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ここ数ヶ月インターンで社長が書いている本の手伝いをしている。書いているのは満員電車にまつわる本。マニアックなテーマだが内容はマニア向けではない・・・と信じている。まあ、発売は2月とまだ先の話だから発売の折にはまたブログで告知してみようと思っている。

この本の執筆を手伝うためにいろいろと満員電車について調べているのだが、調べていると満員電車も奥が深いということがわかった。

つい先日2006年度東京都市圏各路線のの混雑率が発表された。それによると一番込む山手線の上野→御徒町の混雑率は216％とある。よく報道で混雑率200％は新聞の読めない混雑率と報道されている上現在一番混雑している路線の混雑率が200％強くらいなので200％というとめちゃくちゃ込んでいるイメージがあるが、200％という混雑率は満員を表している数値ではない。

いわゆる満員電車と呼ばれる電車の混雑率は250～300％以上の状態を指している。この300％という数値は見慣れない数値だが昭和40年ごろの青梅線や横須賀線では混雑率が300％を超えていたし昭和20年代後半まではわずかであるが400％を越えていた路線も存在した。そう考えると今の電車は結構すいているものなのだと思う。

が、最近いろいろなデータを調べているうちに現在の田園都市線の混雑率はこの当時の混雑に近いものではないかと思ってきた。公表されている混雑率は196％だが、新聞を読むどころか手がまったく動かせない上、込んでいてドアが開かないこともあるということは限界に近い乗客が乗っていることをあらわしている。当然混雑率196％はうそだろう。

高校のころは田園都市線の混雑は標準的なもので公表混雑率のもっと高い路線は日々大変なことになっているのだろうと思い電車に乗っていたが、どうやら田園都市線の混雑の方が異常なのであって他線の込み方はむしろ平和なほうであることに今回の調査で気づいた。混雑も乗っていればなれるものらしい。ちなみに朝の田園都市線の急行は立っても問題なく寝ることができますｗｗ


うう、風邪が治らん。。忘年会までに直るだろうか・・・