名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

チェンマイ寺院巡り_2

2020-01-27 20:17:18 | 海外・歴史遺産の旅

 1月8日はシリキット植物園を観察したが、午後は継続して個人ツアーの車で、チェンマイ市郊外の
寺院巡りを行った。郊外は徒歩散策は難しいため車で移動し、有名寺院(4寺院)を車で回った。
 回った寺院は①ワット・ウモーン、②ワット・スワンドーク、③ワット・チットヨート④ワット・クータオの4寺
である。それぞれの寺院の特徴や歴史を振り返る。

①ウモーン寺は初代ランナー王が都をチェンマイに建てた時に、スリランカから高僧を呼んで建てた寺で、修行の寺として使われてきた。

②スワンドークは花の意味で、大きな仏像が安置され、王様のお墓が白い仏塔として建てられ並んで
 いる。

③チェットヨートとは7つの仏塔の意味で、大きな仏塔の周りに低い6つの仏塔が配置されている。
 (クメール風とか?)

④クータオ寺院はビルマの王様を祀ったお寺だが、古来、タイとビルマは戦争を続けてきており、仲が
悪い。ビルマ僧の袈裟は赤く、タイ人の袈裟はオレンジ色。中で見かけた僧は殆ど赤い袈裟を羽織って
いた。参拝者は殆ど無く、境内は閑散としていた。

以上


チェンマイ寺院巡り_1

2020-01-26 12:11:17 | 海外・歴史遺産の旅

 1月10日、最後の日になったが、午前中、寺院巡りに出かけた。12時にチェックアウトなので、11時
にはホテルに戻る予定で慌ただしく、ホテルにタクシー(ソンテウ)を呼んでターべー門に向かった。
 今日は旧市街(城壁の内側)にある寺院を歩いて回ることにしていた。①ワット・チェディルアン、②
ワット・プラシン、③ワット・チェンマン、を順に回る。ターべー門につくと、ソンテウを下車し、西側に
進んだ。20分位で着く予定だ。途中に綺麗な寺があるので、英語読みでプレートを見るとワット・パンオン
と書かれていた。さらにしばらく歩くと、チェディルアン寺院に達した。
①チェディルアン寺院 チェディとは仏塔のある寺院、ルアンは大きな意味だそうで、名前は、大きな
仏塔のある寺院という、正にそのものの名前だ。(入場料40ThB)1291年第7代の王様が父の供養の
ために建てたこの仏塔は基壇の一辺が60m、塔の高さ80mという巨大な仏塔だ。1545年に大地震で
仏塔の一部が壊れ修復後、現在の形になっているようだ。しかし、大きい。ランナー王朝の時代は街の
中心部に大きなお寺を建設する習わしがあったそうで、それに従ったものと思われる。
次いで、次の目的地に向け西進し、ワット・プラシンに無事到着した。

②ワット・プラシン寺院 (入場料40ThB)
 プラシン寺院は、当初、リーチェンプラ寺院として第5代の王様が建立したが、7代目の王様がチェン
ライのプラシン寺院からプラシン仏像を持ってきて、この寺に納めたため、プラシン寺院と改名した
そうである。タイ観光庁の公式HPによれば、チェンマイで一番大きな寺院だそうだ。プラシン仏像は
礼拝堂の中に小じんまりと納められているようだ。また、礼拝堂の隣に聳える黄金色の仏塔が目映く
輝いている。さらに、裏側に回ると蛇の彫刻のある釣鐘が並んでおり、気になった。

③ワット・チェンマン寺院  (入場料:無料)
 ワット・プラシン寺院を出て、チェンマン寺院までかなり歩いた。途中にタイ航空の事務所があり、
覗いてみた。裏道のような静かな通りを歩いていると、チェンマン寺院の通用口に到達した。正門に
回り、入場した。ここは無料だった。正面には立派な本殿が鎮座して、客を迎え入れてくれる。時間が
無くなってきたので、急いで寺院の中を一周し、正門で帰りのタクシーを探した。ソンテウやタクシー
(乗用車)が玄関周りにたむろしており、タクシー運転手に聞くと、シャングリラホテルまで150ThBと
言う。少し高いと思案顔で言うと、120ThBに負けるというので、相棒と一緒に乗って帰った。ホテル
には計画通り、11時に到着した。


 
 寺院巡りはこれまでだが、ホテルでは12時にチェックアウトするため、急いで帰り支度をして、12時
5分前にチェックアウトした。ロビーで少し寛いだ後、ホテルの中華レストランでゆっくり昼食をとった。
15時から17時まではロビーで、旅行の記録整理やタブレット端末でメールなどの確認を行った。
今回はタイ用の安いUSIMカード(7日間、500円)を買ってきたので、道案内にGoogleMapを見る
ことができ、ホテル以外でも、どこでもInternet接続ができて、大変助かった。

 さて、ここで「チェンマイ寺院巡り_1」を終了するが、1月8日の午後にチェンマイ郊外の寺院巡りを
しているので、時間的に後先になるが、「チェンマイ寺院巡り_2」を、この後掲載する。

  参考として、寺院散策の市街マップを以下に示す。

以上

(お詫び)写真の編集中に、全写真が消えてしまい、再登録しました。悪しからず。

(新しいGooの編集ツールがよく理解できなかったためです。旧バージョンに戻します。)

 


真冬の収穫 - 2020.1 芋掘り -

2020-01-19 20:44:56 | 野菜作りに挑戦

 1月中旬となり、畑で収穫できる野菜は少なくなりましたが、秋ジャガとヤーコンの 芋堀りができていなかったので、1月17日に収穫した。  ジャガイモ(秋ジャガ、赤い肌のグランドペチカ)は12月には少し芋が小さかったので ほったらかしにしてあった。ヤーコンは3カ所に植えていたのが、一カ所残してあったもの である。  掘り起こしてみると、グランドペチカは少し大きくなっているように思う。勿論、茎は枯れて しまっているので、これ以上置いていても生長はしないと思う。  ヤーコンも畑の縁の肥料もないようなところに植えてあったものだが、生命力があるので、 密かに期待していた。掘ってみると以外に大きな芋が沢山付いていた。スコップで掘る時に 沢山の芋を傷つけてしまったのが残念だ。

 春物の野菜は順調に成長している。ソラマメ1(最初に種まきした分)が50cmから70cm の高さに生長してしまい、霜対策として、寒冷紗を上部に設置して見た。さらに生長して 寒冷紗を持ち上げるようになったので、嵩上げをして養生したい。ソラマメ2は20cm位の 身丈なので、今後も問題ないと思う。  次いで、絹サヤエンドウ、スナップエンドウだがこの寒さの中、1.5m程に生長し、花や実を つけてくれる。が、花つき実の付き方は余り良くない。寒いのでやむを得ないだろう。昨年は 小鳥かカラスにみな食べられてしまったので、防虫ネットを前後に張って鳥害から守っている。

以上。

 


タイ国最高峰とアンカトレイルを巡る  - チェンマイ散策_2 -

2020-01-19 16:27:10 | 海外・旅行記

 9日は、チェンマイから約100Km  西南西に位置するドイインタノン山を巡り、その周辺を 散策、そして観光した。周辺はドイ・インタノン国立公園として保護、管理されている。  交通の便が悪いため、予め個人ツアーを頼んであり、チェンマイのホテルからワゴン車で 7:00に出発した。10時前には現地に着いたが、植物観察を一番目的として、予定コースを 変更し、最初にインタノン山、アンカトレイルをゆっくり巡ることとした。  タイ国最高峰のインタノン山(2565m)はどのくらい登るのだろうかと心配したが、それは アンカトレイルの散策路の中にあり、なだらかな稜線の起伏の中にあった。そうです。アンカ トレイルを進むと直ぐに目の前に現れて、拍子抜けしてしまった。この山塊はヒマラヤ山脈の 一番南の端に当たるそうで、ヒマラヤで見ることができる植物が沢山あるようです。

 森はジャングルで湿気が多いため、雲霧林とよばれる森となっており、大木には蔦や苔や シダや宿り木(ランなど)がまとわりつき、鬱蒼とした森になっていた。ただし、当日はよく晴れて おり、湿気に見舞われることはなかった。巨木には「タロー」の木があり、森を覆っていた。 シャクナゲも白と赤のシャクナゲが咲いていたが、10mから15mはあろうかという大きな木で、 日本では見たことがない。  途中の休憩所では、温度計が16度(11時頃)を表示していた。散策路には湿地もあり、ピン川 の源流になっているようだ。ピン川はナコーンサワンで合流しチャオプラヤー川となって、アユタヤ そしてバンコクを通って、南シナ海に流れ込んでいる。

 次いで、王様と女王様のパゴダへ出かけた。王様関連の施設にはどこも花壇が整備され、 明るい良い環境となっている。美しい二つのパゴダとお花畑などを見学した。このパゴダは 前国王(ラーマ9世)と前王妃(シリキット妃)が60歳を迎えた時に記念として建てられたそうだ。 この王様とお后様は国のために貢献されて、国民の信頼が厚かったようだ。チェンマイの植物 園は「シリキット王妃植物園」と言い、シリキット王妃の名前がつけられている。

 駐車場でツアー会社が用意してくれたお弁当をいただき、その後、少数民族モン族の市場へ 立ち寄り、木の実などの土産を買った。ガイドが桑の実を買ってくれたので、60年ぶりに食べて みたが、意外に美味しかった。そこから少し下がって、王様のプロジェクト施設を見学した。タイ国の王様は少数民族の支援に熱心なようで、王様がお金を出して少数民族のために農産物研究や 施設整備の支援をしており、このプロジェクトでは花や野菜のハウス栽培を進めているそうだ。

 最後に、「ワシラの滝」を見学した。現地語では「ワチラターン」と言うようだが、ターンは急流とか 滝の意味だそうで、ワチラはワシラと聞こえる。というわけで、「ワシラの滝」が覚えやすい。ガイドに これから日本人には、「これはワシラの滝といって、あなた方の滝です。」と説明するようにと言った ところ大いに受けた。

 15時半頃に観光を終え、帰途についた。チェンマイに近づくと一面の畑が果樹で覆われていた。 ガイドに聞くと「龍眼」という果樹で、最近は中国への輸出が増え、タイの外貨獲得に一役買って いるそうだ。ホテルには17時半頃に到着し、長い一日観光を無事終了した。

 親切な現地ツアー会社、そして勉強熱心なガイドさんに巡り会えて、楽しく、勉強になる旅が できて良かった。

 

 

 

 

 

 

 


チェンマイ散策の旅 -2020 タイ国-

2020-01-07 08:19:15 | 海外・旅行記

「タイ・チェンマイへやってきました」を再編集し、表記のとおり、改題します。現地ではPCが ないため写真の整理がうまくできず、帰国後、写真を再整理しました。

  2020年、正月明けの旅行値段が安くなった1月6日~11日まで、チェンマイへ旅行した。 出かけたのは相棒の希望で、植物観察が主目的だ。おまけで、歴史検分、寺院巡りをした。 宿泊先はシャングリラホテルで、快適なホテルライフを楽しめた。

  チェンマイには6日の夜に到着し、当日はホテルに着くだけで、何もできなかった。  7日から観光と植物観察に出かけた。午前中にプーピン離宮とドイステープ寺院の半日観光 (現地ツアー)に申し込んでおり、最初にプーピン離宮へ出かけた。ここは現王様の夏の離宮で、 花がきれいだった。ドイ・ステープ山の奥に位置し、道中、ヒマラヤザクラが見頃で花見客も結構 多かった。次いで、ドイ・ステープ寺院に向かった。このお寺はチェンマイでも一番人気な寺院の ようで、歴史ある大きなお寺だ。かつチェンマイ市を一望できる山の上にあることが理由のようだ。 街を一望できるという謳い文句に期待していたが、町は少し霞んでいた上、遠くて期待した眺望 ではなかった。寺院は金ぴかで、パゴダの先端の輪っかは純金でできており、偉いお坊さんが 祀られているようだった。

 昼にはホテルに戻り、午後2時過ぎににてアフタヌーン・ティーを楽しんだ。鳥かごのような棚に 入ったケーキはボリューム満点でお腹が一杯になった。  その後、町中にショッピングに出かけた。ナイトバザール付近の道路端は簡易テントがゴチャ ゴチャと建ち並び、土産物や食料品が所狭しと売られていた。通るのがやっとの歩道で、スリに やられないように気を配りながら早足で通り抜けた。有名なタイシルク店に出かけ土産を求めた。  ホテルに戻った後、中庭にあるスパ・ハウスに出かけ、タイ式全身マッサージを受けた。始めての 経験であり、「ミディアム」で依頼したがなかなかきつく感じた。終わってみれば、快適で感激した。

 8日は、現地個人ツアーを使って、午前中にシリキット王妃植物園に出かけ、午後は旧市街の 周辺にある寺院巡りを行った。シリキット王妃植物園は入場料が100ThB(約400円)だが、60歳 以上は無料でラッキーだ。チャーター車は最初にキャノピーヲーク(樹上観察路)の駐車場に止まり、 私達は樹上観察路からジャングルや樹木、宿り木、等を観察した。ついで、温室群(12の温室)の ある主施設に戻り、熱帯植物やラン等を観察した。タイの植物は固有種が非常に多く覚えきれない。 勿論、現在では外来種も沢山ある。最後に自然科学博物館へ出かけて、タイの自然の成り立ち等を 見学した。王立にふさわしい素晴らしい植物園だった。(園内は東京ドーム120個分もある広い敷地 であり、車がないととても歩いて回れない。良いツアー、良いガイドに巡り会えて良かった)

 

 

 

 ここで、この原稿は終了します。続きは「チェンマイ散策_2」で上梓します。

     

 

 

 


元旦に初日を拝む

2020-01-01 12:12:24 | 我家の行事等

 本年もよろしくお願いします。  わが家の行事、元旦に見る初日の出、ついで、初詣の様子をご覧下さい。

  初詣から帰ると、食卓にお屠蘇(今年は信州の純米吟醸「真澄」を用意)とおせち料理を 用意し、お屠蘇をグラスに注いで、今年の健康と家族の幸せを願って乾杯し、新年の スタートを切った。  郵便受けを見ると年賀状が来ていたので、これから、確認し発送漏れの賀状に返信を 出すことにしている.

以上。