あーあ、挫折だよね。まいったなあ。人生にやる気なくしちゃったよ。もう、どうすればいいのかなあ? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『成功の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
こういう人たちが、失意の底から這い上がり、より素晴らしい世界へと出るためには、いったい、どうすればよいのでしょうか。
このような人たちに対して、私は、まず、「目標の設定をしなさい」と言いたいのです。
それは、ちょうど、穴のなかに落ちた人が穴の外に出るための方法と同じです。目標の設定とは、「石なり他のものなりにロープを巻きつけて、外に投げ出す」ということと同じです。できるならば、ピッケルなどにロープを結びつけて、外に投げてみたいものです。そうすれば、それが木の根か何かに引っかかって、ロープはピンと掛り、やがて穴のなかから出ることができるでしょう。
それと同じように、いま、自分が失意の底にあって、そこから外に出たいと思うのならば、まず、「どうすれば外に出られるか」という目標を設定することです。
そのために、私はみなさんに言っておきたいことがあります。それは、「自分が、やる気が出ず、失敗のさなか、また、悲しみのさなかにあるときには、さあ、新たな人生設計をしてみようではないか」ということです。
一枚の白い紙に、人生の目標を設定してみようではありませんか。そこに、大目標、中目標、小目標を書いてみようではありませんか。また、別の計画表には、いますぐできること、近い将来にできること、ずっと将来に目指すべきこと、こういう目標を設定してみようではありませんか。
この二種類の目標設定が大事だと思います。穴のなかから違い出していくためには、どうしても目標の設定が必要なのです。大目標、中日標、小目標を書いてみることです。また、身近な目標、少し将来の目標、かなり先のほうの目標をつくってみることです。
そして、まずやるべきことは小目標の実践です。また、時間的に見て、手近に始められるものから実践することです。どうやってロープをよじ登るかを、具体的に考えてみることです。
この場合に、二つの道があると思います。一つは、「まったく新たな道を開拓する」ということです。「いままで思いも寄らなかったような、新たな道を歩んでみる」という方法があります。もう一つの方法は、「またゼロからやり直してみる」という方法です。
しかし、私がここで言っておきたいことは、「いま、あなたがたの心のなかにある苦しさや失敗感が、人間関係によって生じているものならば、それは必ずや変更が可能であり、改善が可能である」ということです。
人間には天変地異を起こすほどの力はありませんが、「人間関係で苦しんでいる人が、その人間関係を、時間の流れのなかで改善していく」ということは、充分に可能なことです。
(69~72ページ)
「目標設定」は、いわば、穴のなかに落ちた人が、穴の外に出るための方策である。
大目標、中日標、小目標を書いてみる。また、身近な目標、少し将来の目標、かなり先のほうの目標を書いてみる。
そして、小目標の実践。また、身近な目標の実践。そのためになすべきことを具体的に考えてみること。その場合に、一つには、まったく新たな道を開拓する方法、もう一つは、またゼロからやり直してみる方法がある。
その際、現在の挫折感の原因が、人間関係によって生じているものならば、それは必ずや時間の流れのなかで改善することは可能である──。
なんと具体的で救済力に満ちた教えなんだろうと、改めて思います。
この教えを、まずは受け入れ、そして実践することで、必ずまた、人生のやる気は復活していくのだと私は確信しているのです。
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『成功の法』
大川隆法著 |
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