ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



日米関係って、どう考えればいいのかなあ。アメリカって、すぐ戦争おこしちゃうような国に見えるしさ、やっぱし大事なのは国連じゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『朝の来ない夜はない』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 日米関係を堅持しなければ日本は危機に陥ります。
 もし日本が外国からミサイルを撃ち込まれても、今、日本に代わって、その国に反撃してくれる国は、アメリカしかないからです。(中略)
 アメリカという国は、非常に乱暴な国です。『ドラえもん』で言えば、ジャイアンのような国なのです。すぐ怒って、殴ったり蹴ったりするような、乱暴な面があり、やや品性に欠けた国ではあります。
 しかし、不思議なことに、その暴力のあとは結果がよくなるのです。この不思議さは何とも言えません。
 あえてよい言い方をすれば、外科手術のようなものでしょう。外科手術は痛いものです。普通は、「体を治したいので、体を切る」などと言うと、相手は嫌がるでしょう。「嫌だ。俺は生きたいのだ。殺す気か」と言って相手が暴れても、悪いところをバサッと切り、取り除くと、結果がよくなるという意味で、外科手術のようなものだと言えます。アメリカは、政治・外交のレベルで、こうしたことを平気でやるのです。
 アメリカは、世界を見ていて、ガン細胞のように思えるところがあれば、そこを徹底的にやっつけたり、取り除いたりするわけです。それは、「各国は平等である」という考え方から見たら、非常に乱暴に見えます。しかし、現実には、「ジャイアンが暴れたあとに平和が来る」という、不思議な現象が起きているのです。(中略)
 小沢一郎氏が率いる民主党は、「日米関係の重視は当然だが、それと国連中心主義は両立する」というようなことを言っています。しかし、小沢一郎氏の考え方は間違いです。
 国連には常任理事国が五カ国あります。それは、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国です。そして、このなかのロシアと中国には、潜在的に、次の覇権戦争を起こす可能性があるので、「国連が日本を護ってくれる」ということはありません。
 国連には、「お墨付きを与えてくれる」「各国の意見を集める」というような役割はありますが、日本にとっては第二次的なものだと思います。
 日米関係を崩すのであれば、日本は、完全に独自防衛をして、自分の判断でやっていけるようにしなければ危険です。
 日本人には、そこまでやる勇気があるのでしょうか。その勇気がないことを、二〇〇七年の参議院選挙で示したのではないでしょうか。自民党が衆議院選挙で大勝したあと、参議院選挙でも自民党が勝てば、憲法改正などができたのに、参議院選挙では自民党が負けました。
 それは、日本人に、その勇気がない証拠なのです。多くの日本人は、「日本は、このままでいたい。一国平和主義で、アメリカが護ってくれればいい」と思っているのでしょう。
 そうであるならば、日本はアメリカと非常に強力な関係を持たなければ駄目なのです。
(79~86ページ)

日米関係を堅持しなければ、日本は危機に陥る。

アメリカという国は、非常に乱暴で、やや品性に欠けてはいる。ただそれは、政治・外交のレベルで、相手の意志に反しても外科手術をやってしまうようなもので、その暴力のあとは結果がよくなっている。

国連は、安全保障理事会の常任理事国にロシアと中国が入っているため、国連が日本を護ってくれることはない。

日本は、独自防衛をする勇気をもてない以上、アメリカと強力な関係を持ち続けなければならない──。

大川隆法先生は、外交や政治というのは、好き嫌いで考えるのではなく、冷徹な国際関係について幅広い視点で考えないといけないと、私たちに教えて下さってるようです。

昨日の北朝鮮の長距離ミサイル発射は、日本の防衛上、大きな危機だったわけで、テレビや新聞もなんだか騒然としています。即時、北朝鮮への非難声明を出したアメリカのオバマ大統領に対して、国連の安全保障理事会は、ロシアと中国の反対で、翌日になっても何も決められないでいるようです。大川隆法先生が指摘されているとおり、国連は日本を護ってくれそうにありません。

つまりは、外交の基本に関する今回のお教えは、まさに目前の問題への直接的な回答として理解すべきなんだってこと、なんですよね! 



『朝の来ない夜はない』

大川隆法著


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