昨日の朝日新聞夕刊に、「仕事中おじゃまします イラストレーター 安西水丸さん」という記事がありました。
各界の方の、仕事の現場に伺い、仕事に対する姿勢や舞台裏を聞くコーナーです。
安西水丸さんは、村上春樹さん等の本の装丁、イラスト、絵本も描かれるイラストレーターです。
出版社の平凡社に勤務した後、フリーランスになり、活動していらっしゃいます。
安西さんは、描けないと思ったことが一度もないのだそうです。
絵は子どもの頃から好きでした。
明治生まれの厳格なお母さんは、ゴッホのような生き方になってはと心配し、「頼むから、絵描きだけにはならないでおくれ」という考えでした。
勉強もしつつ、こっそり絵も描き続けました。
布団の中で構想を練り、母の留守中に絵を描きました。
世界でいちばん描くことが好きなのは自分、と信じ続けてきました。
うまいかどうかは別にして、その自信は揺るぎませんでした。
描く人が絵を好きで楽しまなければ、見る人も楽しくならないと話されます。
仕事の依頼が来て、依頼者の狙いを聞くと、どう表現しようかと考えると、いつも心が躍るそうです。
白い紙を前にすると、気持ちが高ぶる。
安西さんは、下書きも、描き直すこともしません。
作品作りは一発勝負。
描き手のすべてが、白い紙の上に一気に露出される。
「ぱっと描いて、それでダメなら、自分がダメだということ」ということです。
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「描く人が絵を好きで楽しまなければ、見る人も楽しくならない」というのが、一番、心に響きました。
文章も、書く人の気持ちは、不思議と伝わります。
各界の方の、仕事の現場に伺い、仕事に対する姿勢や舞台裏を聞くコーナーです。
安西水丸さんは、村上春樹さん等の本の装丁、イラスト、絵本も描かれるイラストレーターです。
出版社の平凡社に勤務した後、フリーランスになり、活動していらっしゃいます。
安西さんは、描けないと思ったことが一度もないのだそうです。
絵は子どもの頃から好きでした。
明治生まれの厳格なお母さんは、ゴッホのような生き方になってはと心配し、「頼むから、絵描きだけにはならないでおくれ」という考えでした。
勉強もしつつ、こっそり絵も描き続けました。
布団の中で構想を練り、母の留守中に絵を描きました。
世界でいちばん描くことが好きなのは自分、と信じ続けてきました。
うまいかどうかは別にして、その自信は揺るぎませんでした。
描く人が絵を好きで楽しまなければ、見る人も楽しくならないと話されます。
仕事の依頼が来て、依頼者の狙いを聞くと、どう表現しようかと考えると、いつも心が躍るそうです。
白い紙を前にすると、気持ちが高ぶる。
安西さんは、下書きも、描き直すこともしません。
作品作りは一発勝負。
描き手のすべてが、白い紙の上に一気に露出される。
「ぱっと描いて、それでダメなら、自分がダメだということ」ということです。
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「描く人が絵を好きで楽しまなければ、見る人も楽しくならない」というのが、一番、心に響きました。
文章も、書く人の気持ちは、不思議と伝わります。