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高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

見よ!これが福島の現実であり、日本の現実である!

2013-01-21 19:53:38 | 最新兵器

見よ!これが福島の現実福島の現実!

これでも安全といいますか!

以下・転載

ふくしま集団疎開裁判緊急記者会見
2013年1月18日


http://youtu.be/3jA6pVJJT4Q?t=32m27s

クリックすると文字起こしのところからYoutubeが始まります。

福島と首都圏
「健康被害の兆候と可能性。避難の必要性」



32:27

現在船橋病院の方で医師をされています柳沢洋子様から、
医師の立場からの健康被害と避難の必要性についてお話を頂きます。

32:40
2013011813.jpg

柳沢裕子さん
船橋二和病院内科医をしています柳沢と申します。
こういう場は非常に緊張します。上手に話せるかどうかは分からないんですけれども、
私は被ばく医療をしたことも無ければ、普通の一介の臨床医で、専門家でもないんですけれども、
だけれども、今の福島、およびホットスポットの状況で
「安全である」という事は到底言えないというふうに思います。
で、放射線防護の基本は放射線があって、
それが危険であれば「離れる」ということが一番最初にあることであって、
20ミリシーベルト問題が起きた時から
産婦人科学会や小児科学会が「それはいくらなんでもひどい」と言うと思ったんですよね。

でも言わなかったという所が、本当におかしいんじゃないかというふうに思って、
いまでもいろいろと避難することの困難さは重々分かっているけれども、

「良い」ということはやっぱり出来ないというふうに思っています。

今回の、たとえば取手の心電図検査異常のことなんですけれども、
これがすぐに放射線の影響であるとかないという事をもちろん簡単に言うことはできないけれども、
この心電図結果を聞いて、驚かないというか、予想されるというか、
「やっぱりね」という感想を持ってしまうわけです。


それはチェルノブイリでチェルノブイリハートって言う映画があったと思うんですけれども、
あれは「チェルノブイリの心」っていうものかな?と思ってみたら、
本当に心疾患が多かったという、そういう映画でしたけれども、
ですから、予想され得ることな訳ですね。

で、予想されて、…
これが関係あるのかどうかは今は分かりませんけれども、
「あるんじゃないか」って言う、にもかかわらず、
こういうことが予想されるかもしれないということが分かっているにもかかわらず、
たとえば山下先生が行っている、県民健康管理調査で、
心電図をやってくれない訳ですよね。


何でやらないのか?
やって何が悪いのか?
大丈夫だったらやればいいじゃないか。
大丈夫だという事を言えば良いじゃないかと、普通に思うことです、これは誰でもです。
医者じゃなくたって、

しかも心電図なんて侵襲性が無くてだれでも簡単にできる検査だし、
高いものでもないし、やれるわけですよね。
「何故これがやってくれないのか」というふうに思います。

で、その、こういうことが起きても不思議じゃないって思う、このことなんですけれども、
つまり、やっぱり今までの、特にチェルノブイリの経験なんかを見ていれば心配は沢山あって、
じゃあ、それが心配のその通りにね、
チェルノブイリは4年後5年後ですよね、避難が始まったのは。
で、「ホラ、言ってたのにそうなったじゃないか」っていうことをね、言うっていうことはこれ、
あり得ないですよね。
非常に非人道的なことだと思う
んですよ。

危険かもしれないっていう事が分かっていて、
それに対策を取らずにいて「やっぱり危険だった」って、あり得ない
ですよね。

「危険かもしれない」でもなにも起きなかったらそれで良いけれども、
起きちゃった時に{どうするんですか!?」っていう、
そういう思いがするんですよね。

で、本当に、あの…申し訳ないというか、
こんな事態になっている根本的なところに、これが安全だといっている人たちがいて、
それを基に全ての政策が進んでいるわけですよね。

その安全だといっている大本は、広島長崎の疫学調査ですね、
ですけれども、これは非常に被ばく医療の権威の先生達も、
エビデンス(証拠)レベルが低いといっているわけです。
そのエビデンスレベルが低いものに基づいて、「安全だ」と言い切るということは、
普通には、私たちの仕事ではあり得ない
ですよね。

臨床医って、言いきれないんですよ。
分かっているようで分かっていない事だらけで、常に「えぇ~?」っていうことがあって、
そういう中で、エビデンスレベルの低い広島・長崎のいっかいのことで、
「安全だ」といっているということ自体が、普通におかしいと言わざるを得ないというふうに思っています。


多発のう胞

“多発のう胞”の事を言われていますけれども、
私たちは“のう胞”という事を聞くと基本的には“良性”って思います。
で、あんまり気にしないんですけれども、

それが多発で、ちょっと画像を見ていないし、私は全然専門家じゃないから
お門違いの事を申し上げるかもしれませんけれども、

診た先生たちが「何だろう?」といっているということがあるんですよね。
その、「何だろう?」ということがあったら、普通はちょっとわからなかったら、
エコー検査にしてもまずは3か月後とかですね、どんどん変化しちゃうかもしれないから。
で、それが3か月で大丈夫だったら、じゃあ「次は半年ね」って言います。
それも大丈夫だったら、ゆっくりなスピードだから
「次は一年ね」というふうにフォローアップを、普通はするものですね。

で、こういうことが起きている訳でして、
なんで2年に一遍なのか?」ということです。

しかもですね、チェルノブイリでは、
この前菅谷先生の講演会に行きましたら、
チェルノブイリではいまだに半年とか一年ごとにエコー検査をやっているらしくて、
「なんでそんなにやっているんだ?」って菅谷先生が聞いたら、
「日本の医者がそうしろって言ったからだ」と。


で「なぜ日本では2年に一遍なのか」というのが全く分からない訳ですよね。

本当に普通の事はやって欲しいと私は思います。
あと私は、千葉で保養プロジェクトに参加していて、
最近保養プロジェクトが終わったんですけれども、
退避の問題をちょっとお話したいんですが、
退避者の困難性ということで、1年前から千葉で保養プロジェクトを細々とやっているんです。

1年前にやられて避難された方がいるんですね。房総に。
ところがその方が非常にきつくなって、「戻りたい」という話もされていたりして、
本当に厳しい状況と、後、個人でこの事をやるということが非常に困難だなというふうに、
福島の人の話を聞くたびに思うんですね。

やっぱりこれは「安全ではない」ということをはっきりさせないと、その先に行けない。
「安全だ」っていう事を証明できないと思います
なんと言ってもあるのはエビデンスレベルの低い疫学調査、
広島・長崎の疫学調査だけで、
これは長期にわたる低線量の被ばくには向いていない訳だと思うんですね。

それでその「安全ではない」という事を言わなければならないのは、本当に医師の役割なんですけれども、
それが果たせてないということに対しては本当に、どうしたらいいのか分からないけれども、
多くの医者がうれいていることも私は申し上げておきたいと思います。

私の病院でもそうですし、
いろいろとメーリングリストで出来た仲間もそう思っていて、
「どうしたらいいのか」というふうに思っています。

避難が困難であるということも、重々分かってはいるけれども、
でもやっぱり「安全でない」という事を何回でも言わなければならないということだと思います。

そして、なんですか、今年の大河ドラマで福島の「ならぬものはならぬ」と言うのが…

そうなんですよ、「ならぬものはならぬ」と、
やっぱり言わなければならないのが今の福島の現状だというふうに思っています。
ですので、この避難の問題ですね、

「今からでも遅くない」というふうに思いますし、
ありとあらゆる人がとにかくその「子どもの命というのは未来」な訳です。私たちの。
これを守るために本当に一つになって行動したいと。
出来る事はしたいと。

本当はこういう所に来るのは、非常に恐縮したんですけれども、
やっぱり、これが私のできる事ならしたいという思いで、今日参加しました。
この・・・
裁判所が信じられない。
本当に信じられないけれども、
裁判官の方にも訴えたいです。本当に子どもの命を守ることにつくして欲しいと、
その事一点でやって欲しいと、
私たちも本当に申し訳ない、福島で医師は悪魔と言われていると、
最もだと思いますが、そうではないという所で頑張ってやっていきたいと思います。

この避難のことに関してもやれる事を各、各々の場所で、
医師としてやっていきたいというふうに思っています。


http://youtu.be/3jA6pVJJT4Q?t=42m15s

42:15~
健康は人間の基本的な備え:宗教者として非難や疎開を考える
大河内秀人さん 宗教者 原子力行政を問い直す宗教者の会


双葉町長を守ろう
瀬戸大作さん パルシステム命結(ぬちゆい)

柳原弁護士1/18ふくしま疎開裁判会見(内容書き出し)


<衣服の放射能汚染>「中学生一人で500ベクレル超を着ている」
吉田那博さん1/18ふくしま疎開裁判会見(内容書き出し)

関連記事

以上・転載

これが、福島県の現実である!

今や、放射能被害は増大するばかりで何の対策も立案することが出来ません!

しかし、現実は風化しようとさえしています!

今が良ければ、将来はどうでもいいのでしょうか?


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いつまでも、放射能汚染を放っておくつもりなのか!

2013-01-16 21:21:07 | 最新兵器

これでいいのか日本人よ!

 

福島第一原発の問題は、あまりに問題が大きすぎて、国民の誰も抗議の声すらあげられない。つまり手を付けることが出来ないのです。

福島第一原発からは、依然として高濃度の放射能が噴出しておりますので、仮に日本国で500万人が死んだとしても、なすすべもありませんので、あきらめるしかありません。

 

「原発を止めることのできる唯一つの道は、国民全員が声を上げることだ」と言われましたので、いろいろと抗議活動をしましたが、現実に福島第一原発で大事故が起きてしまい、多くの人たちが倒れてしまいだれも助けることが出来ませんでした。


 福島やその他の汚染地帯から人々を、特に子供たちを直ちに避難させなければなりませんが、個人の力では如何ともしがたくて、なすすべもありません!

 

福島を訪ねてみますと、体制側の学者によるシンポジウムが各所で行われていますが、

「福島はもうほとんど安全である!

という発言を平然としていますので、驚いてしまいます!

 安全だといいながら、同時に彼らは子供たちの線量を測り、健康調査をしているのです。

安全なら健康調査の必要もないでしょうし、「立ち入り禁止区域」などは必要ないはずです!

 

なぜ避難をさせてから、国や、県は健康調査を出来ないのでしょうか?

福島の子供たちを、モルモットしているのでしょうか?

 

米国と日本の政府が、広島や長崎の被爆者にたいしてやってきたことを、再び福島でもやろうとしているのでしょうか?

福島の子供たちを間違っても、研究材料にしてはいけません!

私も、同じ日本国民として切に訴えます!

 日本の基準値500ベクレルは、異常に高すぎます。

 

【重要】

1.セシウムが体内に20Bq/kgの濃度で取り込まれますと、心臓に異変が起きやすく成ります。

 

2.そしてICRPpublication 1112009)にあるグラフによると、1日たった10ベクレル、大人はだいたい12kgの食物を摂取しますから、基準値のたった100分の1のレベルであっても、70kgの大人であっても心臓に異変が2年以内に起こる可能性を示唆しているのです。

 

3.さらに30kgの子供の場合は、100日以内です。ベルラド放射能安全研究所副所長のウラジーミル・バベンコ 氏の、子供の食べ物はゼロベクレルにしなければならないという発言が決しておおげさなものでないことがわかるデータであると思います。

 

4.同時に、汚染がれきが全国に流通するのは絶対に防がなければなりません。特にそれが燃やされた時、沸点が641度と低いセシウムは大気中の微粒子となり、容易に人に吸い込まれ、深刻な内部被ばくを引き起こします。

 

5.原発は、稼働している場合ではありません。

 

6.福島事故の後でも原発を日本で稼働させ、海外に輸出しようとしている日本政府の態度は狂気の沙汰です。

現在でも、日本国中で地震が発生しており、近い将来第二の福島原発事故が起こる可能性も考えられます。

 

福島の4号炉は、稼働中でないにも関わらず、爆発してしまいました。

使用済み燃料プール周りの構造物は耐震設計を強化する必要があります。

 

幼い子供たちの命、日本の将来を担う若者の命、そしてみなさんの命の灯を絶やさないことです!


福島事故直後より健康相談を受け始め、今も全国から鼻血、下痢、発疹、発

熱、甲状腺異常などの健康障害の相談を受けている。

  甲状腺腫瘍、急性心筋梗塞、腰部脊柱管狭窄症、緑内障、白内障のなど、内部被曝が原因と思われる多くの疾病に見舞われている。

 平成25年1月16日現在、日本全国津々浦々まで、日本国民は例外なく放射能に晒されています!

 日本国と日本国民は、原子力の利用について、決断の時に来ています!

1945年、日本は広島と長崎で、20万もの市民を原爆によって失い、そして現現在も何万人もの人が後遺症に苦しんでいます。

IAEAは隠ぺいしていますが、チェルノブイリ事故後の汚染地帯では、健康な赤ん坊の割合は2割をきり、数百万人を超える犠牲者を出しています。

小児の甲状腺ガンのみならず、小児心臓病、糖尿病、腎臓病、感染症、免疫疾患などあらゆる疾病が増えています。

 今、福島では、既に35%の子供に甲状腺のしこりやのう胞が発見され、東京の汚染地帯でも、幼児の間で異型リンパ球などの異常が生じ、福島事故後の汚染地帯では死亡率の増加も既に見られています。

 

ところが、日本政府はこれらの緊急事態を異変を全く無視し、低線量被曝の人体実験「エートス」を進めるために汚染地帯に敢えて子どもたちを帰還させるという暴挙を行っています!

また100Bq/kgという安全性の低い基準の汚染食品(低レベル放射性廃棄物と同レベル)を全国に流通させ、汚染がれきは全国で焼却さるという蛮行を強行し、日本全国放射能汚染を進行させています。

 放射能の汚染問題は、世界で最も解決しなければならない急務な課題であります。軍事用であれ民事用であれ、命を容赦なく奪う放射能を生み出す核とは人類は決して共存することはできません!

そして既に傷ついてしまった人々を緊急に救援することを、今こそ日本及び世界の市民一人一人に呼びかけなければいけません!

 起きてはならない原発事故が、スリーマイル島で、チェルノブイリで、そして福島で発生してしまいました。

原発の事故は100%避けねばならないものであり、想定外の事態も想定して防災に備えなければなりません。

国の未来にとって最も大切な若者の命を奪う原発は、人類が使うべきエネルギーではありません。

 日本の原発54基は、その大半が老朽化しています。また原発が地震帯近くに建っていることも問題です。地震国日本では、原発はもろ刃の剣でしかありません!

脱原発の英断を打ち出し、経済、環境、人類に危機をもたらす可能性の高い原発から順次廃炉にしていく必要があります!

 原子力関連企業もまた、今後の企業活動について、決断の時に来ています!

原子力は、明らかに企業としての倫理性や社会的責務に反します!

事故の際に大量の放射能の放出をしますが、日常的に環境に放出される放射能

も大量であり、環境や人々の健康を傷つけています。

 未解決な核廃棄物問題、被曝労働者問題など、その存続の正当性を問われる問

題が数多く存在しています。

 アスベストの製造が禁止されるならば、核燃料製造、原発の稼動、再処理工場の運転などは、さらに厳重に禁止させられるべきなのです。

今後は、原子力関連企業は、原子力を推進していくのではなく、すでに汚染された環境中から放射能を除去していくことと安全に核廃棄物を管理していくことを企業活動の根幹に据えるべきであります。

また既に被害をこうむった被爆者に対しても、企業責任・製造者責任のもとで適切な補償をするべきです。

 今まで放射線専門機関は、原子力利用が国策として持続するという前提に立って、放射線防護の基準を作成してきましたが、これからは、いかに放射能汚染から人々と環境を守っていくかということを課題にしなくてはいけません。

 

そのためには、被曝による真のリスク、特に危険度の高い内部被曝についてわかりやすい言葉で市民に知らせねばなりません。

そして一般市民、特に、放射能に弱い個人、特に妊婦や子供を守るために、適切な勧告や措置を行うべきです。

 

社会での立場はいかに異なるものであっても、自らの命、そして将来の世代の生命や環境を大事だと思わない人がいるでしょうか?

原子力は、明らかに地球環境やあらゆる生物の生命を脅かしているのです。

 

国連および各国政府は、原子力から撤退する決断をし、可能な限りすみやかに危険性の高い原子炉から順次廃炉にすることです!

 原子力関連企業は、環境中から放射能の除去、核廃棄物の管理状態を国民に公開し、常に線量のチェックを公開する。

 放射線専門機関は、内部被曝のリスクを認知したうえで、犯罪と言える人体実験(ETHOS project)をするのではなく、住民の避難、食品や水の摂取制限、汚染物質の拡散や焼却の禁止を徹底すること。

 もっとも大切なことは、日本医師会は政府側ではなく国民の側に立ち被爆者に対し検査のみでなく、治療や予防医療措置を行う体制を構築することだ!

 現在進行中の放射能汚染は、30年間は続くと思って国民の皆さんは個々に対策を講じることです!

 

 

 

 


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関東の放射能は、チェルノブイリ事故時の84 倍高い!

2013-01-10 01:21:14 | 最新兵器

この真実を、国民は知るべし!

以下転載

委員長の独り言

2013年01月09日

今回の高崎の137Cs 濃度は,1966 年の大気核実験時の3500 倍,そしてチェルノブイリ事故時の84 倍高い

CTBT という世界的な監視網をご存じでしょうか。
包括的核実験禁止条約(Comprehensive Nuclear Test-Ban-Treaty;CTBT)とは、宇宙空間、大気圏内、水中、地下を含むあらゆる空間における核兵器の実験的爆発及び他の核爆発を禁止し、かつ条約の遵守を検証するために国際機関(CTBT機関)を設置し、核実験を探知・検証するために必要な検証手段(国際監視制度(International Monitoring System; IMS)、現地査察(On-Site Inspection;OSI)、協議及び説明(Consultation and Clarification;C&C)、信頼の醸成についての措置(Confidence Building Measures;CBM))を設けた核軍縮・核不拡散条約です。同条約は1996年9月、国連総会において採択されました。

 核兵器と原発はまったく同じものですから、当然フクシマ災害でもこのCTBTはその死の灰を検知しています。

同サイト CTBTに関する技術動向から

核実験監視用放射性核種観測網による大気中の人工放射性核種の測定
米沢仲四郎, 山本洋一
2013010901.jpg
が著者です。

副題に「放射能・放射線を正しく理解する」と書かれていますが、このレポートは必読です。いくつかをその他の資料と照らし合わせてみてみます。

福島第一原子力発電所から放出された放射性プルーム(放射性雲)が,3月15日午後1時と3時に高崎に到達したことが分かる。
2013010902.jpg

福島原発からの放射性物質の移流拡散(3月10日~3月25日)
2013010903.jpg
たしかに群馬県の高崎を非常に濃いプルームが襲っていることがわかります。距離とこの時の風速を考えるとこのプルームは、およそ20時間程度前にフクシマから放出されたものでしょう。その時に何があったかと言えば、ご存じ3月14日に起きたフクシマ3号機の核爆発(即発臨界)。すなわち、この3号機の爆発が多大な放射能をまき散らしたことは明らかですが、いまだに政府、東電はこの爆発による放射能放出はほとんどなかったと認めておりません。爆発直後に原子力空母が海域から逃げ出しているにもかかわらずです。

3号機の核爆発と思われる動画
<iframe src="http://www.youtube.com/embed/OiZmLqWnjgc" frameborder="0" width="640" height="360"></iframe>

そして、このプルームは世界中を襲います。

福島で放出された放射性核種は偏西風によって運ばれ,主に北半球各地に設置された放射性核種観測所で検出された。ここでは,時間の比較を容易にするため,協定世界時(UTC)で表す。まず,米国(Sacramento,CA)の3 月15 日21 時39 分~3 月16 日21 時39 分とロシア(PetropavlovskKamchatskiy)の3 月14 日23時32 分~3 月16 日0 時59 分で捕集された試料から,131I, 134,137Cs, 132Te など5 種類の監視対象核種が検出された。ロシア(PetropavlovskKamchatskiy)では,3月13 日23 時40 分~14 日23 時30 分に捕集された試料からも微量の131I が検出されたが,濃度が低く他の核種が検出されていないので,福島からのものかどうかは不明である。その後,米国,カナダ,ロシアの観測所で,そして3 月23 日以降の試料からはヨーロッパの観測所でも次々に検出され,地球をほぼ1 周して沖縄の観測所でも24~25 日の試料から検出された(図6)。粒子状の放射性核種は運用中の北半球の全観測所と,さらに南半球のパプアニューギニアとフィジーでも検出され,運用中の63 か所の観測所のうち38 か所の観測所で検出された。事故発生後3 か月が経過し,海外の大部分の観測所での検出はほぼ収まったが,高崎観測所では本稿を脱稿した6 月21 日現在でも検出は続いている。福島第一原子力発電所の放射性核種を検出した38 観測所の放射性核種濃度の比較を図7 に示す。図は,検出された代表的核種の132Te, 131I 及び134Cs の濃度と全核種濃度について,検出開始から5 月31 日までの積算値の比較である。図は分かりやすくするため,全核種濃度順に各観測所のデータを並べてプロットした。高崎観測所で検出された人工放射性核種濃度は,他の観測所のものより約千倍以上も高く,続いて北米とカナダの観測所のものが高いことが分かる。赤道付近や南半球の一部でも検出されたが,その濃度はかなり低い

2013010904.jpg
 このデータは各国政府中枢は当然しっていることであり北半球はおろか南半球まで、フクシマに飲み込まれてしまった傍証です。

そして、私自身は次の文章に驚きました。


我が国における大気中の粒子状放射性核種の測定は,1957 年から気象庁の気象研究所で行われてきた12)が,ここでの測定値は単位面積(m2)あたりの降下物粒子中の放射性核種濃度(Bq/m2)として測定されているため,IMS の粒子状放射性核種濃度と直接比較することができない。しかし,1965 年から放射線医学研究所による測定値13)とチェルノブイリ事故時(1986 年5 月)のAoyama らの測定値14)は,IMS の粒子状放射能測定とほぼ同じ方法で測定されたもので直接比較することができる。137Cs について,高崎観測所における最高濃度と1966 年3 月大気核実験時における千葉市での最高濃度,そして1986 年5 月チェルノブイリ事故時におけるつくば市の最高濃度を比較した結果,今回の高崎の137Cs 濃度は,1966 年の大気核実験時の3500 倍,そしてチェルノブイリ事故時の84 倍高い

東京の「放射能」は一万倍のデマで書いたように、御用新聞、御用週刊誌は大気核実験の時よりも降下量は少ない少ないと言い続けています(未だに訂正したという話しは聞きません)ところが、この論文では、チェルノブイリの事故の時よりも84倍も高い(大気核実験の時よりも、はるかに多い死の灰がチェルノブイリでは拡散されたことに今更ながら驚かされますが)のです。

放射性キセノン
福島第一原子力発電所から放出された放射性キセノンガスは,北半球を東周りに拡散し,運用中の北半球のすべての観測所と南半球のオーストラリア(Darwin, NT)の観測所の合計18 の希ガス観測所で検出された。北半球の観測所の放射性キセノン濃度は,放出当初は地域によって濃度差が見られたが,その後ほぼ均一になり,それぞれの核種の半減期に従って減少した。このことと南半球の観測所での検出が赤道付近にのみ限られていたという結果は,北半球と南半球の大気の流れが分離されているとする大気大循環とよく一致している。

4 おわりに
福島の東京電力福島第一発電所から放出された放射性核種は,北半球にあるCTBT の全ての観測所と,南半球の一部の観測所で測定され,地球規模での放射能汚染状況が明らかになった。CTBT の放射性核種観測網は,核実験を監視するために設置されたものであるが,原子力施設の事故にも有効であることが今回の事故によって明らかになった。


 ちょっと書きすぎではないかと心配してしまいますが、この方達大丈夫でしょうか。ここまで真実を書いていいのやら・・

 フクシマの事故は
・チェルノブイリよりもはるかに多量の死の灰が拡散した
フクシマの最汚染地帯は、チェルノブイリよりもはるかにヒドイ
・人口密度もはるかに高い

この状況であるのに、未だに政府は放射能による影響を過小評価し、東京はノーテンキに2020年オリンピックに血道を上げています。こんなオリンピック招致なんかクソ食らえですが、うまい風刺がありましたので、ここで紹介させていただきます。
2013010905.jpg
daphnezeyo daphnezeyo ダフニゼヨ さん 作成

 あのチェルノブイリでみんなが不安に思い始めたのが事故から3年目頃だったと言われています。日本はチェルノブイリよりもβ線核種が多いため、健康被害の出方はチェルノブイリよりもはるかに早い。オリンピック、経済再生、原発再稼働 どころではありません!
 
以上転載
 
このように真実を語る人々は、たくさんいますが、まだ政府を信用しますか?
 
 
 
 
 

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日本全土の農地は、全て放射能汚染されている!

2012-12-26 16:24:58 | 最新兵器

北海道の農地が、どれくらい放射能汚染されているかしっていますか?

 

 北海道農政部が、長沼町(中央農業試験場)、北斗市(道南農業試験場)、比布町(上川農業試験場)、浜頓別町(上川農試天北支場)、芽室町(十勝農業試験場)、訓子府町(北見農業試験場)、中標津町(根釧農業試験場)の7カ所で2011年4月18日から月1回(降雪時を除く)農地土壌の放射性物質の調査を行っています。

 北斗市での汚染が一番ひどいようです。

しかし、福島、宮城、岩手、茨城、栃木、群馬、千葉、山形、埼玉、東京、神奈川などからすれば、放射能汚染は非常に少ないレベルです。

 また、北海道の土壌の放射能汚染が今回の福島第一原発事故によるものではなく、すべて大気圏内核実験のためかもしれません。

2011年3月~5月に埼玉県(さいたま市)に降った放射性セシウムの総合計が12345ベクレル/㎡なのに対して、北海道(札幌市)に降った放射性セシウムの総合計が16ベクレル/㎡です。

埼玉県の農地の汚染は、36ベクレル/㎡(セシウム134 19ベクレル/㎡ セシウム137 17ベクレル/㎡ ときがわ町本郷)~240ベクレル/㎡(セシウム134 98ベクレル/㎡ セシウム137 140ベクレル/㎡。吉川市上内川)程度です。(いくつかホット・スポットあり。

吉川市皿沼410ベクレル/㎡、三郷市幸房840ベクレル/㎡)ですから、単純に2011年3月~5月に北海道に降下した放射性セシウムの量が埼玉県の1000分の1だとすると、原発事故による追加の放射性セシウムは0.036~0.24ベクレル/㎡程度かもしれません。

 また、北海道農政部の発表を細かくみていくと不思議なことを発見しました。

2011年9月6日から、北海道農政部はセシウム134を測っています。

しかしセシウム137の検出限界が3.7~6.5ベクレル/kgに対して、セシウム134の検出限界が4.5~9.1ベクレル/kgとは?

 これは、セシウム134を「不検出」にするために「わざ」を使っている可能性があります。

つまり、セシウム134は半減期が2年ですから、1963年に米ソの大気圏内核実験が終わってから約50年以上たっている現在では、フォールアウト(放射性降下物)の中にはセシウム134は見られないはずなのです。

もし、セシウム134が検出されるとすれば、それは2011年の福島第一原発事故によって放出されたものであることになります。

それは北海道の地も汚染している、ということを意味するのです!

 ですから、セシウム137が検出された後、セシウム134だけをもう1回測り直している可能性があるのではと疑いたくなります。

検査時間を短縮し、検出限界を上げて「不検出」にしているのではないかと推測されます!

これが、セシウム137の検出限界が3.7~6.5ベクレル/kgに対して、セシウム134の検出限界が4.5~9.1ベクレル/kgとなっている理由ではないでしょうか!

 北海道農政部は、農地土壌を検出限界0.5ベクレル/kgまで測り、公表すべきなのです。

ゲルマニウム半導体検出器を持っている北海道衛生研究所なら2時間測定で、その検出限界まで測定できるはずです。

 

話を総合しますと、もはや北海道産の野菜、果物、水産物も放射能汚染されており、決して安全な食品ではないということなのです!

 日本国民は、放射能汚染の現実をよく見てほしい!

福島第1原発から天空に洩れた70京ベクレルの放射能を全て回収しない限り、日本国民には安住の地はない!

国民一人当たり、58億ベクレルは即死の放射能量であり、現在、福島第一原発から日本国民を全員殺すことができるほどの放射能が大量に漏れているということを認識しなければならない!


そして、その放射能が日本全国へ拡散しつつあるということも再認識して頂きたい!

北海道だから安全、九州だから安全であるということはありません!

日本全国、非常事態宣言である!

 

福島第一原発事故は、悪夢の始まりであって決して終わりではない!

 現在、進行中の大事故なのです!


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東京では、放射能汚染が急激に進んでいます!

2012-12-25 21:49:40 | 最新兵器

 東京の臨海部や東部地域の放射性セシウム汚染がヒドイ状況になってきています。

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日本共産党都議団が5月上旬から今月8日、都内の公園や歩道など38地点で土壌調査や空間線量を測ったところ、葛飾区の「都立水元公園」の土壌から、1キロ当たり25万1000ベクレルの放射性セシウムを検出したのだ。

これは国の放射性廃棄物処理のセシウム濃度基準(1キロ当たり8000ベクレル)の30倍以上なのです!

そもそも福島原発事故前は、IAEA(国際原子力機関)の国際基準に基づき、1キロ当たり100ベクレル超の廃棄物は、低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込められてきました。

以前なら厳重管理された放射能汚染土壌が、子どもが自由に出入りする公園内で見つかったのは衝撃なのです。

水元公園では、地上1メートルの空間線量も、毎時1.10マイクロシーベルトを測定しました。これは国の除染の目安基準(地上1メートルで毎時1マイクロシーベルト以上)を上回る数字なのです。

ほかにも、「江戸川区平井3丁目」の都営団地空き地で1キロ当たり5万5000ベクレル、「葛飾区東金町」のポンプ場入り口土壌で1キロ当たり4万9700ベクレルを検出しています。

国の基準を上回る地点は、東京都内で25地点も存在します!


雨水がたまりやすく、水はけが悪い場所などにセシウムが蓄積し、土壌の汚

染が進んでいるようです。

つまり、時間が経つほど汚染が進んでおり、危険地域になっています。

都は一刻も早く除染作業や立ち入り禁止などの対応を取るべきですが、何も行動しません!

議会で追及しても『対応は必要ない』と言い切るから呆れます」(共産党都議団関係者)
 都が「ホットスポット」の除染に消極的なのは、2020年の五輪招致に手を挙げているからなのです!

都が大々的に除染作業に乗り出せば、世界中で『トーキョーで五輪は開けるのか』と大騒ぎになるでしょう。

福島原発事故直後、われ先に出国した状況から分かる通り、外国人は日本人以上に放射能汚染に敏感です。

まして、選手村建設やカヌー競技などが開かれる臨海部が『放射能汚染』なんて絶対に知られたくない。だから、都議会でどんなに追及されてもシラを切っているのです(都議会関係者)

京大の研究グループのシミュレーションだと、雨水で運ばれたセシウムによって東京湾の海底は、14年3月に最も汚染が深刻になってしまいます!

このような環境で「東京五輪」開催は絶対に無理なのです!

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というより、海外選手が怖がって1人も来日しないでしょう!

今なお臨海部や東部地域の広い範囲で、1キロ当たり数万ベクレルという汚染スポットの散在が確かめられた。公衆の被曝(ひばく)線量を極力抑えるという見地から、行政の早急な対応を望んでいます!

オリンピック招致に名乗りを上げた東京は、広報で長所・利点をうたうだけではなく、福島原発事故による放射能汚染の実態も包み隠さず示すべきです。

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五輪招致予算を都内の放射能除染に使用して、都民の安全を確保するべきなのです!

 

 

 


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