徒然草 featuring Mr.松山

松山の松山によるすべての人々のためのブログ

新宿高速バスターミナル

2013-06-24 22:56:51 | 雑感

松本から東京に出る方法は中央本線の特急を使う方法と、中央高速バスを使う方法の2つがある。所要時間が短くて、大幅に遅れることが少ないのが中央本線を使う方法だが、高速バスもレジャーの流れと逆の方面であればそれほど遅れることもないし、何しろ片道3000円程度と安いので、最近は高速バスを使う方が松本~新宿間の移動ではむしろ一般的かもしれない。自分も最近東京に出る際には高速バスを使うことが多い。

この高速バスの東京側のターミナルが新宿高速バスターミナルだ。多くの路線が発着するターミナルだが、新宿西口の歓楽街の喧騒の中に完全に埋没していて、かなり存在感はない。ひっきりなしにバスの発車を告げるアナウンスがなされているのだが、隣接するヨドバシカメラの宣伝と、路上でなされる政治家の演説にかき消され、聴覚的にも目立たない。

行ったことがある人はわかると思うが、このバスターミナル地味ではあるが、その繁忙さは相当凄まじい。乗り場が3箇所しかないのだが、同じ時間に3方向7台のバスを出すことがある上に、乗り場が新宿の雑踏の中にあるので、いつ行っても、カオスな状況になっている。松本行きは数あるの路線の中でも利用者が多く、日曜日の夕方のバスに乗ろうとすると、同時に3台松本行きが出ることになっていて、2号車を指定されているのに、1号車と3号車しかおらず、さて困ったなんてことがよくある。

カウンターも雑踏しており、乗り場もカオスで、ターミナルの周りも雑踏しているという、まるで中国の都市にでもいるような気にさせるバスターミナルなのだが、今日ターミナルに行ってみたら、新しく利用者用のラウンジができていた。そして、このラウンジがこのカオスなバスターミナルに似合わないほどラグジュアリーで驚いた。まるで、高級ホテルのロビーである。バスのチケットを持っていないと入れないから、激込みすることもなく、きれいで新しい、まさに新宿高速バスターミナルのオアシスである。

ラウンジはよいが、あのバスターミナルをまだ使う気なのだろか。。繁忙ももちろんだが、人でごった返した路地を大型の高速バスがすり抜けて大通りに出るさまは、見ていてヒヤヒヤする。早いところ、どこかに新しいターミナルを構えたほうが良いのではないかと思う。

まあ、自分がこのバスターミナルを使う間は今のままだろうから、せいぜいバスに置いていかれないように、五感を研ぎ澄ませてバスに乗り込もうと思う。


信州探見!日帰り温泉めぐり

2013-06-17 00:09:27 | 雑感

先日、『信州 日帰りで行く温泉』なる本を購入した。日帰り温泉施設のガイドで、長野県内の主要な温泉が網羅されていたので、購入してみたわけだ。温泉が多いのは知っていたが、ガイドで見てみると、思いのほか小さいながら名湯と呼べる温泉が多いことがわかった。どうやって長野を楽しもうか思案していたところだったので、第一の目標は日帰り温泉の制覇とすることにし、早速今週末から実行に移した。

が、今週末、土曜日はなかなかの悪天候。。絶好の引きこもり日和だ。だが、温泉も露天風呂や絶景を売りにしているところはともかく、お湯に浸かるだけだから考え方によっては悪天候には向いているレジャーだ。というわけで、内湯と泉質が売りで景色を売りにしていない温泉に行くことにした。

で、行った温泉が、下諏訪のちょっと北にある毒沢鉱泉というところ。字面からして強烈なインパクトだが、むろん、温泉に毒があるわけではない。

松本から下諏訪に行くのに一番楽なのは国道19号+20号で塩尻、岡谷を経由していく方法だが、市街地を通ってもつまらないし、途中に行きたいワイナリーがあったので、標高1600m、美ヶ原直下の和田峠を越えて行ってみた。ワイナリーは松本市街を抜けてすぐのところにある山辺ワイナリーというところ。ここのワインが美味しかったので、夜のお供に2本ワインを購入。その後は延々と山道を走り和田峠を目指すも、山にかかると土砂降りとなり、近道で入った林道は降りしきる雨でもはや川のようになっていた。ところどころ落石はあるし、道は浸水しているし、車を運転していて命の危険を感じたのはこれが初めてだった。幸いだったのが、時折対向車があったこと。狭い林道で離合はうっとうしいが、これほど悪天候だと逆に車に遭遇すると安心する。

さて、なんやかんやで、無事毒沢鉱泉神乃湯に到着。悪天候ながら結構車が置いてあり、盛っていた。だが、好天時にはさらに込むようで、「日帰り入浴は最大1時間待ち」と書いてあった。神乃湯は日帰り温泉もやっているが、本業は旅館で、宿泊客も多いよう。館内は純和風でいかにも山あいに似合いそうな落ち着いた佇まい。温泉は狭く、5人も入ると窮屈に感じるが、温泉は絶品だった。

ここの温泉の特徴は、温泉が美味しいこと。飲泉できる温泉は多いが、たいてい飲んでも別に美味しくない。だが、ここの温泉はなかなかフルーティ。レモンとかポン酢とか柑橘系の味がする。ここの温泉は冷たく(ちなみに冷たい温泉のことを鉱泉という)湯船はお湯を入れてうすた上で加温しているのだが、横に源泉がたまった風呂もあり入ることができる。もっとも、源泉は12度なので長くは入っていられない。

雰囲気も温泉もとてもよく、かつ味が面白い温泉なので、ぜひ温泉好きの方は訪れて見てはいかがだろうか。ただし、秘湯を名乗るだけあり、アクセスはよくはない。市街地に隣接した山の中にあるが、下諏訪駅から歩ける距離ではないので車で訪れることをおすすめする。


入笠山登レ0六0八

2013-06-10 00:03:13 | 雑感

松本に来てからめっきり運動量が減った。地方の人は車を使うから歩かないとよく言われるが、これは本当らしい。運動不足のためにひと駅歩こうにも如何せんひと駅8キロもあったりするから、意識して歩く距離を増やすのは難しい。歩くのがダメなら、登るしかないということで、土曜日にちょっと登ってきた。といっても、登山靴が実家にあるため、行ったのはごく低山で、登山というより散歩に近かった。

土曜日は午前中会議があったので、スーツで家を出た。いっそスーツのまま登るのも面白いと思ったが、靴が汚れるのも嫌だったので、私服も車に積み込み出かけ、会議終了後着替えてから、山に向かった。

向かった山は、中学時代の林間学校で登った富士見町にある入笠山という山。標高は1955mでそこそこあるが、1800mまで車で入れるので、まあ、登山と呼べるかは疑わしい。入笠山自体はすずらんと湿原で有名で、土曜日も結構観光客が来ていた。

この入笠山、車で入れるので便利なのだが、前述のすずらんと湿原が人気を博し、ここ数年6~8月の昼間はマイカー規制が行われている。しかも、代行バスはなし。近くのスキー場まで迂回してゴンドラを使うか歩けというのだが、ゴンドラは高いし、規制区間の始まるところから登るにはスニーカーでは心もとない。だが、マイカー規制の案内をよく見ると、規制区間は富士見駅方面から入るメインルートだけで、裏の林道は車で通れることがわかった。

そんなわけで、昼下がりの林道を走り入笠山に向かった。林道は悪路ではなく、走りにくくはなかったが、延々と人気のない細い道を単身走るのは精神的に辛いものがある。そして、14時入笠山の駐車場着。さすがにマイカー規制中だけあり、人は結構いたが、車は2台しかいなかった。

そこから登山したが、登山は本当に大したことはなく、20分で登頂、10分で下山できた。それでも、結構汗をかいたし、下山後湿原を1時間くらい散策したので、運動にはなったと思う。運動不足のせいかもしれないが、今日はばっちり筋肉痛になった。

次はどこの山に登ろうか。でも、まずは実家から登山靴を持ってこよう。

 


新居と旧居の話

2013-06-04 00:11:15 | 雑感

現在住んでいる家は利便性、住環境ともに概ね申し分なく、だいたい満足している。

だが、ここに来て少し気になるのが、洗濯機の排水ホースから下水の臭いが上がってくるということ。いろいろな対策をしてみているのだが、効果は今ひとつ。。換気扇を回せばメインルームに臭いが入ってくることはないのだが、台所はなかなかの騒ぎ。いっそ、洗濯機用の排水口を使用せず風呂場の排水口から排水しようかとも考えている。夏場にかけて、熱気で臭気が増幅する可能性もあるので早急に対策を打たねばならない。なにか妙案はないものだろうか・・・。

さて、今度は旧居の話だが、実はまだ敷金と4月分の家賃の返戻分がまだ戻ってきていない。今日不安になって前の不動産屋に連絡してみたら、なんとびっくりGWボケで忘れていたとのことw

でも、返戻額を聞いてちょっと安心した。敷金6万8000円のうち、引かれるのはクリーニング代の1万円ちょっとだけとのこと。4月分の家賃も退去した7日までの分だけでよく、残りの5万円ちょっとは戻ってくるそうだ。3月22日と間際になって退去の連絡をしたのに、1月分の家賃を取られることもなく、敷金もほぼ引かれずと、なんといい不動産屋かと思う。

レ●パレスなど一部の不動産屋は、敷金をがっつり引き、それで儲けているなんていう話を聞くが、そんな不愉快な思いをして退去したのでは、再びその街に戻った時に同じ不動産屋を使おうという気には絶対ならない。逆にこれだけ良くしてもらえれば、戻った時もまた同じ不動産屋を使おうかなという気になってしまう。

返戻を忘れる等、若干抜けている不動産屋だったが、東京に戻った折にはまたこの不動産屋の物件に入居したい!そう強く感じた。