~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

おむすび

2016-02-14 16:08:05 | 日記

昨日、イスキアのスタッフに電話をしたら「心に穴が

あいたようだよ」と言ってました。

やっぱり、そうか~と思いました。

先生は、一人ひとりの心の中に生きていると…

そのことは分っているのですが、今はポッカリあいた

穴に戸惑っている自分がいます。

先日お会いした方が、「一度、初女さんのおむすびを

食べたかったな~」と言われたのを聞いて、

そうか先生のおむすびは、もう食べられないんだと

あらためて思ったのですが、ランディさんが

「私でよければ、作ってあげるよ」と、言われ

あ~このパワーだよなと思いました。

鎌田實さんがブログに先生のことを書いていました。

青森県の岩木山の麓で「森のイスキア」を主宰していた
佐藤初女さんが2月1日に亡くなった。
94歳だった。
疲れた人、心に何か抱えた人たちが岩木山の麓を訪れる。
初女さんはおむすびを結ぶ。
そのおむすびを食べると、心がほどけ、問わず語りに思いを
語りだす。
初女さんはそれを静かに聞いてくれる。
ゆったりした時間が流れ、なぜか、多くの人が救われていく。
 
初女さんのおむすびをいただいたのは、8年ほど前。
丁寧にご飯を炊き上げ、空気をふくませるように握る。
真ん中には、自家製の梅干し。
おむすびは手で持っても崩れないけれど、口のなかで
やわらかくほどける。
おいしかった。
佐藤初女さんのご冥福をお祈りいたします。
 

鎌田先生のこの文章を読んでいたら、イスキアの

丸いちゃぶ台が思い出されました。

初女先生は「今は話したい人は沢山いるけれど

聴いてくれる人がいないの」と言われていました。

心で聴いて下さる初女先生を思い、私も少しでも

心で聴ける人になりたいと思っています…

口の中でやわらかくほどける

初女先生のおむすびは、人の心も

ほぐしてくれました…

いつの日か、そんなおむすびを結べるように

なりたいな~

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする