JAZZ最中

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マヌケから出たマコト  BEHIND THE MIRROR / THIERRY MAILLARD

2014-05-20 20:32:54 | 聞いてますCDおすすめ


まずはマヌケ話からです。
まるでしらなかったけれど試聴してそくがいしたのがTHIERRY MAILLARDの「BIYOND THE OCEAN」というアルバムで、その後名古屋の姫からこれは良いというコメントと今年の3月に新しいアルバムがでるよと教えていただいた。
もうそろそろ出ただろうと熱帯にいって、エイとクリックして届いたのがこのアルバムです。
トリオとソロの2枚組、サイトに確かめにいかなかったのがいけないけれど、これ2011年リリースのアルバムでした。
またマヌケなことをしてしまったと思いながらも、持っていないし良いか。

そしてトリオの方の1曲目流れ出したらこれが大成功、憂いをふくみながら美しいピアノにこれも味わいぶかいベースがからんでこれは素晴らしい。この人のアルバム中古ではあまりみあたらなかったけれど結構出ているのです。
古いあるばむなので今年のベストにはいれられないけれど、まずベスト入りレベルです。

ベースのJerome Regardはシャイ・マエストロの「イサカへの道」やダニエル・ユメールとエミール・パリシャンのアルバムで弾いている安心印のひと、ドラムスもふくめてとてもバランスよくピアノと絡みます。

2曲目、タテノリの素晴らしい演奏、リズムと一体になってこれもいい。

その後もアグレッシブな曲もあったり、哀愁たっぷりの曲があったり、トリオの方はすべてこの人の作曲です。
とても良い曲でアレンジもすばらしい、リズム隊がしっかりしていて、ピアノタッチは美しい。
とマヌケを覆い隠すかのような褒め言葉です。

もう一枚のアルバムはソロ、それもどうやらマイルスへのトリビュートのようでマイルスの作曲が6曲にマイルスのために書いた曲らいいのが4曲です。

最初が“ネフェルテェティ”でマイルス以上に幻想的、曲の感じを追い出すぐらい。
次がマイルスに治しての曲のようですが、特にマイルスらしさを演奏するのでなく、一度内側に引き込んでインプロしているような感じです。
マイルスの曲はどれも、アアとわかる程度にデフォルメされていて、“Seven steps to heaven”など、キュビズムの絵画手法を取りいえれたのではと思ったり、こちらのソロは、フランス人らしいとトリオの盤とはちょっと変わった印象です。
でもこれがフランスのピアニストだろうと納得します。
好きさ加減ではトリオがとてもたのしかったけれど新しいアルバムはどうなのでしょうね。

新しい方のアルバムはどうしたかって、これはなかなか日本にこないので、名古屋の姫がわざわざフランスからとりよせたものをいただきました。



こっちはチラッときいたけれど、弦もいれた力作のようで、ここのところの忙しさがすぎてからゆっくりときくことにしています。
先日ポチッた熱帯にも、今日見たら、ついに登場してました。

BEHIND THE MIRROR / THIERRY MAILLARD

Thierry Maillard (p, composition)
Jerome Regard (b)
Laurent Robin (ds)

Disc 1
01. Lotus’ Ballade
02. Miss Tik
03. Bhajan ...
04. Trio West
05. Tempo Riz - Action
06. Never Ending Day
07. Triolisme
08. Ergot
09. Lac Balaton

Disc 2
01. Nefertiti
02. Around about Miles
03. Behind the mirror
04. Ascenceur pour l’echafaud
05. Seven steps to heaven
06. Ballade for Miles
07. Four and budo «medley»
08. Blue in green
09. Milestones
10. Mask.D
11. Freedie the freeloader

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