名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

北から南へ10 -上信越の山4-

2017-08-11 20:58:23 | 百名山の花_上信越

 「上信越の山3」から随分時間がたってしまったが、この上信越の山4にて、上信越の
山を終了したい。
 今回の山は浅間山、四阿山、雨飾山となるが、登山時期が平成23年11月となった
ため、既に草花も実も枯れ落ちて紅葉も終わる時期であった。このため、掲載する写真が
少なく躊躇している内に、掲載時期がズルズルと遅くなってしまった。
 花の写真はないが、紅葉や山の全景写真等を見て、ご容赦いただきたい。

1)浅間山 (2568m) 平成23年11月3日
  かつて、連合赤軍メンバーが立てこもった浅間山荘からのコース(浅間山荘口)を
 出発し、一の鳥居、龍神の滝、三の鳥居を通り、トミーの頭を左手に見て、賽の河原を
 通り、浅間山のガレた登山道に入った。浅間山(本峰)はかつての爆発のため、現在も 
 入山が規制されて、向かいの前掛山から眺めることになっている。
 実は、50年前に前橋に赴任した折、友人と北軽井沢の鬼押出しから浅間山(本峰)に
 登山したことがあり、今回は2回目である。

2)四阿山 (2354m) 平成23年11月4日
  四阿山は山容がドッシリとした富士山のような形の山だ。遠くからもその美しい山容
 を楽しむことができる。紅葉のシーズンも終わりかけたこの時期には花の写真は撮ること
 ができなかった。
  隣の根子岳山頂で休憩しているとハングライダーが上空に現れ、手を振るとそれに
 応えて上空を山頂スルスレに2回旋回してくれた。

3)雨飾山 (2963m) 平成23年11月5日
  この年最後の登山は97座目の雨飾山登山となった。特に難しい山という訳では無いが
 連日の登山で疲れが出てきた感じた。花はないが、山の形が独特で稜線の笹平からみる山頂
 はなかなか綺麗だ。山頂からは360度の展望があり、正に山を征服したという満足感を
 与えてくれる。
  この登山達成により、残りは、筑波山、皇海山、御嶽山(剣が峰)の3つとなった。

 上信越の山 登山記録を掲示します。

 以上で、上信越の山シリーズを終了します。次に、北関東の山(9座)を掲載するか否か
を迷っている。(H29.8.11 山の日記載)                                       以上。

 

 


北から南へ10 -上信越の山3-

2017-05-28 14:22:36 | 百名山の花_上信越

草花を撮る・北から南へ10 -上信越の山3- 苗場山へ

 先に、上信越の山2(火打山、妙高山)を掲載した後、随分時間がたってしまった。
 原画を調べたが、草花の良い写真が少なかったこともある。百名山完登が目前となり
花を撮るよりも、登山を消化する方に意識が集中していたためだろうか?
 苗場山にはナエバキスミレとか湿原のワタスゲが見所かと思っていたが、ナエバ
キスミレは見つけられなかった。
 素晴らしい草花の写真が少なくて恐縮だが、お付き合い下されば幸いである。

 草花を撮る・北から南へ10 -上信越の山3- 草津白根山へ

  草津白根山(本白根山)と所謂「お釜」のある観光ルートとは道路を挟んで反対側に
なる。登山と言うよりもトレッキング、散策といった方がわかりやすい。丘のような
緩やかな山を通り抜けるとコマクサの咲き誇る散策路に出る。これだけ多いと人の手で
繁殖させたのではないかと思われる。
 万座温泉への下山路を通り過ぎ、少し歩くと山頂の標識があった。

 

 草花を撮る・北から南へ10 -上信越の山3- 高妻山へ

  高妻山(2353m)はそれほど高い山では無いが、奥が深く、構えて出かけた。山頂目指
して、歩く方が忙しく、草花の写真は二の次になってしまったのはやむを得ない。九月
とはいえ蒸し暑い夏日で、頂上に着いた時は疲労困ぱいだった。下山時は相棒の体調が
芳しくなく、下山に時間を要し、駐車場に着いた時は真っ暗になってしまっていた。
 これで、百名山完登まであと10座にこぎ着けた。花の写真は少ないがご容赦下さい。

 

以下、個別の写真を掲載します。

苗場山

    

        

     

  

草津白根山

     

   

高妻山

     

   

以上です。

 


北から南へ9 上信越の山_2 妙高山へ

2017-03-20 22:12:04 | 百名山の花_上信越

草花を撮る。北から南へ9 -上信越の山- 妙高山へ

 火打山登山の後、高谷池ヒュッテに宿泊し、翌日早朝に妙高山へ向かった。
 途中、黒沢池ヒュッテの脇を通り長助池分岐から本格的な登山となった。
 妙高山は2万年前頃に爆発によりカルデラが形成され、8000年前頃に
再爆発してカルデラが崩壊し現在のような形状になったそうである。
 火山として形成されただけにかなりな急登であった。登山道には火打山の
ような湿原が無く、草花の種類はあまり見られなかった。山頂からの景色は
素晴らしかった。帰りは黒沢池湿原を通り、笹ヶ峰に順調に下山できた。

<余談> 頂上手前で、後ろから来た人から「おいくつですか?」と聞かれた。
初対面なのに失礼なと思いつつ、無視しているともう一度聞かれた。そこで、
「いきなり他人に年を聞くとは失礼ではないか?」と避難の口調で応えた所、
いやいや百名山の幾つ目ですかと聞いているのだという。それならばと「今回
の妙高山が85座目だ」と応えた。まもなく頂上に達したが、そこでも続きの
話となって、その方曰く「そんなに急いで登らなくても、山は逃げないから
ゆっくり楽しみながら登って下さい。」と言われた。こちらには早く登りたい
理由があるのだと言いたかったが、適当にお茶を濁して、話は終わった。

以下、個別の写真を掲載します。

    

   

      

 

以上です。

 


北から南へ9 -上信越の山2-  火打山へ

2017-03-17 11:27:00 | 百名山の花_上信越

草花を撮る 北から南へ9 上信越の山 火打山へ

 平成22年8月21日、22日と妙高高原の火打山と妙高山へ出かけた。長野道の
妙高高原ICを出て、笹ヶ峰登山口の駐車場へと車を止めた。
 花の時期としてはやや遅いので、どうかと思ったが、意外にいろいろな花を撮る
ことができた。
 最初に火打山を目指した。高谷池ヒュッテ脇を通り、天狗の庭を抜け、火打山に
登った。この山ではミョウコウトリカブトが有名なようだ。その他、ハクサンコザクラ
ミヤマキンバイなどの群落があるようだが、これは時期的に無理だった。ワタスゲは
火打山を背景として群落をなして咲いていた。
 この日は火打山に登り、高谷池ヒュッテまで戻って、ここに泊まった。天気がよく
素晴らしい風景が見られ、花の写真も沢山撮れて、楽しい一日だった。

                                                                   (H29.3.20   草花の名前をメンテしました。)

以下、個別の写真を掲載します。

    

  

     

      

     

     

      

以上です。 

 

 

 

 

 


北から南へ9 上信越の山_1 (平ヶ岳、越後駒ヶ岳、巻機山)

2017-02-24 10:46:47 | 百名山の花_上信越

北から南へ。上信越の山_1 (平ヶ岳、越後駒ヶ岳、巻機山)

 深田久弥の日本百名山の本をめくると24番目から35番目までが上信越の山として
掲載されている。百名山を登山してきて、最後に上信越、北関東などの山々が最後まで
残ってしまった。平成24年7月に百名山を完登したが、最後の2、3年にこの辺りの
山(上信越、北関東)を総ざらいした。急いで回ったため、花の時期にゆっくり花の写真
を撮ることはできなかったが、とれる範囲では登山道脇に咲く花や実、樹木の写真を撮っ
た。秋に登山した山が多いので、花よりも紅葉の写真が中心になる。
 これまで、「草花を撮る。北から南へ」というテーマで北海道、東北の山と花の写真を
掲載してきたが、秋の登山が大半となったので、趣旨替えをして「登山と自然観察。北
から南へ」と変更して登録することとする。

1)平ヶ岳(2141m) H22年10月9日
 民主党が政権を取って、私たち山屋にとっては週末の高速道路料金がどこまで行っても
1000円という信じられない恩恵を受けることができた。名古屋から中央道、長野道、
北陸道、関越道を通り、川口SAにて仮眠し、2時に小出ICをでて、銀山平に向かった。
3時半には銀山平に到着し、3:50出発の登山者向けマイクロバスに乗り、中ノ俣林道
の終点まで運んでもらった。5時には登山開始で平ヶ岳に向かった。生憎の曇り空、霧雨
の中での登山となった。急いで登山し8:30頃には山頂に到達した。稜線から頂上辺り
では雨はやんだが、霧に迎えられ、視界がとれず残念であった。途中、紅葉の樹木と草の
実等を少し撮影することができた。
 帰りのバスは12時に出るというので、9時過ぎには下山の体制に入り、11:30に
下山して、14時頃に銀山平に戻った。

個別写真

      

      

       

       

   

2)越後駒ヶ岳(2003m)   H22年10月10日
 昨日からの雨で登山道は濡れていたが、曇り空の中の登山となった。駐車場から駒ヶ岳
山頂までは、長いアップダウンの続く登山道であった。天気がよければ素晴らしい風景を
見られたと思うが雲に遮られ部分的な山容しか納めることができなかった。駒の小屋で一時
雨に降られたが、登山は順調にこなすことができた。

 下山後、今晩の宿泊先、六日町清水の民宿「やまご」に向かった。インターネットで
調べて、地元の名士らしいと判断して選んだ。ご主人は山岳指導員や狩猟をやられ、大変
な物知りで、巻機山や地元のお話をいろいろ伺って参考になった。

個別の写真

    

    

個別写真は以上です。

3)巻機山(1867m)  H22年10月11日

 巻機山はマキハタヤマと読む。早朝に登山口駐車場に車を止め、登山を開始した。天気は
曇り空であったが、回復するとの予報があったので期待しつつ登った。昼頃から晴れてきて
素晴らしい山容の写真が撮れた。やまごのご主人から山頂からもう少し先の「牛首」までいく
ように進められたのでそこまで進んだ。紅葉の原っぱ、湿原など巻機山の良さを満喫できた。

 実は昨年4月末、2回目の巻機山を訪ね、山麓を散策した。前回、歓待していただいた
「やまご」に宿泊した。やまごでは猪鍋のお相伴にあずかり、また翌日にご主人にお願いして、
「オオヤマザクラ」の見学に案内していただいた。株立ちの素晴らしい野生の大山桜を写真に
収めることができた。

巻機山の個別写真

    

      

     

     

春の巻機山の個別写真

     

       

以上です。