東京近郊区間１３０円の旅

今週末はやることがなかったので、フラッと房総半島へ行ってきた。外房線と内房線を乗り継いで房総半島を一周するというものだが、この旅のポイントは１３０円でできるということ。。東京近郊の電車の場合、同じ駅を二度通らなければ、どんなに遠回りをしても最短のルートで運賃を計算するというルールがある（例：新宿から渋谷に行くとき外回りに乗っても内周りに乗っても運賃は同じ）ため、１３０円で房総半島を一周することができるのだ。

しかし、房総半島は一周すると意外と長く、一周するのに５時間近くかかってしまった。房総半島というと印象は薄いが、確かに千葉県をよくよく眺めてみると大半を房総半島が占めているから、長いのは当たり前といえば当たり前だ。千葉県が如何に東京寄りに偏った発展をしているかがよくわかった房総半島一周であったが、発展していないからこそ素晴らしい車窓が楽しめる。乗った中でも外房線の勝浦から安房天津にかけてと、内房線の浜金谷から上総湊にかけての海沿いの景色の良さは先日乗った五能線には及ばずとも東京近郊では随一であったと思う。

まあ、とはいえ、通勤型車両での５時間にそれほど旅情を感じるわけもなく、どこを観光できるわけでもないから、特に日が暮れると本格的に辛くなってくる旅ではある。。まあ、先週１週間パソコンの画面ばかり見ていたので、目の保養にはなったと思うが、体は結構疲れたｗ

今日の写真は、竹岡という駅で停車したときに撮った夕暮れの東京湾。夕暮れの海はもの寂しいが美しい。