観察が目的でした。再び、中道を登った。秋晴れの
素晴らしい登山日和で、四合目当たりから御在所を見上げながら登ることができた。四合目には
負レ岩(オボレイワ)、また、五合目~八合目まで、各合目の標識付近は大きな岩が立ちはだかり、
見所となっていた。紅葉は五合目当たりから始まり、七合目、八合目付近が見頃となっていた。
また、山頂の散策路の周辺も見頃だった。山頂周辺はロープウェーで山頂に来た人で賑わって
おり、登山者にとっては目障りで、神聖な気分が失われて、気が萎える。それでも山頂や望湖台
からの眺めは素晴らしく、秋の一日を楽しむことができた。
 下山は一ノ谷新道を下った。結構、道が荒れていて、「中級者以上」と書かれていたが、正に
そう思った。木の根が這いまくり、花崗岩が風化したザレ道が多くて歩きにくかった。下山者は、
中道の登山者数に比べて、かなり少なかった。多くの人は、再度、中道を下ったか裏道を下った
のだろうと想像した。お陰で、新道の下山は空いていて順調に下山できた。

 久しぶりに御在所岳に登った。今回は三回目だったが、最初に登ったのは数年前、多分
11月末頃だったと思う。中道から登ったが、八合目付近から雪が積もり、山頂ではスキー
ヤーがスキーを楽しんでいた。新道を下ろうとすると雪が深くて道がよく見えず、1m位
ズリ落ちちてしまった。危ないので、下山口に戻り、裏道を回って、藤内壁の脇を通り、
登山口に出た。
 二回目は昨年春にアカヤシオが満開の時期(5月)に、やはり中道を登った。山のあち
こちにピンクのアカヤシオが彩りを添え、素晴らしい景色を呈していた。下山は一ノ谷新道
を下った。急な坂道だと感じたが、あまりハッキリ覚えていない。

 山頂付近で見かけた木の実や登山道で見かけた樹木の写真をもついでに掲載した。

以上。


紅葉する八幡平山麓  -2018、岩手県・八幡平- 

2018-10-22 21:34:34 | 紅葉散策_野山・公園

 平成30年10月17日、18日と大学のクラス会(同期会)が八幡平市で開催され
たので、八幡平の紅葉をも見るべくクラス会に参加した。幹事が気を利かせて、八幡平
の紅葉名所を車で案内してくれた。紅葉する山岳道路を案内してくれたが、紅葉は中腹
付近が中心で綺麗に色をつけていたが、山頂近くはコメツガなど常緑の針葉樹で覆われ
ていた。山の上部は紅葉も終わりのように見受けられた。藤七温泉(露天風呂)、松尾
鉱山・跡、地熱発電所などの観光スポットにも立ち寄ることができた。
 景勝地では下車して写真を撮ったが、走行中に車から撮った写真は窓ガラスの反射
が映ってしまっているが、ご容赦下さい。
 嘗て、百名山登山で登った岩手山も眼前に聳えており、写真に撮った。また、翌日の
帰りのバスからも岩手山が綺麗に見えたので、写真に撮った。

 

 週末に、御在所岳(三重県、鈴鹿山系)の紅葉が綺麗だというテレビ放映があったと
友人から聞いた。それを相棒に話したら、即、一緒に行こうと促され、10月21日に
御在所岳に出かけた。中道を登り、山頂周辺で紅葉を観賞し、一ノ谷新道を下った。近く
投稿するので、ご覧下さい。

以上です。


色づき始めたトウカエデの道

2018-10-10 21:37:25 | 自然観察_公園・街路

 日頃通る平和公園周辺の街路樹、トウカエデが色づき始めた。トウカエデの葉
はやや黄緑がかった鴬色をしている。10月に入り、急速に色づき始めた。赤み
を帯びた葉もふえてきた。車や人通りの少ない時をねらって撮った写真を掲載します。


 また、桜の葉も色づいてきた。閑散とした平和公園の桜の紅葉もご覧下さい。

以上です。

 


再び、龍潭寺へ  -2018、佐和山-

2018-10-06 14:06:24 | 庭園鑑賞(日本)

 日頃お世話になっている団体のツアーに便乗して、平成30年9月6日に
彦根の龍潭寺(リョウタンジ)を訪ねた。
 山門を入ると苔むす参道となり、歴史を感じさせる。天候のせいもあると思うが
井伊谷(静岡県浜松市)の龍潭寺はもう少し明るい感じがする。参道脇には石田三成
の石像もある。裏山は佐和山らしい。石田三成の佐和山城と関係がありそうなので、
インターネットで調べてみた。(後述する)
 寺号は弘徳山・龍潭寺といい、臨済宗妙心寺派のお寺さんであり、本尊は釈迦如来
である。井伊家の菩提寺(分寺)であるが、石田三成の菩提寺でもあるらしい。
 書院の南側には枯山水の石庭があり素晴らしい。東側には池泉式庭園があったが、
この庭は前回見落としていたので、感慨がある。背景は佐和山を借景しているようだ。
北側にも庭があるが、こちらは少し荒れている。

佐和山と石田三成、井伊直政
 龍潭寺は井伊家の菩提寺であり、元は奥遠州(現浜松市)の井伊谷にある。大河
ドラマ「井伊直虎」に出てくる井伊家の菩提寺である。家康の腹心となった井伊直政
は、関ヶ原の合戦の後、石田三成・居城跡の佐和山城主となるが、井伊谷にある龍潭
寺を分寺してここに菩提寺を作った。2代目・直孝の代にお寺は完成した。裏山は
佐和山であり、庭の借景となっている。龍潭寺の隣には清涼寺があるが、ここは三成
の腹心、島左近の屋敷跡だそうだ。

以上。