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ブラジル: 日本の食品進出 中小→富裕層 大手→中間層

2010年04月05日 07時33分39秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ワールドけいざい 食品業界、ブラジル開拓 日本企業、富裕層に照準」という記事がありました。

日本の食品業界は、ブラジルへの進出をする会社が増え、中小企業は富裕層、大手企業は中間層をターゲットにしたものが多いのだそうです。

もともとブラジルには、日系人社会があり、日本食レストランは1千店近くあります。

最近の新しい傾向として、ブラジル人の富裕層、中間層に向けた日本の食品の進出があります。
ブラジル人の購買力が高まり、富裕層、中間層が増えているからです。

民間の経済研究所「ジェトゥリオ・バルガス財団」の調査によると、ブラジルの主要6都市で、

                             2002年  2009年
「中間層」(月収約5万9千円~25万5千円) 43.22% 53.58% (10ポイント増加)

「中間層」と「富裕層」               約55%    約70%

ブラジルは、2003年頃から、「BRICs」(ブリクス、新興国)と呼ばれ注目を集めるようになりました。

金融危機でも、先進国ほど影響を受けず、2003年に政府が始めた店所得者への資金贈与策も効果を上げ、最低賃金も上がっています。

サンパウロ市内の日本食材店「エンポウリン・オリエンタル」では、手巻きずし(サーモン、きゅうり)、せんべい、焼きそばの麺、醤油、シメジ、日本食の弁当、「コアラのマーチ」などが人気です。

ブラジル人医師の夫婦も買い物に来ていて、「日本食は大好きです」と、
 ドレッシング  約2千円
 アイスクリーム 約900円
値段は日本の3倍近くしますが、8品を購入しました。

日本の中小企業の場合、製品を輸出するので関税や輸送費で、店頭価格は日本の3倍になり、富裕層がターゲットとなります。

大手企業は、現地に工場を建設することが可能で、中間層をターゲットにする傾向があります。

ブラジル開発商工省によると、日本からの食品輸入量は、
2006年 約214万ドル  → 2009年 約407万ドル  ほぼ倍増しました。

ソース、味噌などの調味料が最も多く、日本酒等が続くということです。
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食品業界も、新興国進出をするのですね。

「日本食=健康的」という印象もあります。うまくいくといいと思います。


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