徒然草 featuring Mr.松山

松山の松山によるすべての人々のためのブログ

富士山には魔物がすむ

2011-08-30 01:40:59 | 雑感
土日で会社の上司+同期総勢20名で富士山に行ってきた。二度目だし時間にもゆとりのある行程だし、余裕だろうと思っていたら死ぬ思いをした。やはり、日本最高峰の山をなめていはいけない。

今回の登山の特徴はご来光を見るため、夜間に登山をしたということ。。小生、山には幾度となく登っているが、夜間に登山するのはこれが初めて。。思えばこれが今回の登山を過酷なものにした主要因だったように思う。夜間の登山はいかんせん寒い。今回登った日は特に寒かったとみえ、雪がちらつく始末。これがなかなか体力を奪った。また、夜通し登った疲れと寒さのせいで、山頂近くでは息が尋常でなく苦しく、一歩踏み出すのに朝ベットから這い出るのと同じくらいの辛さをともなった。よく頂上までたどり着けたと思う。まあ、とにもかくにもキツイ登山だった。

いきなり今回の登山のマイナスポイントだけ列挙してしまったが、もちろん今回の登山にもよさは多分にあったと思う。

まず、星と夜景がとてもきれいだったということがある。富士山は標高が高いから星は近くに見え、街の夜景が遠くに見えるという普通と逆の見え方をする。そして、辺りは登山者のライト以外闇だから、登山者が通らなければどちらの光もとても澄んで見えた。これが見えたことで、疲れも大部軽減された。

次に、登山者が放つライトの光が幻想的だったということがある。富士山をご来光目当てで夜登る登山者は半端なく多い。どれくらい多いかというと、登山者のライトだけで、暗闇でも登山道がどこをどう走っているかしっかりと把握できるほど多い。無数の光が一心に富士の頂を目指しゆらゆらと揺れながら進んでいく様は幻想的であり、同時に少し不気味でもある。前述の星・夜景と合わせて「夜の富士がおりなす3つの光のシンフォニー」と言ったところだろうか。一見の価値はあると思う。

最後に、ご来光。が、これは残念ながら見ることができなかった。。ちょうど太陽が出るところに雲が出ており、きれいな朝焼けと雲海は見ることができたのだが、肝心な太陽は見えなかったのだ。それでも、朝焼けと雲海だけでも登ってきた疲れを癒すだけのパワーはあったと思う。次に期待といったところだろうか。もっとも今のところもう一度登る予定は全くないw

トータル的にみると、よかったのか悪かったのか釈然としない登山だった。そうはいっても、よい経験だったのは事実だし、職場の上司たちとより仲良くなれたのも事実。いい思い出になったというのが今回の登山の漠然とした総括のようだ。

写真は富士山からのご来光(太陽なし)と雲海。

強敵現る

2011-08-25 00:12:51 | 雑感
小生、自称なかなかの大食いである。普段から米は1食で1合半くらい食べるし、スタ丼に行けば飯増し増しくらいにしないと足りない。ゆえに、最近どんな店に行っても食べきれないということはなく、大食い界の主になったのではないかとすら思っていた。

で、今日仕事が早く終わったので、上司と量が半端なく多いことで有名という虎ノ門のビックラーメンなる店に連れて行ってもらった。そこの名物が写真にあるラーメン。。うん、店内では平生を装ったいたが、この量にはさすがに度肝を抜かれた。二郎ほどのこってり感はないが、量は二郎の比ではない。しかも、よく見ると分かるが、乗っているのは概ねもやし。序盤は延々と味のないモヤシを食べ続け、それが終わり麺にたどりつく頃には、結構な満腹。しかし、味のないモヤシを食べただけだから満足感はない。その後麺を食すわけなのだが、これの量がまた多い。一見すると麺はそれほど量がなさそうなのだが、なんのことはない。モヤシで麺が圧縮された結果、体積が少なくなっているだけなのである。そんなこんな大苦戦した揚句、結局完食はできなかった。久々に味わうこの屈辱感・・・。しかも、食した大半がモヤシであるだけに、満腹なのだが満足感はなく、さらにモヤシの消化が異常によいため現在はものすごい空腹に襲われているという始末・・・。リベンジしたいという意識はあるが、マイナス要素を鑑みるとリベンジするべきではない気もする不思議な食べ物であった。

ああ、腹減った。。明日は朝マックしようw


会社の同期とは

2011-08-23 00:04:01 | 雑感
会社の同期とはなかなか複雑な存在だと思う。友達であり、仲間であり、時にはライバルでもある。まあ、入社後時間が経てば経つほどライバルとなることが多いと聞くが、ライバルとて純粋な敵ではない。。競争がなければお互いが磨かれることもない。

そんな会社の同期、小生には自分を入れて68人いる。3年以内に新入社員の3割が辞めると云われている昨今だが、うちの会社は例外らしく3年目に突入した時点での離職率はなんと0%。この数値だけ見るとなかなか優秀な会社であるように思う。

ところが、今月になってついに一人離職者が出てしまった。それも小生と非常に仲の良かった同期である。最初に書いた区分でいえば「友達」に含まれるような奴だったのだが、いつの間にか辞めてしまっていた。色々な事情があったのだろうが、入社直後の研修所で同室になって以来仲良くしてきた奴だっただけに、とても残念であり、そして何より寂しい。会社の同期とは所詮会社という場を共有しているからこそ成り立つものである。そう考えると、会社の同期とはなんと浅い関係なのかと思う。今、あいつはどうしているのだろうか。

友達と恋人の違いではないが、友人と会社の同期の間には曖昧ではあるが確実な違いがあるように思う。残酷なようだが、これがあるからこそ仕事とプライベートの境界も生まれるのだろう。違いは必要なのか。

今日、奴から以前受信したメールを読み返してふとこんな感情が頭をよぎった。

養老渓谷

2011-08-22 00:17:10 | 雑感
土曜日にあざみ野バイト時代の仲間と房総半島縦断の旅をしてきた。千葉県の鉄道に乗り放題のフリー切符があったため、この企画を実行するに至ったのだが、たかが千葉されど千葉で、房総半島も中の方に行くと結構山深く渓谷美であり、なかなか発見の多い旅であった。この土曜日が涼しかったせいか、温泉もとても気持ち良く、リフレッシュには最適な場所だったと思う。もっとも、涼しすぎて電車での旅にも関わらず道中ビールは一滴も飲まないという異例の旅になったがw(夜は飲んだ)

今回、訪れたルートは東京から総武快速と外房線で大原まで行き、第三セクターのいすみ鉄道・小湊鉄道で五井まで抜けたのち、内房線・総武快速で東京に戻るというもの。いすみ鉄道・小湊鉄道などは普通に生活していればまず乗ることはない鉄道だが、ザ・ローカル線という表現がふさわしい鉄道で、駅・車両・景色ともにのどかで古めかしく、マニアでなくてもそこそこ面白い。
また養老渓谷も滝やら温泉やらあり、房総半島=海というイメージを塗り替えてくれる。ただし、物価は少し高い気がする。少なくとも小生が行った温泉は入浴料もレストランも高すぎると思うが・・・
まあ、今ならフリー切符をつかって東京から2000円くらいで行ってこれるので、興味のある方はぜひ行かれてみてはいかがだろうか。

さて、房総半島を縦断したのち、夜は溝の口で飲み会。久しぶりにテンション全開で騒げた気がする。最近全開で臨める飲み会が少なくなりつつあるからとても楽しかった。しかも二日酔いのもならず金もそれほどかからずまさに理想の飲み会だったと思う。男だけだったのは少しさびしいが爆

週末がまた足早に過ぎ去った。だが、今度の週末は連休。。モチベーションを挙げて頑張ろう!

大阪環状線

2011-08-17 00:23:46 | 雑感
よく、東京と大阪に共通する都会の象徴として、都心部を環状運転する山手線と大阪環状線が取り上げられることがある。路線図を見る限り、一見山手線も大阪環状線も似ているように見えるのだが、両路線に乗ったことのある人なら、両者がだいぶ違う路線であることに気付く。というより、この両路線で似ている点といえば、路線が環状であることくらいで、あとはまるっきり違うといっても過言ではない。

では、何がどう違うかというと、まずもって色が違う。山手線は緑だが、大阪環状線はオレンジだ。小生の会社的には環状線カラーの方がよいのだろうが、東京でオレンジというと中央線の快速が思い浮かぶのでだいぶ違和感がある。

また、山手線がほとんど環状運転をしているのに対し、大阪環状線で環状運転するのは半分以下で、あとは「大阪~天王寺」のように環状運転しないものや環状線をぐるっと一周した後どこへ行ってしまうものが多い。山手線なら寝過しても安心だが大阪環状線ではそうもいかないのだ。

さらに、この両者本数も違う。山手線は日中でも4分毎に来るが、大阪環状線の場合15分毎にしか電車が走らない区間がある。うかつに電車に乗り遅れられないのも大阪環状線の特徴である。

まあ、この両者が違うのも無理はなく、東京と大阪では根本的に都市の構造が違う。簡単にいえば東京では山手線の駅に渋谷、新宿、池袋、東京のような拠点があるが、大阪の繁華街は御堂筋沿いに集中している。ゆえに、山手線はそのものが東京の大動脈となっているのに対し、大阪環状線はあくまで大動脈御堂筋線の補完という立場。これではこの両者、似ても似つかない。ちなみに山手線は大正時代から環状運転をしているが、大阪環状線が環状運転を始めたのは昭和30年代のことで、それまでは城東線・西成線という名称で呼ばれていた。

で、なんでこんなマニアックなブログを今晩書いたかというと、なんということはない。小生の携帯電話の着メロを大阪環状線の発車メロディ(昔使っていたやつ)にしてみたというだけの話である。以前にもこの着メロを使っていた時期があったのだが、しばらくこの着メロが手に入らない時期があり使っていなかったのだ。

ただ、どういうわけか設定がうまくいかず、メールが来てもうまく着メロが鳴ってくれない。どうしたものだろうかと当方に暮れる今日この頃である。

熱闘甲子園

2011-08-14 23:28:57 | 雑感
甲子園はいつ見ても面白い。10対0で負けている学校が普通に逆転したりするから、甲子園には実力を越えた底力を発揮させる何かがあるのだろう。もしかしたら、甲子園は日本最強のパワースポットなのではないかと思う。最近ドラマや映画でも妙に感動することが多いのだが、甲子園での逆転劇には生のリアリティがあるせいか、泣けてくることが多い。しかも、甲子園の試合には大体逆転劇がつきまとうからもう困ってしまう。

生放送で見ていても感動するのだが、そのあとの熱闘甲子園は生放送時には知りえなかった裏エピソード的なものが盛り込まれて、生放送以上に心が洗われる思いをすることが多い。「やり直しができる社会」も大事だが、「一発勝負」は緊張と感動を呼ぶ。甲子園をいているとスポーツは一発勝負に限るなと思ってしまう。

甲子園の最後には「男泣き」がつきものである。あれは、よほどガチでやっていない限りなかなか出るものではない。自分は今まで男泣きするようなシチュエーションがあったか?男泣きをする彼らを見て、もっと人生ガチで生きなければならないなと自分に言い聞かせるのであった。

背後に潜む黒い影

2011-08-09 00:32:17 | 雑感
小生の家は非常に日当たりが悪い。そのせいかどうかは知らないが、家の周囲に色々な虫が出没するのは来訪者には有名な話である。かくいう我が家も初期のころはよくミスターGが出没したが、最近は家中に仕掛けられた無数のトラップのおかげでめっきりその姿をみない。そのかわりここのところ、その存在に頭を悩ませているのは・・・ズバリ蚊である。。小生蚊の風貌そのものはそれほど嫌いではないのだが、何分やつは攻撃を仕掛けてくる。そして刺されるとバカにならないくらいかゆい。人様に害を加えてくるという意味ではよほどミスターGよりもたちが悪い。

どうやら、流しの片隅に水がたまっていたのが発生した原因のよう。早速漂白剤をガチまきし、あらたにノーマットを配備した。ノーマットは風上に置くと効果があるというので小生の枕元に置いたのだが、果たしてこいつが出す薬品が小生に害を及ぼさないか甚だ心配である。

さて、蚊も困りものだが、ここ数日小生ドライアイがヒドい。今日なんぞは一日中目が乾き仕事にも支障が出るほどだった。最近体の一部に不調が出ることが多い。最近生活が不摂生だからやむをえまい。「誰か料理を作ってくれる人は現れないものだろうか。」「いや、自分で作れよ」今日も脳内で禅問答が始まったw

ぽっかり空いた、エアポケットのように

2011-08-07 23:09:50 | 雑感
このブログにも書いたが、今週末は富士山に登る予定だった。しかし、富士山付近の天候があやしく、降雪も予想されたことから、延期となってしまった。27日~28日に再決行ということで中止ではないのだが、今週末に関しては予定が全くなくなり、ひっそりとした週末となった。

せっかく予定がなくなったので誰かと飲もうと画策してみたが、悉く空振り・・・。おかげさまで、この週末は久しぶりに飲み会もない静かな週末となった。昼に起き、甲子園を観て過ごすというのが2日連続。。数年ぶりに甲子園をじっくり見れて楽しかったが、土曜の夜を持て余すの言うのはなんとも物足りない。夏真っ盛り、花火大会でも観に行きたかった・・・。

そんなもの寂しい週末をさらに寂しくしたのが、よく行く店が16日で閉店してしまうという事実。。HPで告知されていたのを金曜に見て知り今日あわてて行ってみたのだが、なじみの店がなくなってしまうのは寂しい。まあ、富士山が中止になったので今日行くことができたのだが、富士山の中止、空白の土曜日と相まって、なんとももの寂しく空虚な気持ちが心を支配した週末となった。

雨が降ったらだいぶ涼しくなった。。今夜もクーラーは必要なさそうだ!

ザ・パシフィック

2011-08-02 00:08:49 | 雑感
小生、戦争ものの映画やドラマが好きである。特に太平洋戦争ものが大好きで、この手の映画が公開になると観に行くことが多い。もっとも、平洋の奇跡を観て以来面白そうなのはないから、専らTSUTAYAで昔のDVDを借りて観ている。そんな中で最近ハマっているのが、「ザ・パシフィック」というアメリカ製の太平洋戦争を描いたドラマ。全10編で現在8編まで観終わったところなのだが、相当なリアリティで瞬きする間もなくこのドラマを観ている。なんでも、エキストラを2万人以上使ったとかでとにかくやたらと一杯人が出てきて、やたらと一杯人が死んでいく。一つのドラマであんなに人が死ぬものも珍しいが、きっと誇張ではないのだろう。

我々は太平洋戦争というと日本側の目線でとらえることが多く、戦争中アメリカ軍は圧倒的な戦力をもって悠々と、軽々と日本軍を掃討していったというイメージを持ちがちだ。だが、このドラマを見ると日本軍は非常に手ごわい存在でアメリカ軍は苦戦させられ甚大な被害を出していたことを知る。日本は中長期的に観れば中盤以降一方的な負けをしていたが、短期的に見れば、拮抗している場面も多かったのである。少なくとも当時を戦ったアメリカ兵はそう感じているのではないだろうか。太平洋戦争をアメリカ側の視点から観るのも悪くないと思う。

ともあれ、最近毎日これを観ているせいか、機関銃の音が耳から離れない。おかげさまで、仕事中横の工事現場で工事が始まった時などいよいよ霞が関でも銃撃戦が始まったかと本気で思った。戦争のインパクトとは凄いものである。

さて、続きを観るか!