ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



いまの仕事が気にいってて、しっかりキャリアを積んで行きたいんだけど、でも結婚もしたいんだ。結婚って、やっぱり、仕事の障害になるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、1992年に刊行された『幸福のつかみ方』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 はっきり言って結婚は障害になるでしょう。
 というのも、職場で男性同様の仕事をしたいということになりますと、男性も丸一日働いて疲れきっていますが、女性であるあなたもおそらく疲れきることでしょう。そのうえ、家に帰って家事や育児などが待っているとなると、通常の体力の持ち主ではとうていやっていけなくなります。
 そこで、たいていの女性が言いだすことが「夫との家事の分担」ということになります。(中略)ただ、現実に日本の社会を見るかぎり、男性のほうに家事の分担を求める場合、たとえば出産前後とか、一時的にそういう分担をすることは可能かもしれませんが、先行き五年、十年と続いていくことになりますと、負担感も大きくなります。(中略)
 したがって、本格的に職場でキャリアを積んで、男性と同じように仕事をしていきたいと願っている女性の場合には、幸運な付帯条件がなければならないと私は考えています。
 それは、たとえば夫方の母、あるいは自分方の母のどちらかが家にいてくれて、家事を手伝ってくれるというような幸運な状況。あるいは、道を挟んだところで自分の姉妹とか、あるいは親族などがいてなにかと便利な状況があるという状態。あるいは、夫の収入が多く、お手伝いさんを雇えるような状況にある。あるいは、夫と自分の収入をあわせると十分お手伝いさんを雇ってもやっていけるという状態。
 こうした幸運がなければ、女性がキャリアを積み、かつ結婚を障害としないということは、なかなか難しいことだと考えられるわけです。ですから、そのへんを冷静に考えられたほうがよいと思います。
 それでも、他にお手伝いさんなどを雇ってでも、あなたが仕事のほうでキャリアを積んでいくほうが収入的にみても有利だし、将来的にもひじょうに自分の才能を生かせるような仕事であるというならば、その道を選ぶことも可能だろうと思います。(中略)
 もうひとつの問題は、そういう奥さんの場合には、男性の側が不満を持ってしだいに浮気をするような傾向が出てくることだろうと思います。家庭的な気配りのできる女性に惹かれてゆくのです。この分、どうやって魅力をつくり出して、そして、夫の気持ちをつなぎ止め続けるかということは、かなり難しいものがあります。
 やはり、いずれにせよ職場でキャリアを積みながら、結婚を障害としないでやっていくためには、そうとうできた女性であることが必要だと思います。(中略)
 そこであなたはまず、十分に感情のコントロールができなければなりません。また、できれば職場では普通の男性以上に手早く仕事を片づけられる、そういうさばきのいい女性でなければだめなのです。男性と同じ能力でもってしては、おそらく結婚を障害としないで同じだけの仕事をすることは難しいであろうと思います。同じ年代の同じような立場にある男性の、だいたい一二○パーセントぐらいはこなせるぐらいの能力が要求されると覚悟しておいたほうがよいのではないでしょうか。
 自分の甘え心に打ち克ってこそ、道は拓けるものです。社会や制度の不備、あるいは男性の無理解のせいにすることなく、「よくできた女性」をめざしましょう。
(124~129ページ)

キャリアを積みたい女性にとって、やはり結婚は障害になる──。

社会や制度の不備、男性の無理解などが、この障害の原因であることも多いんでしょうけど、大川隆法先生は、それを乗り越えて、甘え心に打ち克ち、自らの力で道を切り拓く、よくできた女性となることを勧めておられます。

この書籍刊行から早くも28年が経過し、結婚しない人や結婚はしても離婚してしまう人が大幅に増え、結婚をめぐる状況は当時と同じではありません。

でも、それはそれとして、ここで説かれているお教えは、とても普遍的な面があるのではないかと私は思っているのです。

『幸福のつかみ方』

 大川隆法著

 

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