JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

Floating が変わって The Light / Ketil Bjornstad

2008-06-18 21:20:17 | 聞いてますCDおすすめ
Esbjorn Svenssonが亡くなってしまって意識が停滞してしまってます。
そのような中、癒すようなアルバムがありました。彼が亡くなることなど考える事もなくこのアルバムを聴いていました。
亡くなった現実からjazzにもどる前にとても良い一枚になりました。
お通夜に参加した気分です。素晴らしい音楽というのは心を洗い、元に戻してしれますね。



Ketil ビヨルンスタとラピダルの新しいアルバムを最近聴いたばかりなのに、また新しいアルバムがあECMからでています。続けさまなので少し驚きましたがファンですから購入しました。
ビヨルンスタは声楽とかオーケストラであまり好みでないアルバムがありますのでが、このアルバム組み合わせがピアノとヴィオラそれにメゾソプラノの3人ですから、ファンであってもちょっと躊躇しました。
そして結論からいいますと良いのです。
1曲目からこれまでの行き方を問い直されているような凄い感じになります。
2曲目、理解しあえる人があらわれて、長い不明の事を解き明かす様な感じです。
3曲目は正しい生活を送っている様な感じですが“フィヨルドのかたわらで”と言うきょく。
5曲目以降、歌詞が英語になると少し感じが軽くなりますが、曲想はかわりません。
ビヨルンスタのアルバムに「Floating」と言う人気盤があります。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060517
8曲目ヴィオラとピアノのデュエットを聴くとその、アルバムを思いだします。
楽器編成がずいぶん違いますが、ピアノはあの音で癒されます。
女性が歌う声になっても、flotingを練り直した感じです。
バロック時代の歌曲のような、とても自由なアドリブに通じる感じで、12曲目や13曲目などとても力強いうたごえです。
JAZZとは言えませんし、いろいろな形態の音楽を許容する巾広さが必要ですが、そのような方にはお薦めです。

he Light / Ketil Bjørnstad

Randi Stene(mezzo-soprano)
Lars Anders Tomter(viola)
Ketil Bjørnstad(p)

Recorded February / March 2007 at Rainbo Studio, Oslo


Fire Nordiske Sanger (Four Nordic Songs): 
1 Grensen (The Border) 
2 Natten (The Night) 
3 Sommernatt Ved Fjorden (By The Fjord)
4 Sommersang (Summer Song)
The Light
5 A Valediction: Of Weeping
6 The Dream
7 The Prohibition
8 Lamentoso
9 The Flea
10 A Noctural Upon St. Lucy's Day. Being The Shortest Day
11 The Sun Rising
12 Air And Angels
13 Love's Alchemy
14 Break Of Day
15 A Hymn To God The Father
コメント
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