ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



ものすごい借金なんだ。毎月のローンは増える一方なのに、給料は減らされてるし、会社の業績も厳しくって、リストラにあいそうだしさ。もう、どうすりゃいいの? なーんて深刻な悩み抱えている人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福へのヒント』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 まず、単純に、自分の家の収入と支出を表にして、一枚の紙に書いてみればよいのです。
 一方には、現在の収入や、今後の収入の予定を書きます。(中略)
 もう一方には、現在の支出や、今後の支出の予定を書きます。家賃なり、ローンなり、子供の学資なり、その他、子供の結婚資金だ何だと、いろいろあるでしょう。それらが、どの程度あるのかを書いてみるのです。
 そして、どこかに無理がないかどうかを見て、もし無理があるのであれば、まずは支出をできるだけ減らすことです。無駄なものを削らなくてはなりません。
 たとえば、外車を持っていたら、それを売り払います。外車だと、ガソリン代も、もったいないので、まず、それを売り払います。
 次に、「授業料の高い学校に子供を通わせる」という妙な見栄は捨て、歩いて通える公立の学校にします。
 奥さんは、高価なアクセサリーを身につけることはやめ、ダイヤモンドの指輪などは売って、非常に質素な身なりにします。
 それから、付き合いのために外で飲み食いし、カラオケで歌ったりする生活はやめます。「酒を飲むとアレルギー症状が起きるので、酒は飲めない」「いまは声が出ないので、歌は歌えない」などということにします。こうして、無駄な、見栄の付き合いはやめます。
 ゴルフは、お金がかかるので、ぎっくり腰になったことにして、やめます。
 こうすれば、月に十万円以上の節約ができるかもしれません。
 このようにして、切れるものを、できるだけ切っていくのです。他の人たちから、「あいつ、ケチだな」と言われようと、「嫌な奴だな」と思われようと、自分の家の〝コストカッター″と化さなくてはなりません。(中略)
 収入のほうは、会社で昇進でもしなければ、増えることはあまりないかもしれません。また、クビになったりすれば、収入はなくなります。
 そこで、収入について、今後、増えるめどがあるかどうかを、沈着冷静に考えてみる必要があります。
 たとえば、「自分は、生涯、管理職にはなれないこともありうる」と思ったならば、その場合の収入構造を先々まで考えてみるのです。また、自分の健康状態を見て、どこまで働けるかを考えます。
 その上で、奥さんと冷静に話し合うのです。「たぶん、おれは一生ビラだと思う。課長になるには平均以上の実力が必要だが、おれの実力では、まあ、無理だろう」と話し、「この収入で、このあと暮らせるだろうか」ということを相談します。
 そして、暮らせないとなったならば、「悪いが、おまえも、ちょっとパートに出てくれないか。近所のどこかに募集広告が出ていたよ」と言って、パートに出てもらいます。
 そのような方法によって収入を増やし、一方では支出を減らすのです。
(24~28ページ)

借金が返せそうにないというのは、収入と支出のバランスがとれていないのだから、まず単純に、収入と支出を一枚の紙に、表にして書いてみる。

そして、どこかに無理がないかを見て、無理があるのであれば、無駄なものを削って、まずは支出をできるだけ減らす努力をすること。そういう場合に限って、収入に見合ってない支出の生活をしていることが多い。たとえば外車とか、子供の私立学校、奥さんの高価なアクセサリー、付き合いと称する飲食やゴルフなど。

収入については、今後、増えるめどがあるかを冷静に考え、むずかしければ、奥さんにも働いてもらうようにするなど、建て直しを図る──。

幸福の科学は宗教ですけれども、大川隆法先生は、〝だから仏さまにすがりなさい″とか、〝お祈りしなさい″などとは説かれません。

まずは、この世的な智慧(ちえ)として、収入と支出のバランスをとる努力をする。

その際にもっとも邪魔になるのが、たとえば見栄や、これまでの虚栄の生活にしがみつく「我」の心なのでしょう。

大川隆法先生は、ちょっとユーモラスに説いて下さってますけど、でも実は、その大半には、自分が自分の努力の範囲内で、打ち勝つことができるってこと。

もちろん、もう自分だけではぜんぜん対応できないほど事態が悪化している場合には、弁護士などの専門家に相談したりする必要があるかもしれません。

また、自分でできる最善の努力をした上で、仏神への祈願をお願いするような段階があるかもしれない。

でも、そういう場合があることを当然の前提として、今日のお教えは、最初期の段階に関して説かれているのだと私は理解しているのです。

『幸福へのヒント』

 大川隆法著

 

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