御在所岳への登山は、今回三回目で紅葉観察が目的でした。再び、中道を登った。秋晴れの
素晴らしい登山日和で、四合目当たりから御在所を見上げながら登ることができた。四合目には
負レ岩(オボレイワ)、また、五合目~八合目まで、各合目の標識付近は大きな岩が立ちはだかり、
見所となっていた。紅葉は五合目当たりから始まり、七合目、八合目付近が見頃となっていた。
また、山頂の散策路の周辺も見頃だった。山頂周辺はロープウェーで山頂に来た人で賑わって
おり、登山者にとっては目障りで、神聖な気分が失われて、気が萎える。それでも山頂や望湖台
からの眺めは素晴らしく、秋の一日を楽しむことができた。
下山は一ノ谷新道を下った。結構、道が荒れていて、「中級者以上」と書かれていたが、正に
そう思った。木の根が這いまくり、花崗岩が風化したザレ道が多くて歩きにくかった。下山者は、
中道の登山者数に比べて、かなり少なかった。多くの人は、再度、中道を下ったか裏道を下った
のだろうと想像した。お陰で、新道の下山は空いていて順調に下山できた。
久しぶりに御在所岳に登った。今回は三回目だったが、最初に登ったのは数年前、多分
11月末頃だったと思う。中道から登ったが、八合目付近から雪が積もり、山頂ではスキー
ヤーがスキーを楽しんでいた。新道を下ろうとすると雪が深くて道がよく見えず、1m位
ズリ落ちちてしまった。危ないので、下山口に戻り、裏道を回って、藤内壁の脇を通り、
登山口に出た。
二回目は昨年春にアカヤシオが満開の時期(5月)に、やはり中道を登った。山のあち
こちにピンクのアカヤシオが彩りを添え、素晴らしい景色を呈していた。下山は一ノ谷新道
を下った。急な坂道だと感じたが、あまりハッキリ覚えていない。
山頂付近で見かけた木の実や登山道で見かけた樹木の写真をもついでに掲載した。
以上。