せっかく涼しい秋がやってきたのに、とにかくやる気が起きないんだ。何もできないんだ。どうすればいいの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『「幸福になれない」症候群』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
やる気を起こすためには、どうすればよいのでしょうか。やる気が起きないのならば、それを自力で起こしてみせることが大切です。そのためには、目の前に目標をぶら下げることです。(中略)
手近なことのなかで、「少なくとも、これはやった」と思えるような目標を探すことが大切です。要するに、努力して手近な何かを改善し、その達成感、成功感を味わってみることが大事なのです。
たとえば、受験生であれば、いきなり全科目で抜群の成績をあげようと考えるのではなく、不得意科目が少しでもよくなるように、あるいは、得意科目でより高得点が取れるように、とりあえず何か一科目を選び、その科目を強化していくことです。こうしたことを考えるべきです。
また、会社のなかで業績不振に陥り、やる気がなくなっている人であれば、「あれもしよう。これもしよう」と欲張らずに、「いま自分にできることは何か」ということを考え、手近なことのなかに改善点を見いだしていくのです。
仕事ができずに、いつもイライラしている原因は、単に書類の整理の仕方が悪いことにある場合もよくあります。ビジネスマンで、いつも落ち着きがなくイライラしている人は、たいてい書類の整理が悪いのです。
その場合には、悩むのをやめて、机の上や引き出しのなかの書類を整理することです。処理済のものと未決のものをきちんと分け、未決の書類はいつまでに片つけなければいけないのかを、はっきりさせることです。こうした作業をするだけで、非常にすっきりとして、やる気が起きてくることがあります。
主婦の場合も同じです。たとえば、「部屋を掃除しなければならない」とは思うのだけれども、そうした思いに追いかけられるばかりで、どうしても掃除をする気が起きないということがあるかもしれません。(中略)
月曜日はトイレの掃除、火曜日は台所の掃除、水曜日は居間の掃除、木曜日は寝室の掃除、金曜日は庭の手入れというように、分割していく方法があります。一度の家全体を掃除しようなどと思うから大仕事になり、年末にでもならないと掃除ができないことになってしまうのです。
(56~60ページ)
やる気を起こすためには、自分で目の前に目標をぶら下げること。
努力して手近な何かを改善し、その達成感、成功感を味わってみること。
まずは机の上や引き出しの書類を整理することから始めてみること。掃除であれば、少しずつ分割して実行していってみること──。
つまり、手近なところから工夫することで、やる気を自家発電していく、ってことなんだと思います。
いま疲れていて、やる気が出ない感じがしているみなさん。
大川隆法先生のこのお教え、ちょっと自分で実践してみれば、まさに効果抜群であることがすぐに確認できると私は思っているのです。
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『「幸福になれない」症候群』
大川隆法著 |
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