国際水星探査計画BepiColombo(べピコロンボ)ミッションを推進する宇宙航空研究開発機構(JAXA)と欧州宇宙機関(ESA)は、10月19日(日本時間20日)、水星探査機「みお」(日本)と「MPO」(欧州)の2機を、南米フランス領ギアナのクール―宇宙基地からアリアン5ロケットでの打ち上げ、打ち上げ・分離に成功した。
2基の水星探査機は、今後7年かけ水星に向かい、2025年12月に世界初となる2機の探査機を水星周回軌道へ、まず「みお」を投入し、その後「MPO」を投入する。約1年間をかけ、水星の表面や磁場のデータを取得する計画。