赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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小フーガ

2006-09-03 20:04:38 | 遊び



ジャーン みなとみらいに行ってきました。
桜木町からランドマークタワーを見たところです。
この後ろに、クーンズスクウェアー・パシフィコ横浜・インターコンチネンタルホテルと続きます。

今日はみなとみらいホールでパイプオルガンとオーボエのコンサートを聴いてきました。



パイプオルガン・チェンバロ・・・クラウディオ・ブリツィ
オーボエ・・・・・・・・・・・・トーマス・インデアミューレ

   〈プログラム〉

トッカータとフーガ二短調
オーボエとオルガンのための4つの幻想曲
小フーガト短調
ソロ・オーボエのための「6つの絵」

ソナタト短調BWV.1029 組曲第2番ト短調
ソナタハ短調K.14 「ああ、私は恋人をなくした」による6つの変奏曲ト短調
カンタータ第51第78第140
ヴェルディの歌劇「アイーダ」によるミサ後の行進曲

でした。が、どだいこの3っつの楽器は音量が違いすぎる!

正面のとても良い席だったのですが、それでもチェンバロとオーボエのアンサンブルになると チェンバロはシャカシャカ渇いた音がするだけで、いまいちでした。

パイプオルガンが好きで、包み込まれるような重厚な音の中に包まれていると、神は本当にいらしてわれわれ子羊を救済してくれるのではないだろうか、そのために今祈りをささげなくては・・・。という気になってくるんです。
3年前にも ここで「トッカータとフーガ」を聴いたときには その威厳があって深くて暖かい音に敬虔なる信者となってしまったもなみでしたが、
今回はちょっと違った。

うーん なんて言ったらよいか~同じ記譜法によって書かれた楽譜を こうも解釈して自分流に弾いてしまうのか???という印象でした。

即興的というか ジャズ?ある意味演歌的でもあるような。

今回のコンサートタイトルになっている「小フーガ」も あれれ???という感じでした。
まだ、オーボエとのアンサンブルではバランスをとるためでしょうか 規則正しいリズムだったのですが、チェンバロとオルガンのソロでは、「おいおい!クラウディオさんどこに行ってしまうんだい?」正直なじめませんでした。
クラッシックは、いじらないで欲しい、というかここはそういう場所じゃないだろう!って感じかな。

最後の「アイーダ」行進曲においては、もう笑ってしまった。

分かった!君のやりたかった音楽はコレだったんだ!!
うん、もなみのクラッシック観をぶち破ることが必要だったんだ!
参った!って感じ。

重厚だとばかり思っていたパイプオルガンに小鳥の囀るような、牧歌的なのんびりとしたような、乾いたそっけないような いろんな表情があることにびっくりしました。オーボエの難曲中の難曲といわれるテクニックも素晴らしかったです。

音楽ってホント素敵ですね。

コメント
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