愛に生きたいよね。でも、どうすれば、愛に生きたことになるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『限りなく優しくあれ』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
また、愛のなかで「許し」の部分が大事であることも語ってきました。
愛において、もう一つ大事なことは、「多くの人のために、他の人のために、自分の時間、自分のエネルギーを割く」ということです。
愛は、いろいろと難しい議論を含んでいますが、あえて二つに要約するならば、愛には、「許し」の側面と、「自分のものを惜しまず、自分のものを節してでも、多くのものを他の人に与える」という側面があります。
後者は、他から奪い搾取する思いを捨て、できるだけ他に与えていこうとする、そういう思いだと言えるでしょう。「一日二十四時間のなかで、どれだけ多くのものを他の人に与えることができるか」、こういう考えの下に生きていくことが、「愛を生きている」「愛に生きている」ということだと私は思います。
「他の人からしてもらうことは、できるだけ少なく、他の人にしてあげることは、できるだけ多く」という思想を持って生きていく人が、世の中に満ち溢れるならば、地上は必ずや天国になり、幸福に満ち溢れることになるのです。
私は、「人間らしさの根本は、不安定な心理が、許しを得て、美しいものへ、善なるものへと転化していく過程にある」と思います。そして、「自分も他人も、悪を犯しうるものではあるが、できるだけ多くの善を生み出す努力をしていくところに、人間らしい営みがある」と考えます。
悪の産出をなるべく少なくし、善をできるだけ多くつくり出していくことが大事です。これは、別の面から見るならば、自分が得ようとするものは少なくし、多くのものを人々に与えていこうとする過程でもあります。こういう行為が増えることによって地上の悪は少なくなるのだということを、深く深く理解していただきたいのです。
(116~118ページ)
「愛」を、あえて2つに要約すれば、「許し」の側面と、「自分のものを惜しまず、自分のものを節してでも、多くのものを他の人に与える」という側面がある。
「愛に生きる」というのは、この後者、1日24時間のなかでどれだけ多くのものを他の人に与えることができるか、という考えの下に生きていくことである。
他の人からしてもらうことはできるだけ少なく、他の人にしてあげることはできるだけ多く、という思想を持った人が世の中に満ち溢れるならば、地上は天国になる──。
今日は要するに、「愛に生きる」という角度から、地上天国の創りかたを教えていただいたのだと私は思っているのです。
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『限りなく優しくあれ』
大川隆法著
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