ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
よろしければ
ご感想をお聞かせください。

石段の手すり: 直線→波型 安全・安心 神社、学校でも

2010年04月06日 09時21分57秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「くねくね手すり 「安全・楽」設置進む」という記事がありました。

坂道が石段になっている場合、手すりは直線が一般的でした。
これを、波型にすることで、高齢者や身体障害者の方は登りやすく、子どもが遊んでの事故も減ったのだそうです。

湯島天神(東京都文京区)、六本木ヒルズ、新宿区役所、品川区役所、神宮球場、JRや私鉄の駅、比叡山延暦寺(滋賀県大津市)、清水寺(京都府京都市)などに設置されています。

全国で、4万3千カ所で設置されています。

九州大学と波型手すりのメーカー「クネット・ジャパン」が、菊名駅(東急東横線)で行った調査(回答者360人)では、
「直線の手すりより使いやすい」 8割 
「特に下りる時が、直線より安全」と好評でした。

クネット社(長崎県佐世保)の古賀勝彦社長は、
「手すりは「支えるもの」、音や光は波型で「伝わるもの」。支え合いや、思いやりの心を伝えるシンボルとして、世界に広めたい」と話されたということです。
----------------

湯島天神の男坂の石段の写真がありました。

石段の幅の中央に、手すりが設置されていて、黒い波型です。
太さもちょうどよさそうです。

手すりを波型にするとは、思いつきませんでした。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへ

中村紘子さん: ピアニスト 現状を肯定→さらに向上

2010年04月06日 08時54分18秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「仕事中おじゃまします ピアニスト 中村紘子さん」という記事がありました。

各界の方に、仕事の舞台裏を語ってもらうコーナーです。

ピアニストは、アスリートと似たところがあり、最近、心の持ち方を変えたら、ピアノもさらに上達したのだそうです。

ピアノを長時間弾くことは肉体を使うことで、中村さんが行かれるスポーツマッサージの先生は、
「ピアニストがいためがちな部分は、野球のピッチャーと一緒ですね」と言われます。

昨年9月から、デビュー50周年の記念ツアーを始められました。

今年7月までに、全ての都道府県を回ります。
公演回数は70回近くになり、多いときは週に3回の演奏会を、違うプログラムで弾きます。

開演前に、その会場のピアノで、その日の演奏曲を全部弾いてしまうことが多いです。
「ピアノと私がお互いに理解しあうためには、2時間は対話を深めなければいけません」

普通の日の練習でも、それ以上の量を弾いているのだそうです。

3歳からピアノを学び、慶応中等部3年のときに、史上最年少で日本音楽コンクールのピアノ部門で1位特賞をとられました。

高校生で、NHK交響楽団の初の世界公演にソリストで参加するなど、活躍されてきました。

中村さんご自身は、自分の才能に常に不満があったのだそうです。

手が小さい、ピアノを始めた時代が戦後で海外の一流演奏家の音楽を聴けなかったことも悔やまれました。

当時の日本のピアノ教育は、欧米と違っていて、成長してからそれに気がついても、演奏を変えるのは難しいことでした。

目の前が開けた気がしたのは、50歳を過ぎたころだったそうです。

それが時代であり、自分であるのだから仕方がない。
そう思うようになって、音楽が変わりました。

大事なのは、自分は音楽が好きだということ。
その好きな音楽で何を語りたいのかを考えればいいのだと思うようになりました。

「そうしたら古くから聴いてくださる方に言われたんです。
最近うまくなったねって」    ということです。
---------------------------

記事には、
最近は全国に優れた音楽ホールができ、高価なピアノが置かれるようになりました。

「多目的ホールと違って音楽専用ホールの音響は、耳だけでなく体全体で、皮膚感覚で受け止めるものです。
それが次第に理解されてきた。加えて現代の聴衆は勘が良い」

集中力を欠いた演奏をしたら確実に伝わるだろうと話された、ともありました。

50年間もピアニストであり、多くのコンクールの審査員をつとめられています。
心の持ち方の変化で、さらに音楽が上達されるということがあるのかと思いました。


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 主婦日記ブログ 40代主婦へ