赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

がんで来てくれた方は、カテゴリーから「がんで来てくれた貴女へ」をクリック、
直接メールはメッセージをクリックしてね。

気仙沼からの手紙

2012-06-15 11:23:56 | 日常
 
もな息子宛てに気仙沼市の小学校の校長先生から郵便が届いた。

もな息子は寮に入っているのでメールで確認したけど、覚えがないというので開けてみた。



小学生のお手紙・保護者の方のお手紙・学校新聞・写真・・・。
いっぱいいろんなものが入っていた、よく見てみると・・・。
鯉のぼりの下で運動会をしている写真があった。   

そっかー。

今年の4月の末、もな娘が、被災地の小学校にお婿ちゃんの鯉のぼりを送るという。
新しい鯉のぼりもあって、もうお婿ちゃんの鯉のぼりを飾ることもないし、震災で鯉のぼりを失ってしまったしまった子供たちに送ってくれるボランティアがあるから、持っていくという。

じゃあ。もな息子の鯉のぼりも役に立つなら持っていこうかということになった。

そっかー。

あの時の鯉のぼりは、気仙沼市立大島小学校で第二の人生を送っていたんだ。

大きな青い空の下、大勢の組み体操の上で元気に泳いでいる。

たくさんの鯉のぼりたちと、大きな大漁旗と一緒に泳いでいる。

小学生の手紙には、しばらくの間体育館ですごしていたことや、今は仮設住宅で生活していること、親戚の家で新しい生活を始めたことなどが書いてある。
校長先生からのお手紙では、鯉のぼりを楽しんで見ている、写真に撮った人もいたということが書いてある。

最近は震災や被災地のことを忘れている時がある。
もしかしたら、もともと遠いところの出来事のような気がしていたのかもしれないが、急に身近なことに感じた。
みんながんばっているんだなと思うと、涙が出てきた。

そっくりそのまま、もな息子に送ってあげようと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アトピーの進歩 | トップ | いろんなこと再開 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日常」カテゴリの最新記事