JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

懐かしメロディ BREXIT MUSIC / BAPTISTE TROTIGNON

2023-09-24 08:37:13 | 聞いてますCDいいと思う


バティスト・トロティニョンとも、随分長いお付き合いだ。とてもうまい、いかにもフランスのピアニストという感じで懐の深い演奏だと思う。
今回イギリスのポップ・ミュージシャンに焦点を合わせたアルバムを作ったみたいで、これは欲しい。

トロティニョンと最初あったのは「FLUDE」で2000年だった。


「FLUIDE」 2000年

その後の2005年にはソロ・アルバム



そして2008年にトリオ・アルバムを出したけれど、そのメンバーは今回と同じMatt Penman とEric Harlandだから、これは昔からの気の合ったメンバーになったのだろう。


「SHARE」 2008年

いごのアルバムを並べると

  

「SUITE...」 2009年     「dusk is a quiet place」 2011年     「song song song」 2012年

  

「HIT」 2014年   「anceatral.memories」  2017年    「You’ve Changed」 2019年

ソロだったり、管を入れあり、ヴォーカルを入れたりと懐も深いし、ほかのグループでもよい仕事をしていたけれど、この後しばらく疎遠だった。(2枚ぐらい買ってなかった)
そして今回のアルバム。タイトルの「BREXIT」とはイギリスが欧州連合を離脱離脱したを表すことばだそうだが、ここではイギリスのポップ音楽のポップ性にリスペクトした曲集なのだろう。
ノートをみるとイギリスで撮ったのだろう写真がある。

 

わざわざこのアルバムのためにイギリスに行って録音したのかとおもったけれど、録音はフランスだった。
ビートルズからポリス、ピンク・フロイド、ボウイ、クイーン、レディオヘッドなどの曲が並ぶ。こちら疎いので知っている今日は半分ぐらいだったけれど、それでも楽しい。
トロティニョン、ヴォーカルなどもいれると結構ポップ調の曲を演るので、ポップ好きなのかもしれない。
ポップの曲の方も、もちろん良いメロディなので、ジャズのアレンジを入れても、元の曲がうまく残ってこれは元曲がいいのだろうね。

ポップを演る手は実は”Your Song” "明日にかける橋" ”The End"などを演奏した Aldo Romanoなどとの連名で2006年にやっている。それが売れたからの今回の狙いかもしれないとも読んでしまう。  
 

「FLOWER POWER」 2006年

でも、この年になると懐かしくて楽しめるからよかった。

BREXIT MUSIC / BAPTISTE TROTIGNON

Baptiste Trotignon (p)
Greg Hutchinson (ds)
Matt Penmann (b)
2023年作品

1 Drive My Car
2 Message in a Bottle
3 Money
4 Here Comes the Sun-Norwegian Wood
5 Karma Police
6 Misty Mountain Hop - Four Sticks - Whole Lotta Love
7 Almost Blue
8 Mother's Little Helper
9 Interstellar Overdrive
10 Life On Mars?
11 Maryan
12 We Are the Champions
13 Fake Plastic Trees



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 楽士の狭間 IMVISIBLE STREA... | トップ | アコーデオンを並べる 2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

聞いてますCDいいと思う」カテゴリの最新記事