ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



靖国参拝について、天上界の昭和天皇はどう考えてるの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『保守の正義とは何か』(幸福の科学出版)で、まさに昭和天皇その人の言葉(霊言)を、次のように伝えておられます。

 これは宗教的なものを伴わなければいけませんので、やはり、天皇家が、その責務を本来は負わなければならないと思っております。
 しかし、私の代に、靖国参拝が政治利用されることを深く憂慮して、靖国に行かなくなったことが一つの災いの種となって、その後、「内閣総理大臣の靖国参拝は是か非か」というようなことがマスコミのテーマになったり、政治家の色分けの基準になったり、また、中国との外交関係の“リトマス試験紙”として使われたりしています。そのことに関して、「はなはだ遺憾なことである」と思います。
 靖国参拝は、基本的には、宗教的行為だと思います。(中略)基本的に、靖国参拝は、「天皇がまず参拝をし、先の大戦で悲惨な運命を辿った人に対して、“遺憾の意”を表するのではなく、慰霊をする」ということが大事です。安らかに、安らかに天上界に還るように、靖国で、祈願・祈祷するのが、本来の職務であります。
 現在、「それをするためには、憲法改正が必要である」という解釈が主流であるならば、残念ながら、できないけれども、そうであれば、皇居内にて、公開することなく、慰霊の行事をすべきであると思います。
 靖国という場所そのものが問題ではありません。慰霊の気持ちは、亡くなった者には通じるものでありますから、天皇が、「戦死した方々を慰霊する」という思いを心のなかで伝えることは非常に大事であるし、「これが、日本神道の長としての天皇の本来の役割である」と思っております。(中略)
 同じ国民として、国を護るために戦った英霊を、日本の国内において、きちんと慰霊し、慰撫し、「天上界にお還りになれるように」とお祈りするのが、天皇の本来の職務です。「それを認めない」というのであれば、「教育ならびに言論は、左翼的なマスコミの影響下にある」ということかと思います。
 ですから、右翼こそ、言論の自由や信教の自由を護るべく、強く主張しなければならない立場にあるのではないでしょうか。
 また、「国交上の友好関係を保つかどうか」の問題があるので、非常に難しいのですが、「朝鮮半島の方々や中国大陸の方々が、心証を害される」というようなことが報道されるので、歴代の内閣は大きく影響を受けているのだろうと思います。
 ただ、私は、靖国問題を交渉の種に使って、日本政府を揺さぶってくる諸外国の勢力については、残念ながら、あまり好感は持っておりません。
 なぜならば、われわれ日本人は、例えば、原爆で亡くなった方々に対して、慰霊は行っておりますけれども、原爆を落としたアメリカ人に対して、呪いの言葉をかけたり、恨みの言葉を発したりしているわけではありませんし、他の国の国民に対しても、同じようにしているはずです。
 基本的に、「自分の国の国民で、戦死した人たちを慰霊する」ということは、やはり、その民族の誇りでもあるし、義務でもあると思っております。
(65~71ページ)

靖国には、天皇がまず参拝をし、先の大戦で悲惨な運命を辿った人に対して、安らかに天上界に還るように、慰霊をすることが大事である。

憲法上、それができないのであれば、皇居内にて公開することなく慰霊の行事をすべきである。

それが、日本神道の長としての天皇の本来の役割である──。

とても上品に表現しておられますが、昭和天皇はやはり、内閣総理大臣の靖国神社参拝の問題で、近隣諸国がいろいろ難癖をつけてくるのはおかしいと考えておられるのだと思います。

ましていわんや、自衛隊の方々が靖国神社に参拝したことが問題だなどとは、絶対に言われないだろうと、私は強く思っているのです。

 

『保守の正義とは何か』

 大川隆法著


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