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赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから24年)

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『ヤコブへの手紙』

2014-01-17 08:35:58 | 映画
『ヤコブへの手紙』

2009年
フィンランド

監督  クラウス・ハロ
キャスト レイラ カーリナ・ハザード
     ヤコブ牧師 ヘイッキ・ノウシアイネン
     郵便配達 ユッカ・ケイノネン
   

ほとんどこの3人しか出てこない。
1970年代、恩赦で刑務所から出てきたレイラは、田舎の盲目の牧師ヤコブ牧師の家に住み込みで、ヤコブのところへ来た手紙の返事を書く仕事に就く。毎日郵便配達人が届ける手紙に、優しい返事を書くが、レイラはめんどくさく思ったり、手紙を捨ててしまったりする。徐々に郵便配達人とも上手くいかない。そのうち、手紙が届かなくなり、牧師としての仕事もなくなり、ヤコブは衰弱してしまう。レイラはヤコブのところを出て行こうとするが、ヤコブを見捨てられず、郵便配達人にわざと来てもらい、嘘の手紙を読み始める。その手紙の中でレイラは自分の心を開く。ヤコブは今までレイラに隠していたことを話し、レイラは救われる。

実際の生活は、もっといろんなことがあり、もっといろんな人とかかわらずにはいられないものだけれど、これは映画だから。その辺りのところは全部そぎ落として、エッセンスだけを抽出したストーリーだと思う。けれど、それでいい。それがいい。
静かで、優しい。
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『のぼうの城』

2014-01-17 08:12:08 | 映画
『のぼうの城』

2012年
日本
監督    和田竜

キャスト  成田長親  野村萬斎 
      甲斐姫   榮倉奈々
      正木丹波守利英 佐藤浩市
      酒巻靭負  成宮寛貴
      柴崎和泉守  山口智充
      石田三成  上地雄輔
      大谷吉継  山田孝之
      豊臣秀吉  市村正親

実話をもとにしてある物語だそうです。2万の石田三成率いる豊臣軍に、成田長親の忍城が500で立ち向かう。功績を焦る三成や冷静に状況を把握して忠告する大谷など豊臣軍は足並みが揃わない。一方民衆に慕われ家臣も一本義の者が多い忍城は好戦するが、水攻めにあって危機一髪。その時城主長親は田楽踊りで策を弄す。小田原城落城で成田側は負けることになるが、家臣や農民は厚く扱われ、甲斐姫が秀吉に差し出されるだけですむ。

やっぱり野村萬斎の田楽踊りを見られたのは良かったな。佐藤浩市好きだなぁ、顔濃いけど。成宮君いいじゃん。奈々ちゃんもこういうさっぱりした役にぴったりだね。
山田君、君は上手い。






     
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『ジュリエットからの手紙』

2013-12-02 11:18:54 | 映画
『ジュリエットからの手紙』

2010年
アメリカ

監督 ゲイリー・ウィニック
キャスト ソフィー   アマンダ・セイフライド
     チャーリー  クリストファー・イーガン
     クレア    ヴァネッサ・レッドグレイヴ
     ロレンツィオ フランコ・ネロ
     ヴィクター  ガエル・ガルシア・ベルナル

ニューヨークに住むソフィーは、近々イタリアンレストランを開く婚約者ヴィクターと、結婚前のハネムーンに、イタリア旅行に出かける。しかし、ヴィクターは、料理の材料の買い付けばかり、置き去りにされたソフィーはベローナでジュリエットの家に観光に行く。そこでは悩める女性が描いたジュリエットへの手紙に返事を書いている人がいた。たまたま50年前の手紙をソフィーが見つけ返事を書くと、50年前の少女クレアとその孫チャーリーがベローナに来て、一緒に当時のクレアの恋人ロレンツィオを探すことになる。
最初は気に入らない同士のチャーリーとソフィーだったけれど、いろいろあって、お互い好きになる。別れの日、チャーリーに告白されるけれど、ソフィーはヴィクターとニューヨークへ帰る。でも、ヴィクターとはやはりかみ合わない。・・・

ソウル→パリと来たので、今日はイタリア。
ベローナのジュリエットの家には、もな娘と行って来たことがあるので、なんか近くの神社を見るような気分だった。
原題は「Letter to Jurie」(ジュリエットへの手紙)日本題と反対じゃん。
ストーリーはベタだけど、こういうラブストーリー好きだな~。
心の行き違いとか、ジュリエットからの手紙の温かさとか。
あそっか!やっぱ、日本人には「ジュリエットからの手紙」が印象的なんだ。アメリカ人にはそこにいたるきっかけで「ジュリエットへの手紙」?


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『ココ・アヴァン・シャネル』

2013-12-01 00:18:23 | 映画
『ココ・アヴァン・シャネル』

2009年
フランス

監督 アンヌ・フォンティーヌ
キャスト ガブリエル・シャネル オドレイ・トトゥ
     バルザン       ブノワ・ポールヴールド
     ボーイ        アレッサンドロ・ニヴォラ

孤児院で育ったココは、大きくなって昼はお針子夜はナイトクラブで歌っていた。ナイトクラブで出会ったバルザンを追ってパリに行き、バルザンの家に居候しながらボーイと出会う。バルザンはただの女としてしか見てくれなかったが、ボーイはココの才能を認め恋に落ちる、が、ボーイは他の女性を結婚してしまう。
ココは、当時の流行りのゴテゴテとした装飾のドレスを好まず、自分のセンスで服を作りだし、女優が帽子のセンスを認めてくれたことに自信を持ち、ボーイの愛人となりつつ、一人でデザイナーとして自立していく。

自分のセンスを信じて、自立していく女性って、すごいな。
もう少し・・・リーズナブルな服を考えてくれてもよかったような気がする。
シャネルの洋服もバッグも香水も、高すぎて持てない。
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『アンティーク』

2013-11-30 23:47:32 | 映画
『アンティーク 西洋骨董洋菓子店』

2009年 
韓国

監督   ミン・ギュンドン
キャスト オーナー  キム・ジニョク チュ・ジフン
     パティシエ ミン・ソヌ   キム・ジェウク
     見習い   ヤン・ギボム  ユ・アイン
     用心棒   ナム・スヨン  アンディー・ジレ

お金持ちの脱サラジニョクが、芸のイケメン天才パティシエソヌを迎えて、ケーキ屋さんを始める。ソヌのケーキに惚れこんで元ボクサーのギボムがパティシエ見習いとして入り、ジニョクを坊ちゃんと呼ぶ用心棒のスヨンも手伝いをする。
そんな時町で連続少年誘拐事件が発生する。ジニョクは、昔誘拐されて記憶が戻らない過去がある。ジニョクはその時ケーキを食べた記憶だけを頼りに、失われた時間を取り戻すためにケーキ屋を始めたらしい。
いろいろあって、連続少年誘拐事件の犯人は捕まり、ジニョクの記憶も戻るが、ジニョクの犯人は、子供を亡くして心を病んだ父親であり、その犯人が年老いてやってきても結局ジニョクは見逃して、そのまま また いつものケーキ屋に戻る。


昔、見ましたよ。椎名吉平・藤木直人・滝沢秀明・阿部寛の「アンティーク」を。謎の女小雪や、パソコンの文字が心の動きを表現して、おもしろかった。
全編ミスチルの音楽も印象的。

今回は、成均館スキャンダル絡みでユ・アインを見たくて韓国映画に挑戦。
ふ~ん。ユ・アイン君てこんな感じだったんだ。
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『ステキな金縛り』

2013-11-05 11:15:00 | 映画
今更ながら 『ステキな金縛り』

2011年 日本
監督 三谷幸喜
キャスト 弁護士エミ 深津絵里
     更科六兵衛 西田敏行
     弁護士速水 阿部寛
     検事小佐野 中井喜一
     鈴子・風子 竹内結子
     矢部五郎  KAN

崖っぷち弁護士エミが 妻鈴子を殺しの容疑者矢部五郎を弁護する。矢部のアリバイを証言するのは幽霊六兵衛。弁護士先輩の速水や、裁判官には見えないが、実は検事小佐野には見える。結局被害者が幽霊となって、真犯人を指名して、裁判は終わる。


「われわれ(検察と弁護士)は敵ではない。われらの本当の敵は、真実を隠そうとするものだ。」

なるほど~。そういうことを言いたいんだ。
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レッド・クリフその2

2013-09-15 17:51:04 | 映画
『レッド・クリフpart2』2009年

5万の兵の孫権軍と、80万の曹操軍は赤壁の対岸でにらみ合いをしている。曹操軍に疫病がはやり、孫権軍にもはやり始め、同盟していた劉備軍は弱小を理由に撤退してしまう。同盟が崩れたと曹操はほくそ笑むが、周瑜の策で曹操は水軍に強い大将を殺してしまう。孔明が風を読んで、いよいよ少数の孫権軍が火攻めで曹操軍を襲う。撤退していた劉備軍は実は周瑜の策で敵を欺いてだけで、背後から援護し、曹操軍は敗れる。


「一人殺せば殺人者で百万人殺せば英雄となる。」ってチャップリンが言っていたけど、とにかく、どんどん死ぬ。本を読んでいても、どんどん死んで、すごいと思ったけれど、映像はもっとすごい。すごいんだけれど、だんだん実感が伴わなくて、慣れてしまう。

盛ってるよね。絶対。こんなに中国に人がいたんだろうか?80万の兵が一夜にして数十騎になってしまう。一人の兵に両親と妻と子供がいたとして4倍、320万の人間が故郷にいる?しかも、そんな闘いを何度も何度も繰り返す。
盛っていたとしても、それに近い戦いを当時はしていたということだ。

歴史だからね。人の命を云々言うつもりもない。
でも、この映画を見て感じるのは、悲しみではない。
良いんだろうか? 歴史だから、変えようもないし。
多く見積もって3割の事実だとしても、悲しみではない。

何なんだろう、これは。

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レッド・クリフ

2013-09-15 17:25:31 | 映画
『レッド・クリフpart1』
2008年 アメリカ・中国・日本・台湾・韓国
監督 ジョン・ウー
キャスト 周瑜 トニー・レオオン
     孔明 金城武
     曹操 チャン・フォンイー
     孫権 チャン・チェン
     尚香 ヴィッキー・チャオ
     趙雲 フー・ジュン
     甘興 中村獅童
     小喬 リン・チーリン
     劉備 ユウ・ヨン
     魯粛 ホウ・ヨン
     関羽 バーサンジャプ
     張飛 ザン・ジンシェン


西暦208年。漢の皇帝をバックに曹操は、100万近くの軍を率いて、劉備と呉の孫権を討伐に向かう。劉備軍は弱小で人民たちと撤退するのがやっと。その時諸葛孔明が呉の孫権に同盟を持ちかける。呉では降服と戦闘の二つに分裂していたが、魯粛の手配で孔明は周瑜と会い、孫権を説得する。最初の戦いでは、陸軍を狙い劉備たちが勝つが、それから赤壁の水軍戦になっていく。



『三国志』は、遅々として進まず、やっと4巻~5巻にかけて前半最大の山場赤壁の戦いに入ってきました。
それを記念して、(勝手に自分で記念して)『レッド・クリフ』を借りてきました。
以前観たときには、全然わかっていなくて、金城君かっこいいとか、リン・チーリン美人とか思っただけだったけど。本を読んでから観てみると、すごい! 若干違うんだけどね。でも、『三国志』自体演義であって、かなり脚色されていると考えれば、~かもしれないという解釈だって、アリかも。

しかし、長い。2時間半は長い。 後半へ続く。


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バルス祭り

2013-08-03 02:01:38 | 映画
天空の城ラピュタが、放送された。
シータとパズーが、滅びの呪文「バルス」と唱えた瞬間。
Twitterで、みんなが一斉に「バルス」とつぶやくバルス祭りが、今回もあったらしい。

去年の暮れのときは、瞬間ツィート数が1秒間に2万5000ツィートで世界記録を更新したけれど、サーバーが一時つながりにくくなったらしい。

13年1月1日のあけおめツィートが3万3000で更新されてしまったが

今回サーバーは、更に増強されて、持ちこたえたとニュースになった。

今回は、なんと14万3000ツィートで再び世界新記録となったそうだ。

ラピュタの力はすごいな。
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『デンデラ』

2013-03-28 19:02:14 | 映画
『デンデラ』

日本 2011年
監督 大願大介
キャスト 斎藤カユ 浅丘ルリ子
     三屋メイ 草笛光子
     椎名マサリ 倍賞美津子
     

姥捨山に捨てられた70過ぎのおばあちゃんたちが、原始時代のような生活をしつつ女だけのコミューンを作り生き延びている。100歳のメイはカユが来てちょうど50人になったので、復讐のために村を襲撃しようとするが、雪崩で死んでしまう。村を立て直そうとするがクマに襲われ、平和なデンデラを作ろうという意気地なしチームのマサリまでもが、熊と戦い命を落とす。カユはヒカリとともに、熊を退治に行くというが。カユは熊を探しにゆきと見つけると逃げて村までおびき寄せ、村を熊に襲わせ、最後に熊と対峙する。

女だけのコミューンというのが面白かった。やっぱり復讐とかいう強い目標がないと生き延びるのは大変なんだろうな。もなみ的には穏健派のマサリに同調するだろうな。

途中から熊対おばあちゃんの壮絶なる戦いものになってしまって、目を覆いたくなるくらいだった。
ビデオでみたんだけど、最初ラストシーンの意味が分からず、NETで調べてなるほど、と見直した。ふーん。カユも復讐なんだ。
女だとか男だとか、因習だとか供養だとか、結局自然の熊の前に人はつまらないものだと思った。

しかし、すっごい女優陣! 
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