エリック・フリードランダーがソロでジョン・ゾーンの曲を演奏しているアルバムが気に入って結構聞いている。もう少し聴こうと頼んでいたアルバムが届いた。
これがとても良い、オックスフォード大学にあるボドリアン・コレクションの古代アラビア語、ラテン語、ヘブライ語の書物をモチーフにした曲ということで、ユダヤ博物館から委託された全曲フリイードランダーの曲。
ヘブライの雰囲気というのがどのようとは説明できないけれど、このようなのかもしれない。スピリチュアルな詠歌というようなものが多い。現代クラシックのチェロ曲はなかなかとっつきにくいのだけれど、この音楽はメロディアスであり、哀愁を帯びていて聴きやすい。
CDのジャンル分けでは、このアルバムは前衛となっている。この人のアルバム、ジャズだったりフュージョンだったりロックだったりしていて、この前衛はワールドといった方がいい。
この記事もチェロのカテゴリーだけれど、このようなチェロもあるのだとぜひチェロ仲間に聞いてほしい。
ここでとても気に入ったのであと3枚クリックしました。大好きなユリ・ケインがピアノを弾いている最新盤もあるけれど手に入れ方がわかりません。
illuminations / Erik Friedander
Erik Friedander cello
All compositions by Erik Friedlander
1."Invocation - Seshat" 2:40
2."Prelude - Scriptorium" - 6:16
3."Madrigal - Siddur" - 4:40
4."Chant - Illuminations" - 3:51
5."Cham - Hypnotique" - 3:08
6."Tarantella - The Serpent" - 4:49
7."Fantasia - Zodiac" - 3:46
8."Chant - Kaddish" - 4:20
9."Madrigal - The Virgin & The Unicorn" - 4:07
10."Pavan - Hildegard" - 4:35
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