幸福実現党って、消費税の増税に反対してるんでしょ。なんでなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊『マキャヴェリ「現代の君主論」とは何か』――リアリズムなき平和主義への警告(幸福の科学出版)のあとがきで、次のように説いておられます。
先日の総選挙(二〇一四年十二月)で、私の創立した「幸福実現党」は、消費税を8%から5%に引き下げるべきだと主張した。多少の反応をしたのはスポーツ紙と地方紙の一部ぐらいである。大手紙も大手TV局も、例によって談合的に黙殺した。増税しなければ、老人福祉に手が回らず、弱者救済ができないと固く信じている(深く洗脳されている)からである。
実際は二〇一四年四月に消費税を5%から8%に上げてGDPは十五兆円減り、その結果、税収も三兆円減った。共産党や社民党の増税反対と、幸福実現党の「税率を上げると税収が減るので、上げるべきではない」という主張の違いに対して、はっきり解説したマスコミは皆無だった。国民の知る権利を侵害している。そして「リアリズム」がないのである。自分たちの間違いへの反省もない。
「文科省は大学教育に口を出すな。小中の義務教育だけやっておればよい。」と書いてあるのも、本一冊程度である。
もっと賢くなってはどうかと言いたくなる。
(166~167ページ)
幸福実現党は、「税率を上げると税収が減るので、上げるべきではない」という主張している。これは、2014年4月に消費税を5%から8%に上げて、GDPは15兆円減った結果、税収も3兆円減ったことで分かる。
共産党や社民党の増税反対とはまったく違う理由であるのに、これをはっきりと解説した大手マスコミは皆無であり、国民の知る権利を侵害するとともに、リアリズムがなく、洗脳された自分たちの間違いへの反省もない。
もっと賢くなってはどうかと言いたくなる――。
完結な解説になっていますが、消費税の増税反対の理由は、もうこれですべて分かるのではないでしょうか。
それにしても、大川隆法先生が、あの有名なマキャヴェリの霊言が収録された本書で、このようなあとがきを書かれたのは、なぜなのでしょう。
マキャヴェリは、「マキャヴェリズム」(権謀術数主義)という言葉の語源になった有名な政治思想家です。
拝察するに、本書でマキャヴェリの言葉を学ぶことで、人は(そして大手マスコミも)もっと賢くなれるということかもしれないと私は思うのです。
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『マキャヴェリ「現代の君主論」とは何か』大川隆法著
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