JAZZ最中

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色付けの妙 JUSTE APRES / JEAN-PIERRE MAS

2012-11-14 22:35:43 | 聞いてますCDいいと思う


JUST AVANT

ジャン・ピエール・マスは2006年にとても色っぽいアルバムで見つけてとてもきにいりました。そのアルバムが
(H)ombreというもので、曲から赤い紅をひくかんじを受けました。その後2枚一番あたらしいのが2年前でしたが、ちょうど秋の訪れと重なったアルバムでした。
今度のアルバムでサックスをふくEric Sava が2曲ふいていたし、">(H)ombreのベースはSylvin Marc ですからけっこ仲間うちでアルバムを作っているようです。

1曲目テナーにソプラノをオーバーダブしてファンキーな2管のような出だしのラテンタッチな曲、引続きのピアノタッチは華やかな色のあるマス、その後のテナーも音色、フレーズともに合格です。
2曲目はテナーでのゆったりしたバラッド。
3曲目はピアノ・ソロの小唄小品。
4曲目、ラテンの入った演奏、ベースがエレベみたいに聞こえるのですが、アンプ音が凄い、これが一寸私の趣味じゃない、キックがなくて、ボョーとした音、なるたけ耳がそちらに行かないようにします。
5曲目はピアノソロ、ピアノソロになると美し系になります。
7曲目テナーがスタンダードのような落ち着いたバラッド、オットベース音を探してしまいます、、こうゆう美しいバラッド、ボーンとアコベガ鳴ってほしいけれど、もしこれがアコだったら音作りにこれないと思います。
8曲目、東欧風リズムのダンス曲のような、ソプラノが哀愁と軽快を同時にフレーズします。
10曲目、完全にラテン、フンバだそうで、これならばエレべでいいか、哀愁あるピアノが良いです。
11曲目が美しいピアノ・ソロ、12曲目はこれはテナーのゆったりしたバラッド。

ラテン、東欧の色彩をはさんで、ゆったりしたバラッドの落ち着いた色合い、そして澄んだピアノの色、最初のアルバムと同じように、音楽に色をつけるのがマスは上手いのです。


JUSTE APRES / JEAN-PIERRE MAS

Jean-Pierre Mas (p)
Eric Sava (ts,ss)
Sylvin Marc (b)
Xavier Desandre (ds,per)
2012年作品

1. Baton Dansant
2. Un Peu
3. Rue De L'Aqueduc
4. Au Sec...
5. Elle Danse Avec Les Mots
6. Un Bus Pour Tabarka
7. Juste Apres
8. Los Lilas
9. Juste Avant
10. Rumba Pompon
11. Sous Le Piano Noir
12. Pachavison

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