昨夜、弘前から帰って来ました。
初女先生の地域は、荼毘に付した後で、お通夜と
葬儀を行うというので、一目お会い出来たらと飛んで
行きました。
お会いした初女先生は、余りにも美しく、
亡くなった方には思えず、私たちは息を呑み
驚きのあまり最初、涙も出ませんでした。
行く前は、人が沢山いるだろうから、会えないかも
知れないと思って行ったのに、何か用意されていた
時間のように、初女先生と私たち4人だけの時間が
与えられたのです。
奇跡と思える時間とそこで起こったことが
全て初女先生からのギフトのように思えました。
まだ言葉にすることは出来ないし、言葉にすべき
ものではないかもしれません…
翌日の出棺の時、突然大きな雪が舞ったのです。
そして、初女先生を乗せた車が見えなくなると
雪は止んでいました。
あ~初女先生の雪だったんだと、思いました。
悲しいけれど、淋しいけれど先生から頂いた
ギフトがあれば、大丈夫と思えました。
また新しい一歩の始まりです。
「直さんは大丈夫ですか?」というメールやお手紙を
頂きました。
皆さんが、悲しみの中で私のことを心に掛けて
下さっている、そのことに支えられています。
本当に有難うございます。
大丈夫だと思います。
目を閉じれば、神々しい初女先生のお顔を
心に浮かびます。
うん、大丈夫…
きっと大丈夫…
歩いていける…