この前の週末、牛歩を思わせる遅さの台風のおかげで天候が危ぶまれたが、蓋を開けてみれば、土曜日の昼過ぎからは信じられないくらいの晴天となった。おかげさまで、予定されていた毎年恒例サークルのOB懇親会も無事決行され秋晴れの休日を存分に楽しむことができた。
行き先は毎年恒例の富士五湖。今年は河口湖だった。懇親会といっても目的は、ひたすら飲むだけという、一般人から見れば「山梨まで行ってやる必要があるのか?」というものなのだが、コテージで時間を気にせず飲める酒は楽しいもの。目的が飲酒にあるので、2日目はさっさと帰ってもいいのだが、2日目に富士五湖周辺を観光するのがここ数年はこの上ないほど楽しいと感じる。
2年前に行った時には大人の休日倶楽部と称して先輩のオススメの蕎麦屋に行き、忍野八海を観光した覚えがある。これが、好天だったこともあり、とても楽しかった。大人の休日とは、好天の日に、うまいものを食い、風光明媚なところを訪れ、ゆったりとした時間を過ごすことだと気づかされた。
そんな経緯があったので、今年も大人の休日倶楽部をやってみようということになり、今年はほうとうを食べた後、紅葉が綺麗との噂があった精進湖と本栖湖を訪れてみた。まあ、紅葉は正直そうでもなかったのだが、青い空に映える富士山と湖の構図はなんちゃって大人の休日倶楽部には十分すぎるほど美しかった。特に精進湖は風光明媚なのに人が少なく、ゆったりと観光することができた。この時期の精進湖はおすすめである。
さて、紅葉といえば長野はそろそろ紅葉のピーク。今日仕事で訪れた木曽路もかなり色付いていた。今週はどこかで休みを取って紅葉を見に行きたいところだ。