あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

政府は損しても実を取れる!!

2009-01-10 17:32:35 | 政治
第171通常国会が召集され5日の麻生総理大臣の所信表明・第二次補正予算案に

対する代表質問とその答弁のテレビで見た。

麻生首相の演説内容も第二次補正予算案も既にマスコミで広く報道され周知の内容、

対する野党の対応も既に国民には想定内のことで目新しいことはない

麻生首相は漢字の読み違いを意識してか緊張気味だったが、議場内は首相の隣の

与謝野大臣は居眠り

民主党の小沢代表の姿は見えず、管代表代行は居眠りで政府と野党の

やり取りは極めて緊張を欠く雰囲気

もっとも麻生首相は年頭の記者会見で書き初めをヒレキ、安心、活力と書いて、

更に平成廿十一年新春と続け、今度は漢字が分からないことまで見せつけた。

実際は廿一年新春と書くつもりだった

記者会見ではこの書き違いに気がついた記者はいなかった

だが、安心・活力をもたらす為にこの二次補正予算案速く成立させろという

ダケではとても安心はできない

もともと、アメリカのリーマン・ブラザースの破綻の時点では日本への影響は

蜂に刺された程度で軽微だと発言したのが与謝野金融・財政担当大臣

第二次補正予算案はその発言の前の福田首相の内閣で立案したものだから、

100年来の不況と喧伝されるようになった今日、麻生首相の安心・活力の意味は

この第二次補正予算だけでは不足で21年度予算案を見なければ何のことと

国民にはピンと来ない 

与謝野大臣はだから居眠りでは無いだろうが、

100年来の経済危機というが一部聞こえる21年度予算案も安心・活力には

程遠い従来型配分で、ばら蒔き気味として与党内でも異論があるところ。

政府与党は野党に対して意地をはるより政権党としての大きな視点で

国民生活への責任を全うして欲しい。

つまり、第二次補正予算案は定額給付金を分離して、

先ずは二次補正予算の成立を図るべき

そして21年度の予算案の審議を尽くして欲しい。

何故なら、予算の成立の遅れ、不成立は兎に角、国民の痛みとなり、

政府の無能としての評価としかならない


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