徒然草 featuring Mr.松山

松山の松山によるすべての人々のためのブログ

【特集】渋谷駅を考える

2013-02-27 01:17:42 | 雑感

ヤフーに東横線と副都心線が直通運転を開始した後に渋谷駅が混乱するという記事があったので、当ブログでもちょっとその話を書いてみようと思う。多分、マニアとユーザー以外の方にはピンと来ない話と思われるので、ご承知おきください。なお、ちょっと雑誌の記事風にトピックをつけてみました。

 

【遠のく銀座線】

さて、東横線が副都心線と直通運転を開始しホームが地下に潜ると、何が起こるだろうか。まあ、東横線から新宿や池袋に行くのが便利になるのは間違いなく、メリットもあるのだが、最も懸念されるのはラッシュの時間に渋谷駅を通る田園都市線・半蔵門線がパンクすることだと思う。

理由は簡単で、現在東横線から銀座線に乗り換えている人が、地下5階から地上2階への乗り換えを嫌い、比較的乗り換えのしやすい半蔵門線で渋谷から表参道まで行って銀座線に乗り換えるケースが増えると思われるからだ。

 

【渋谷駅の停車時間が増えると・・・】

東横線からの銀座線に乗り換えている利用客はラッシュ時の1時間でせいぜい1万人位だと思われるから、1日数十万人が使用する田園都市線・半蔵門線の渋谷駅から考えれば大した増加ではないのだが、事態を深刻なものにするのは渋谷駅のホーム構造と利用客の流動上の特徴だ。

東横線の地下ホームから半蔵門線のホームへ直接つながる階段は2箇所しかない上、ホームが狭い箇所がありラッシュ時はごった返しているため、乗客がうまい具合に分散せず半蔵門線への乗換客が特定の車両に集中し停車時間が伸びるという事態が発生する。そして、流動上の特徴が引き起こすのは、今まで田園都市線からの乗客がもっぱら降りるだけだった渋谷駅に乗る乗客が加わることでやはり停車時間が伸びるという事態が発生する。

現在朝ラッシュ時に田園都市線・半蔵門線渋谷駅に到着する電車は1時間あたり最大28本。これだけの過密運転になると駅に停車していられる時間はどんなに頑張ってもせいぜい50秒といったところ。現在、渋谷駅ではほとんど田園都市線からの降車客をさばくだけにもかかわらず停車時間が足りず、遅延が常態化しているので、これに乗車する客が加わり、しかもその客が特定の車両に集中するとなると、最低でも10秒は停車時間が伸びるように思う。過密ダイヤで遅れると回復させられない田園都市線だから、こうなると、遅れがあとの電車にどんどん波及していき、ダイヤがパンクしてしまう。車で言えば渋滞、それも大渋滞が起こるというわけだ。

 

【田園都市線ユーザーは一人負け】

今回最も懸念されるのは、乗降時間が伸びることで田園都市線・半蔵門線が大幅に遅延することで、意外と渋谷駅自体が混雑してパンクするということはないのではないかと思っている。乗り換え距離の長さが逆に緩衝材となり混雑を和らげてくれる可能性があるからだ。だから、東横線から半蔵門線に乗り換える人は意外とすんなりと乗り換えができるかもしれない。しかし、田園都市線・半蔵門線の遅延の大幅な増大は免れない気がしてならない。こうなると、東横線と副都市線の直通運転になんの恩恵も受けない田園都市線ユーザーの一人負け。世の中なかなか不公平だ。

 

【抜本的にはホームを増やすしかない】

解決するには、少々無謀だが田園都市線・半蔵門線の本数を少し間引いて、停車時間を捻出するしかない。本数が減れば混雑するが、遅れてもどうせ込む。どうせ込むなら遅れない方がよいだろう。

それか、東横線から半蔵門線への乗り換えをやんわりと規制するという手もある。少々面倒だが、表参道から銀座線に乗る人には明治神宮前から千代田線を使って表参道までいってもらうという方法を推奨するのだ。

いずれにせよ、抜本的には田園都市線・半蔵門線のホームと線路を1本増やすしか手はない。ようやく東急もそれを検討し始めたようだが、もう10年早く動き始められなかったものかと思ってしまう。ともあれ、東急と東京メトロが対策を取るか興味深い。


東京マラソンはエンターテインメント

2013-02-25 23:18:26 | 雑感

日曜日に東京マラソンに行ってきた。といっても、無論走ったわけではなく、走った先輩をゴールで迎えるという企画だった。東京マラソンなど走ったこともなければ生で見たこともなかったから、どのくらい盛り上がっているのか知る由もなかったが、ゴールのビックサイトに集結したランナーとそれを上回る観客の数を見て、ビックリ。あれは祭りである。多分初詣の明治神宮より人がいたのではないだろうか。走ったランナーが3万6000人。1人のランナーにつき3人くらいは出迎えがいるようなイメージだったから、ざっと15万人はビックサイトにいたことになる。小生なぞは、ビックサイトを抜け出すだけでバテてしまった。

しかし、東京マラソンを走った先輩の話を聞くと、意外と楽しそう。ある程度練習すればそれほどきつくはなさそうだし、一緒に走るランナーのコスプレはなかなか見ものらしい。写真を撮りながら走ることもできるそうだから、マラソンというよりエンターテイメントという感じがする。中にはキリストの格好をし、十字架を背負って走る人がいるそうで、毎年同様のコスプレで走っているようだから、生で見てみたくもある。

最近、体を動かさなすぎてか、さすがにちょっと運動をしたくなってきたところ。東京マラソン目指して走るのもよいかもしれない。


迫る危険

2013-02-18 00:10:26 | 雑感

最近電車に乗ると頻繁に緊急停止というやつに遭遇する。緊急停止の頻度そのものが上がったのか、自分の運がよほど悪いのか、最低でも月に1回は遭遇する気がする。今日も大井町線に乗ったら遭遇した。今日のやつは結構リアルで、もう少しで踏切で立ち往生していた自転車に激突するところだった。ちなみに一番よくこの手の出来事に遭遇するのは京浜東北線で5回に1回くらいは乗った電車が緊急停止している気がする。興味深くはあるが、急いでいるときはたまったものではない。

これ以外にも最近はよく妙な出来事に巻き込まれたり、妙な出来事自分の周りで起こったりする。刺激はあっていいのだが、そのうち自分自身に隕石が降ってきたりするのではないかとヒヤヒヤしている。できれば、良い刺激が欲しいのだが、そちらの方は相変わらずはかばかしくない。

ともあれ、一番重要なのは職場で雷に遭遇しないようにすること。今週も危機は全力で回避しよう。


街コン

2013-02-12 00:43:39 | 雑感

日曜日に最近話題の街コンというやつに行ってきた。異業種交流会には何度か行った事があったが、街コンは初めて。どのようなタイプの人間が参加するのか見当もつかなかったので少々怖かったが、それほど妙な人間がいるということはなく溶け込みやすくはあった。しかし、いかんせん男の参加人数の方が圧倒的に多かったのと、人間の入れ替えがうまくいっていなかったため、参加時間の半分以上待ち時間という状況が発生するという残念な結果になった。街コンにはまた行ってみたいと思うが、参加する街コンの見極めが重要のようだ。どなたかオススメの街コンがあればご教授下さい。

街コンそのものも残念だったが、連絡先を教えた女性からメールの返信がなかったのが何より悲しい。一緒に交換した後輩には返信があったというから、もう笑うしかない。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるだろう。次に期待しよう・・・。

 


日能研青葉台校

2013-02-04 00:31:10 | 雑感

この時期よく駅頭で見かける「がんばれ中学受験生」の文字。あれを見ると、純粋にこれから中学受験に挑む受験生を応援したくなるのと同時に、自分が中学受験をしたときのことを思い出す。もう14年も前の話だが、今でも当時のことはよく覚えている。今思えばよくあんなにがんばれたなと思う反面、もしあの時受験に失敗していれば、また違った人生もあったのかなとも思う。人生が変わる可能性のあるチャレンジを12歳でするのだから中学受験は恐ろしい。

さて、中学受験のために自分も塾に通っていた。通っていたのは今でもお馴染みの日能研。今ではだいぶやり方が変わってしまったと聞くが、当時は厳格にクラス分けがされていて、優秀な順にから栄冠組、1組、2組・・・とあった。クラスの中でも成績順に席が決まっており、毎月クラス替えなんてのも行われていた。例えて言えば相撲の世界のようなもので、勝ち越し(いい成績を取る)続ければ番付が上がるが、負け越し(悪い成績を取る)続けると番付が下がり、たちまち十両あたりに陥落してしまう。よく考えると凄まじい世界で、未だかつてこんなに成績至上主義の組織に属していたのは、この時だけだったと思う。会社も厳しいが、成績だけですべてが決まることはない。

その成績を決めるのが、週1回のカリキュラムテスト、通称カリテで、国語算数各150点満点、社会理科各100点満点の合計500点満点だった。各教科後半の数問は神がかり的に難しく、500点取ることはほぼ不可能で、400点取れば神扱いされたように思う。そして、毎回順位表なるものが配布され、競争心を煽っていた。この順位表は、概ね4部構成になっており、1位から10位くらいまでが表紙に漢字で掲載され、50位くらいまでが1ページ目に漢字で掲載、その後1000位くらいまでがカタカナで掲載された後、それ以下の人間が省略された。自分などは不出来だったから、省略されないようにするのに全力を尽くしていた気がする。

こう書くと、なんという世界だと思われるかもしれないし、自分自身今考えてみるととんでもないなと思うが、この仕組みなかなかうまくできており、言い方は悪いが当時は案外ゲーム感覚で楽しんでいた気がする。今はなんでも横並びで、特に親は子供に競争させることを嫌う風潮があると聞く。気持ちはわからんではないが、子供の方は意外と競争することを楽しんでいたりする。子供時代の適度な競争はあってしかるべきかなと思うのだが。。

受験生も頑張っているのだから、自分も頑張れよ。そう言い聞かせて明日は仕事に行こう・・・。