ジャケを見るとパリとブエノスアイレスの写真が半々でこの2か所が連なっていればこれは買いたくなる。
映画「欲望」の原作者がかいた小説「Rauela」に触発されてできたアルバムのようで、パリとブエノスアイレスが半々に舞台になっているそうです。
ミュージシャンはミゲル・セソン気になっていたミュージシャンでした。
アンサンブルをしっかりとする感じでスタート、2曲目になり後半のミゲル、アルトのフレーズに驚きます。
4曲目チェロを弾いていた人がトロンボーンを吹くけれどこれが上手い、系統がこれは度違うのは一寸考えつらい、音域が似ているぐらいしか考えられない。ここでもアルトのフレーズに驚く。
アルバムの感じはアルトがかなりの部分を吹いて、双頭のピアノのロレントはバックに徹しているようです。
5曲目、4ビートがまるでないけれど、このアルトの4ビート聞いてみたい。
6曲目のチェロのソロ、トロンボーンかどっちかに決めてほしいと思うほどこれが良い音、アルトのフレーズにまたまたびっくり。
7曲目4ビートぽっくなったけれど短くおわり。
でこの後もミゲルのアルトに驚き通し、これほど強い個性は久しぶり、エリック・ドルフィーに出会った時の驚きに似ている。
この人プエルトリコの人だそうで、この前の作品、プエルトリコのソング集も買ってみようかと思う。
RAYUELA / Miguel Zenon&Laurent Coq
Miguel Zenon alto sax
Laurent Coq piano
Dana Leong cello & trombone
Dan Weiss ccrums & percussion
1. Talita
2. La Muerte de Rocamadour
3. Gekrepten
4. Buenos Aires
5. Morelliana
6. Oliveira
7. Berthe Trépat
8. Traveler
9. La Maga
10. El Club de la Serpiente
Laurent Coqすきなので探してみます。
何年か前の来日を見逃したのがいまだ悔やまれます;;