JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

12年で期待しすぎた Ajayo / Vinsenzo Danise

2022-08-09 08:08:20 | 聞いてますCDいいと思う


Vinsenzo Daniseと出会ったのは2010年だけどその時これはうまいと現役ピアニスト100人に選んだ。

Danise

ところがアルバム「Danise vol.1」とあるのに一向に次のアルバムが出ない。もう10年以上たって、新人gはアルバムをリリースすることは大変なことだと思う。それでもその一枚が大変良いピアノなのでずっとこのしてきた。今回ネットをめぐると、ライヴの模様がアップされているし、新しいアルバムもあるみたいだ。
これは12年も待ったのだからと即買い。こちらもストリーミングで入手。しょうがない。2021年の録音のようだ。
12年の歳月はピアノスタイルも変えてしまうだろうからどうだろ。
ストリーミングでクレジットが見つからないのでききだしたけれど、どうやらピアノ・ソロのようだ。
1曲目ガシガシ弾く漢字ではなく、静かにスタートをして、2曲目”Tango Mediterraneo”はちょっとショパンを思い浮かべるようなメロディ、この人もクラシックをしっかりしているのだろうな。3曲目、4曲目もクラシカル系のものが続く。
5曲目になって弦楽がバックについて東欧風の曲になるけれど、どんな編成化わからない。6曲目は女性が詩のようなものを読んでいる。
7曲目、8曲目、どの曲も短めで、テーマのメロディーを大切誌にて弾くアプローチになったのだろう。ジャズ王道とはちょっと違って欲求不満の人はでるだろうな。
感じは最後まで変わらなかった。これが最初だったら100人には入らなかったとおもうけれど、久しぶりにだしたのだからもう少し見てみよう。

ねっとでコンサートの模様があって、結構いいと思うんだけどね。




Ajayo / Vinsenzo Danise
 
Vinsenzo Danise  piano
2021年6月リリース

1 Ajayõ
2 Tango Mediterraneo
3 Llorona
4 Anima Lunae (a Federico)
5 Stella Diana
6 Note Che Parlano D'Amore
7 Ballad For Emy
8 O Bebado E A Equilibrista
9 Waltz For Queen
10 Torna Maggio
11 Ninnanannaninnanoè
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潔白の証明 マイクル・コナリー 著 古沢嘉道 訳

2022-08-07 09:11:12 | 
 

本屋さんに行ったら並んでいて即買い。リンカーン弁護士が主役は久しぶりじゃないか。
マイクル・ハラ―を主人公にした作品、ハリ―・ボッシュのシリーズに顔をだしていたからさほどでないけれど、七年ぶりの主役ということになる。これが始まりすぐから殺人犯として投獄されてしまうのだから、最初からつかまれる展開。
今週は本を読む時間も十分にとれるから、一気読みになった。それほどのスピード感も織り込んでくれている。
法廷ものがすきだけれど、法廷場面が少ないものが最近だった。これしっかれハラ―・弁護士と助手のジェニファーの素晴らしい法廷での答弁が書き込まれていて、すっきり胸がすく。久々に法廷ものという感じで読めた。
しっかりとした裏付けられた構図は流石であるし、次々とそれを明かしていってくれることが気持ちがいい。ハラ―と娘とのやり取りも、ボッシュとむすめとのマディと重なって、いとこ同士というのも楽しい。
大きな展開でもっと追い詰めていってほしいところ、終わり方はちょっと、もっとやれ感はあったけれど、それはそれまでがあまりに素晴らしい展開だったからだろう。
美っショップという良いキャラクターもこれはシスコと同じようにいい位置につけそうだ。

パチパチ。
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やっと嵌った ソニーSRS  X-99

2022-08-05 17:55:52 | その他
何年前にソニーのスピーカーを衝動買いしたことがある。多分ウォークマンを常用しだして、家でそのままスピーカーから流そうという意図で買ったのかもしれない。



だけど家では普通にCDを聴いていてほとんど使わない。地下の大型TVに使おうかと思ったっら、ワイヤレスでこれも使えないで棚に置いてあった。
個々のところストーミングでアルバムをいくつか立て続けにかったけれど、これがPCのスピーカーで聞くと音がわるい。
がっかりしちゃうランクの音でどんなもんかなとおもってはいたけれど、手を打ってこなかった。今回あまりに音がわるいので、手を打とうと思うったこれを思い出した。
パソコンの後ろにおいて。さてどうしよう。というのでソニーさんのお力を拝借したら5分でペアリングが終了。

アマゾン・ミュージックで「TOM SCOTT Live At The Bottomm Line .NY3.Nov78」を聴いている。



この中で1曲ジャコ・パストリアスがジャムでソロとっていてこりゃばったりでよかった。そして音が数倍というかよくなって、これはおおーぢおと遜色ない。今までPCの音はそれこそにのつぎだったけれどこれは急に力のある役員が登場したみたいな感じだ。



これぐらい作り噛んでいるのだからだろう。
やっと嵌るべきところに場所ができた。


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褒めすぎだけど久しぶりだから Cuban Americans / Martin Bejerano

2022-08-04 11:19:08 | 聞いてますCDおすすめ


マーチン・ベヘラーノのデヴュー作「evolition/ revolution」にはかなり衝撃をうけて現役100人にえらんだけれど、その後なかなか新しいのが出なかった。



2006年10月の録音だけどつぎのは2013年にリリースされている。だから7年間が空いていたわけ度今回1作目、2作目とリズム大河同じアルバムが出た。一作目で「進化と革命」というちょっと気張ったタイトルで、でもその気負いが気持ちよいものだった。次作の「POTENTIAL ENERGY」もその路線を引き継ぐものだった。
さて今回は「Cuban Americans 」というのだからマイアミ生まれの彼のルーツ表現だろうか。やはりCDは見つからないからストリーミングで購入。

1曲目カリプソの歌で始まっておどろいたけれど、その後のぴあのは流石メロディが良い。2曲目の”.Lonely Planet ”前聴いた時の驚きがよみがえってくる。とてもシャープなフレージングで気持ちがよい。2006年にらいのメンバーとの纏まり方、駆け引きも楽しい。
3曲目は”.Doxy”でベースのEdward Perezがハリのある音でソロを利かせる。4曲目もノリの良いベースでこれはキューバンだけれど、彼らしい影の部分もあってかっこいい。
5曲目、6曲目もリズムが協調されるけれど、著案とつかみがあってよくまとまった、引き入れられるような演奏になっている。
そして7曲目”.You've Changed”でそっと歌うように、アルバム作りも熟練してきたようだ。
8曲目は女性歌手のカリプソがはいるけれど、これも味変で許せる。
9曲目は、Electro MIDI Shred Remixとあってエレ黒となのだけれど、これもライヴなどで受けるだろう、この若者たち?がエレを使って悪いはずがない。
最後は.(supernova)とカッコつきの短い曲だけれど。録音した中での捨てがたいインプロを抜き出したのだろう。刺激的だ。ほめすぎたけれど、それほどの魅力を持ったピアニストだと思う。
熱気とか若さとか、計算とか見事にかみ合ったアルバムで推薦です。

Cuban Americans / Martin Bejerano

Edward Perez - Bass
Ludwig Afonso - Drums
Samuel Torres - Percussion
Roxana Amed (Vocals “Mi Cafetal”)  
2021年3月 マイアミにて録音

1.Ay Cosita Linda (A Gringo Fantasy) 05:32
2.Lonely Planet 09:56
3.Doxy 10:28
4.#CubanAmerican 05:06
5.Origin Story 09:22
6.Yo No Bailo 08:06
7.You've Changed 07:27
8.Mi Cafetal 08:18
9.B. Radley (Electro MIDI Shred Remix) 06:42
10.(supernova) 02:18
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この時代だから SOMETHING TOMORROW / ENRICO PIERANUNZI

2022-08-02 09:54:33 | 聞いてますCDおすすめ


トマス・フォネスベクと相性あよくここのところ共演がおおいけれど、コロナ化の2021年にアルバムを作ってくれたことがとてもうれしい。声おなかで木偶多アルバムでおおいのが、派手ではないけれど、心のこもった伝言のようなアルバムだ。
こんな状況で1曲目”Those Days ”をきけば、エンリコ聴取と同じように不安があり、その不安を少しでも心から取り除こうとしていることが感じられる。2曲目、チェカレリのドラムスも衰えなくうまいし、トマス・フォネスベクのソロもつづいて正当なピアノ・トリオが満喫できる。
4曲目” The Heart of a Child ”も心和むやさしいメロディでこのようなメロディが流れる生活を再びということなのだろう。ケニー・ドリューとぺデルセンが思い浮かぶ。
5個曲目がタイトル曲の”Something Tomorrow”ちょっと元気に希望を持とうとつづいて力づけられる。
おとなしめの曲がおおくなっていて、ある部分では不満に思う方もいるだろうけれど、このアルバム、この時代だからの演奏だと感じる。多くの人々の時代の訴えのようなアルバムだ。

SOMETHING TOMORROW / ENRICO PIERANUNZI

Enrico Pieranunzi (P)
Thomas Fonnesbæk (B)
André Ceccarelli (Ds)

Recorded on September 5 & 6, 2021 by Thomas Vang at Village Recording, Copenhagen

1. Those Days (Enrico Pieranunzi) 4:54
2. Perspectives (Enrico Pieranunzi) 4:28
3. Wave of Interest (Enrico Pieranunzi) 3:46
4. The Heart of a Child (Enrico Pieranunzi) 4:58
5. Something Tomorrow (Enrico Pieranunzi) 3:19
6. What once was (Thomas Fonnesbæk) 4:50
7. Three Notes (Enrico Pieranunzi) 4:01
8. Suspension Points (Enrico Pieranunzi) 4:21
9. Je Ne Sais Quoi (Enrico Pieranunzi) 5:36
10. This is New (K. Weill - I. Gershwin) 4:53
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