ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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柳井正さん: ユニクロ社長 「店長=経営者の入り口」

2010年04月05日 08時50分35秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「柳井正の希望を持とう 早く一人前になろう」という記事がありました。

ユニクロ社長さんの柳井正さんが、「希望を持とう」というコラムを始められました。

柳井さんも、若い頃は、「できたら一生、仕事をしないで暮らせたら」と考えたこともあったのだそうです。

学生時代は、学生運動の時代で、体制に疑問を抱くような風潮がありました。
柳井さんは、あまり働くことに価値を見いだすことができませんでした。

大学卒業後に、大手スーパーに就職しますが、仕事が面白いと思えず、1年足らずで辞めてしまいました。

仕事のあてがなく、親の商売でも継ごうかと、実家に帰ります。

ある日、お父さんが会社の通帳と実印を、柳井さんに渡しました。
お父さんは、当時の従業員の人たちと、あまりうまくいっていなかったようです。

「これで、もう失敗できないな」と考え、追い詰められた気持ちになりました。
いま思うと、それが良かったそうです。

ユニクロでは、若い人に店長を任せます。
商売は、自分でやらないと分からないからです。

店は1つの会社のようなものです。
商品の陳列を考え、規律を作ります。

平均的は店の年間売上高は、5億~6億円。
スタッフは、30~40人です。

「自分には能力がある」と思っている人ほど、店長になると失敗するそうです。
自分が思った通りに人が動かないからです。

チームを組み、部下と協力して仕事をしなければなりません。
経営はやってみないと、上達しないのです。

店舗も同じです。
立派に店長をやり遂げた人は、その後も成長します。

店長は、経営者としての入り口であり、目指すべき最終到達点でもある、ということです。
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ユニクロは、最近、ロシアにも出店する等、活躍しています。

「店長=経営者の入り口」という例えは、よく分かります。
(ユニクロの場合、扱う金額がとても大きいとも思いました)


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ブラジル: 日本の食品進出 中小→富裕層 大手→中間層

2010年04月05日 07時33分39秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ワールドけいざい 食品業界、ブラジル開拓 日本企業、富裕層に照準」という記事がありました。

日本の食品業界は、ブラジルへの進出をする会社が増え、中小企業は富裕層、大手企業は中間層をターゲットにしたものが多いのだそうです。

もともとブラジルには、日系人社会があり、日本食レストランは1千店近くあります。

最近の新しい傾向として、ブラジル人の富裕層、中間層に向けた日本の食品の進出があります。
ブラジル人の購買力が高まり、富裕層、中間層が増えているからです。

民間の経済研究所「ジェトゥリオ・バルガス財団」の調査によると、ブラジルの主要6都市で、

                             2002年  2009年
「中間層」(月収約5万9千円~25万5千円) 43.22% 53.58% (10ポイント増加)

「中間層」と「富裕層」               約55%    約70%

ブラジルは、2003年頃から、「BRICs」(ブリクス、新興国)と呼ばれ注目を集めるようになりました。

金融危機でも、先進国ほど影響を受けず、2003年に政府が始めた店所得者への資金贈与策も効果を上げ、最低賃金も上がっています。

サンパウロ市内の日本食材店「エンポウリン・オリエンタル」では、手巻きずし(サーモン、きゅうり)、せんべい、焼きそばの麺、醤油、シメジ、日本食の弁当、「コアラのマーチ」などが人気です。

ブラジル人医師の夫婦も買い物に来ていて、「日本食は大好きです」と、
 ドレッシング  約2千円
 アイスクリーム 約900円
値段は日本の3倍近くしますが、8品を購入しました。

日本の中小企業の場合、製品を輸出するので関税や輸送費で、店頭価格は日本の3倍になり、富裕層がターゲットとなります。

大手企業は、現地に工場を建設することが可能で、中間層をターゲットにする傾向があります。

ブラジル開発商工省によると、日本からの食品輸入量は、
2006年 約214万ドル  → 2009年 約407万ドル  ほぼ倍増しました。

ソース、味噌などの調味料が最も多く、日本酒等が続くということです。
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食品業界も、新興国進出をするのですね。

「日本食=健康的」という印象もあります。うまくいくといいと思います。


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