名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

北アルプス_乗鞍岳  ー記録ー

2018-02-28 14:26:49 | 登山_北アルプス

  乗鞍岳へは、山頂手前の畳平まで、平湯峠からの乗鞍スカイラインと乗鞍
高原からの乗鞍エコーラインという2つのドライブウェーが完備して、車で
畳平に行き、そこから簡単に登山することができるようになった。
 それでは百名山登山にならないので、私達は乗鞍高原(三本滝入口)から
登山することとし、平成21年7月11日、12日と出かけた。名古屋~松本
まで中央高速、長野道通り、そこから高山への国道158号線を走り、前川渡
大橋で国道から分岐して乗鞍高原へ向かった。乗鞍高原の三本滝入口の小さな
パーキングに車を置き、登山を開始した。
 登山を開始すると三本滝と思われる水量のある滝を見て、勾配の緩い登山道
を乗鞍エコーラインを何度か横断しながら進んだ。エコーラインでは山岳
サイクリングの強者達と何組も出会った。中腹位にさしかかると勾配もきつく
なり、雪解け水が豊富に流れる中、瑞々しい新緑の草木や高山植物を観賞しつつ
楽しい山旅を行うことができた。中腹から上は春の雰囲気だ。
 2800m位から夏スキーのできる雪原が広がり、スキーヤーも散見された。
 頂上付近は7月とは言っても結構冷えていて、防寒具を身につけて山頂に立つ
ことができた。

<残雪> 7月登山ということで残雪対策をせずに気楽に出かけましたが、山には
残雪が多く、下り道で残雪の中に入ってしまい戸惑った。アイゼンとピッケルが
必要だった。20度位の勾配の下りがだんだん斜度がキツくなり30度位になった
ので、更に回り道を探しながら進む内に35度位のところで滑り落ちてしまった。
下の道との落差は4m位で、下は岩場でしたが頭を打つこともなく、横になって
滑り落ち少し足を打つ程度で事なきを得ました。残雪の表面はアイスバーンのように
なっていて、ストックの爪程度ではブレ-キになりませんでした。
 クワバラ、クワバラ、反省多々でした。

<個別写真> クリックすると拡大します。 

   

     

    

    

  

     

     

 

以上です。

 

 

 


遠見尾根から五竜岳、唐松岳に登り、八方尾根に下った  -記録-

2018-02-21 10:31:48 | 登山_北アルプス

 遠見尾根を登り、五竜岳から唐松岳を縦走      -記録-

 平成21年9月21日、22日と五竜岳に登り、唐松岳へ縦走し八方池を経て
八方尾根に下山した。
 快晴の中、紅葉の始まった遠見尾根筋から見る山塊は圧巻だった。五竜山荘に
泊まり、翌朝、五竜岳山頂に登った。山頂からは鹿島槍ヶ岳、を始めとする北アルプス
の展望が素晴らしい。ここから唐松岳へと向かったが、唐松岳への絶壁(牛首)に
四苦八苦しながら登る内に、突然視界が広がった。ピークを越えると、すぐ先に唐松岳
頂上山荘、唐松岳が現れた。
 唐松岳から更に北側にはキレット(不帰ノ𡸴、カエラズノケン)、白馬三山を眺めることが
できた。下山は唐松岳から八方池脇を通り、かつてスキーで来たことのある第三ケルン
を通り、八方尾根スキー場へと無事下山した。

 

五竜山荘余話
 この日(9月21日)泊まった五竜山荘は超混雑にて、私達は9畳の部屋に22人が
寝るというひどい状況となった。秋分の日に続く連休初日という日取りが悪かったか?
この日に隣り合わせた夫婦と山の話が弾んだが、先月、飯豊山、朝日岳に登ってきたと
話したところ、ご主人に「飯豊山に登った人は尊敬するなー」と褒められてしまった。
 奥様が浜松出身という、私達と同年代のご夫婦だったが、後で分かったことは、奥様は
私の母の部下だった。母に登山の報告をすると、母の下へ新入社員で配属された子が、
退職後もいつも年賀状に登山の報告をしてくると言っていた、その方だった。その上、
更に奇遇なことに妻の高校同級生ということも分かった。すごい偶然の重なる話だった。

以上です。

 

 


平和公園の給水塔とユーカリ園

2018-02-15 11:48:50 | 自然観察_公園・街路

 平和公園内の通り道からは給水塔が聳えて見えている。一度も立ち寄ったことは
なかったが、週末に見学できることが分かったので、出かけてみた。給水塔は覚王山
と名東区でも見かける。この平和公園の給水塔は比較的新しい。この建物の入口には
アクアタワーと銘打たれている。
 名古屋東部の高台にあり、標高は80、給水塔の見晴台の高さが40mなので、標高
120mの高さから名古屋の街中を一望できる。南側に窓があり、東西南は見えるが、
北側の山々が見られないのが残念だ。東山タワーから見るのと同じ位の見晴しが無料で
見られるのはありがたい。本当に良い眺めだ。
 帰りに貯水槽のあるあたりを歩いて行くとユーカリ園になっていた。高さ3m位の
低い位置で上部が切りそろえられている。多分、春から夏にかけ新芽を育てるためだろう
と推測した。そうです、名古屋の動物園にはコアラがいて、名古屋市がコアラの食糧と
してユーカリ園を作ったのだと思いました。ここのユーカリは子供の頃、学校にあった
大木のユーカリの(細長い葉の)木と違って、やや幅広の葉をつけていました。実をつけて
いる枝がありましたので、中を開いてみると花芽のようでした。子供達に人気のコアラの
食料を供給する名古屋市のユーカリ園に裏方さんの仕事を垣間見て、共鳴して帰宅し
ました。

以下、個別の写真を掲載します。

     

    

以上。


咲き始めたクリスマスローズ

2018-02-08 09:31:58 | クリスマスローズ

 平成30年2月3日、友人を迎えて、東山植物園に出かけた。事務所に併設の
展示室でボランティア展示を見た後、カートに乗車して植物園を一周した。
 その後、温室、つばき園、ロウバイ、梅の蕾などを見た後、高台の花壇を周り
アメリカ園へと進んだ。アメリカ園のクリスマスローズを見に出かけたのだが
まだ少し早かったようだ。それでも幾つか咲き始めていたので、写真に納めた。
 帰って、我が家のクリスマスローズも写真に撮った。ルーフバルコニーの日溜り
にあるクリスマスローズは満開に咲いているが、路地植えの物はまだ芽が出た
ばかりだ。

<個別写真>

     

      

     

 

以上です。


北アルプス_鹿島槍ヶ岳  -記録-

2018-02-03 20:54:38 | 登山_北アルプス

北アルプス_鹿島槍ヶ岳 (2889m)  -記録-

 平成17年10月9日から1泊2日で後立山連峰の主峰、鹿島槍ヶ岳(2889m)へ
登山した。生憎、山上には雲が多く、周囲の山並みを撮影することはできなかった。
 しかし、実は前年の同時期に手前の爺ヶ岳(2670m)へ日帰り登山をして、快晴の中、
北アルプス山々の撮影をしているので、この写真も一緒に掲載することとする。前年
の10月17日は快晴にて、最高の写真が撮れていた。
 時間と体力があれば、鹿島槍ヶ岳から北の五竜岳まで縦走すると良いのだが、現役で
あったため、休みを取りづらく登山口からのピストン登山とした。
 道の駅「白馬」で前泊し、9日の早朝から登山を開始した。種池山荘まで登り、そこ
から稜線歩きをして爺ヶ岳に登り、冷池山荘に到着してここに泊まった。翌日早朝に
冷池山荘を出て、布引岳(2683m)を通過し、山頂に立った。やはり周囲の雲のため、
パノラマ写真を撮ることはできず、残念だった。実情は10月10日の登山時は、午前
は霧が深く写真撮影には無理があったが、下山時、11時頃から霧が晴れてきたため、
振り返りつつ撮った写真を掲載している。
 また、高山植物は晩秋の時節のため、見るべきものは少なかったが、実をつけた
草花や紅葉のナナカマドなどを見ることができた。

 

以上です。