起業家精神って言葉、聞くことがあるんだけど、どういったものと考えればいいの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『未来産業のつくり方』(幸福の科学出版)で、ソニーの創立者・盛田昭夫氏の言葉(霊言)を、次のように紹介されています。
君たちは、あれだろ? 「ビー・ポジティブ」と言っているんじゃないか。
私も下手な英語で、ずいぶん世界を飛び回ったんだけれども、ビー・ポジティブなんだよ。積極思考がないと、やはり駄目(だめ)だ。起業家精神を別な言葉で言えばビー・ポジティブなんだよ。
ネガティブだったら、何をやったって、全然、成功しないさ。ポジティブであれば、どこの国の人であろうと、どんな民族の人であろうと、後れて始まろうと、やがて大きくなって追いつき、のし上がってくるんだよ。
ソニーも、今は、世界中で知られているし、アメリカの会社のように言われている。アメリカ人のなかには、「ソニーはアメリカの会社だ」と思っている人がいっぱいいるよ。名前が英語だからね。
しかし、元は木造二階建てのぼろっちいところから始まっているんだ。(中略)いやあ、最初は大変なんですよ。創業期というのは、どこもみな大変でね。一般に、成功の要因が何もないように見えるものなんだよ。
われわれも、戦後の焼け野原のなかから始めたからね。もう、なーんにもないよ。技術だって、無線か何かの“親戚”のようなものから始めたんだ。それが、こんなにいろいろなことができる世界的な企業になるなんて、夢にも思わなかったねえ。
昔は、早い話が、トランジスタのセールスマンみたいなスタイルだったよ。まあ、「ソニースピリット」とか、言い方はいろいろとあろうかと思うけれども、基本的には、ビー・ポジティブだな。やっぱり、積極的なものの考え方で発展を目指すことだ。
それと、新規なことというか、新しいことに関心を持ち続けることだね。同じことばかりやっていては駄目で、常に新しいものに関心を持ち、アンテナを張ることだ。
新しい人に会う。新しい商品に関心を持つ。新しい所に旅行する。新しい場所に行ってみる。新しい商品をいろいろと調査したり、新しいビジネスチャンスを探す。そういう「好奇心の塊」かな。
「好奇心の塊」と「ビー・ポジティブの精神」が重なれば、起業家として必ず大きくなるんだよ。(中略)
ソニーは、一般に技術の会社だと思われて(中略)いるんだが、実際は、ソニーは販売が強いんだよ。ソニーは販売の会社なんだ。(中略)やはり、「売り込む情熱」なんだよね。それが大きくする原動力だ。(中略)
言い方を少し間違うと、非常に誤解を生むんだけれども、「いかにして世界最高の製品であることを相手に信じさせるか」ということが、世界企業をつくるポイントなんだ。「いかにソニーの製品が世界最高であるか。最高品質であるか」ということを信じさせる。(中略)
どこの製品も、そんなに大して変わりはしないんだ。ライバル社はたくさんあるから、どこの製品を使おうとも、それは好みの問題であることは間違いない。(中略)そういう意味では、営業力というのは無視できないものだよ。最高のサービス、最高の営業を続けるというのは、大事だよなあ。
(160~169ページ)
起業家精神を別な言葉で言えば、ビー・ポジティブ(Be Positive)、積極的なものの考え方で発展を目指すことである。
また、新しいことに関心を持ち続け、アンテナを張って、「好奇心の塊」になること。
さらに、「売り込む情熱」が企業を大きくする原動力であって、営業力は無視できない──。
この霊言集を通読すると、ほんとうにPositiveですし、好奇心の塊ですし、また情熱の凄いことすごいこと。
まさに盛田さん自身が、この言葉どおりの起業家精神を、自ら体現する方なんだってことに、気づかされます。
やっぱり盛田さんって方は、天上界に還った光の天使だったんですね!
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『未来産業のつくり方』
大川隆法著 |
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