東京オリンピックが決まった。とても素晴らしい。変化に乏しい東京の姿も中身も変えられるきっかけになってくれればと切に願いたい。
このオリンピック、多分東京を変えられるまたとないチャンス。思い切った変身を遂げてほしい。そこで、希望的観測を込め、2020年の東京の街をちょっと想像していた。
1 東京の街からマイカーがいなくなる
環七より内側を都心と定義し、その内側に流入する車に課金する「ロードプライシング」を導入することで、都心へのマイカー利用を抑制。料金所をどこにつけるのなど問題が多く、奇想天外な意見に思えるが、ロンドンでは実施済みで、東京にも構想はある。都心に車利用は仕事車に限定するのが理想的だと思う。なお、実施には都心3環状(中央環状、外環、圏央)の整備が不可欠と言われるが、2020年までならなんとかなりそう。
2 ヒトのために都心部の道路を拡幅
明治通りなど主要な道路を拡幅し、拡幅した分は歩行者用通路に。東京が全体的にゴミゴミしてるのはヒトの歩く空間が狭いからだと思う。歩道は今の5倍くらい広くていいのではないだろうか。そうすれば、路上にカフェとかも開けるようになる。道路は本来ヒトのもの。
3 繁華街はトランジットモール化
新宿やら渋谷といった繁華街は歩行者と公共交通だけにして、歩行者の専有空間を広くする。災害対策にも有効な気がする。
4 新宿と渋谷の交通結節点機能の向上
両繁華街で、今実際に進んでいるプロジェクトだが、前倒ししてできないだろうか。
~番外編~個人的な願望
その1 中央線複々線化
三鷹と立川の間を複々線化するというもの。そうして複々線区間の最高速度を今の100キロから130キロに上げれば松本に行く特急も10分くらいは早くなる。オリンピックには関係ないが便乗してやってしまえばよい。
その2 埼京線と山手線の方向別複々線化
池袋と大崎の間の山手線と埼京線、今は同じ池袋方面であってもホームが異なっているが、山手線と京浜東北線みたいに行き先ごとに同じホームを使用するようにできないだろうか。こういう大胆なこともオリンピックがないとできない。
その3 皇居の下の開放
これはやめたほうがよいか。。
その4 水上交通の活用
せっかく晴海に客船ターミナルがあるのだから、羽田と晴海、横浜と晴海といった区間にジェットフォイルでも運航すれば便利になる。オリンピックが終わったあとは東海汽船にでも払い下げて、今のジェットフォイルを置き換えればよい。
夢はつきない。このうちいくつ実現するだろうか。7年後が楽しみだ。