JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

気品を作って Blue Landscapes / Ivan Paduart

2011-03-21 19:58:23 | 聞いてますCDいいと思う


現役ピアニスト名鑑に100名のピアニストを選びましたが、記事にしたことが無い人が3人いました。このブログで記事にしていなかったのがおかしいと思う3人でした。
その二人目がイヴァン・パドゥアで理由を考えてみると、最近のアルバムを入手していないためのようです。
上手く出会えていないし、ヴォーカル含みが多いので疎遠になってしまいました。
一番最近で買ったアルバムは2006年、横浜JAZZプロムナードにきてC・ベイカーのトリィビュートをしたフェイ・クラーセンがむき出しで売っていた2003年録音のライブ模様、パドゥアのトリオも入っています。
今回の記事は2004年にビデオ・アーツから出たアルバムで、最近再発されたようです。
ベルギーのピアニストでは、このパドゥア45歳の後、41歳のミシェル・ビゼリアとソルト・カルテネッカー、エリック・レニーニの40歳、ジェフ・ニーヴの34歳、ゾルタン・オラーの28歳と続きますので、パドゥアはちょっとマークが甘くなります。
アルバムの色合いでしょうか、落ち着いた、ソフトな感じ、前半はオリジナルバラッド中心、ビデオ・アーツの意向もあるのでしょうか、いかにもヨーロッパ・ピアノ・トリオを意識した感じがします。
ですから、ベルギーのその後のピアニストとは一線を引いたような、雰囲気です。
嬉しいことにS・スワローの“ホーリンング・グレース”やキースの“マイ・ソング”を演奏してくれていること。マイソングはとても気品ある演奏です。


Blue Landscapes / Ivan Paduart

Ivan Paduart(p)
Philippe Aerts(b)
Dre Pellamaerts(ds)

Recorded at Studio "Crescendo" Genk/Belgium on October 28th and 29th, 2003

1.Igor
2.Blue Landscape
3.Madeira
4.Broken Hearts
5.Perpetual Movements
6.Sweet Georgie Fame
7.I Had A Ball
8.Falling Grace
9.My Song
10.Why Not
コメント
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