あーあ、オレってあきっぽいし、短気で怒りっぽいし、人が良すぎてすぐ騙されちゃうし、どうにもこうにも、こういう自分じゃ、成功なんてできないよね。・・・なーんて悲観してる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
大人になると、自分の惨めさや劣ったところに対する劣等感などが、だんだん強くなってきて、そういうものを意識している自分を「不幸だ」と思う人が多くなります。「自分は、こんな欠点があるから不幸だ。これがあるから幸福になれない」「自分は、こんな悩みがあるから幸福になれない」「自分は、この劣等感から逃れられないから不幸だ」と思うのです。
確かに、主観的にはそうなのですが、客観的にはそうでないことが多いのです。なぜなら、自分自身の欠点や弱点、失敗しやすい点を知っている人には、「自分は何をなすべきか」ということが非常に簡単に分かるというメリット(利点)があり、そういう人は、自分のやるべきことが、かなりはっきりしているからです。
自分の失敗や欠点に直面したときに、「何がいけなかったのか。何をしなければいけないのか」ということが、他の人に教わらなくても自分自身で分かるので、〝家庭教師″が要らないのです。
失敗をしたときには、「どうしたらよいのか」と悩むものですが、悩むなかに、すでに成功への芽が出ています。その失敗のなかに教材が入っていて、次に自分のなすべきことが、もう出てきているのです。
そのような捉え方をしていく必要があります。
ある意味では、成功の連続ほど怖いものはないのです。なぜなら、成功のなかには次の失敗の種があるのですが、成功しているときは、それに気がつかないことが多いからです。その時点では気がつかずに、五年後、十年後に、「あのあたりに、すでに失敗の種があったのだ」と分かることがよくあります。
したがって、成功はうれしいものですが、怖い面もあります。成功がほかのものを覆い隠してしまい、失敗の種や欠点が見えなくなることがあるのです。
何かの失敗をする場合には、その種は、必ずと言ってよいほど、順調なときにまかれていたものです。ところが、それに気がついていなかっただけなのです。
そういうことを、よく知っておかなくてはいけません。
(30~32ページ)
自分の欠点や弱点、失敗しやすい点を知っている人は、次に何をなすべきかを知っており、他の人に教えてもらう必要がない。
失敗しても、そのなかに教材が入っていて、次に自分のなすべきことが出てきている。
成功の連続ほど怖いものはない──。
今日は一見、逆説的ですが、誰もにあてはまる、ほんとに深いお教えをいただいたんだと思います。
大川隆法先生のこのありがたいお教えに素直に従って、欠点が多い自分を逆手にとることで、長い人生、着実に勝利への道を歩んでいきたいものだと私は思っているのです。
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『幸福の法』
大川隆法著 |
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