ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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イラン: 札束をポケットに入れて食事をする

2010年04月17日 07時34分54秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「特派員メモ テヘラン さらば「リアル」札束」という記事がありました。

特派員の方が、担当地のユニークな話題を紹介されるコーナーです。

イランは、高額紙幣の発行枚数が少ないので、札束を持ち歩いて買い物をしているのだそうです。

イランの市民は、「わが国の通貨単位は、ジンバブエに次いで価値が低い」と話します。
政府は、通貨単位を変更するデノミネーションを計画中です。

特派員の方は、ゼロを2個少なくすれば、日本円に換算しやすいし、イランではクレジットカードが使えないので、けたが多くても伝票のゼロの数をごまかされる心配もないので、あまり気にしていなかったそうです。

ある日、自宅近くのレストランで食事をし、いつものようにたくさんのお札を渡しました。

ウエイターが、深刻な顔をして、テーブルに戻ってきて、
「これ、アラブのお金なんだけど。それに、大金だよ」と言ってきました。

見ると、イランの1千リアル札だと思って、隣のアラブ首長国連邦の1千ディルハム札も渡していました。

大きさや色合いがよく似ていますが、10円と2万5千円くらいの価値の違いがあります。

このたび、2年半、暮らしたイランから移ることになり、札束をポケットに入れて食事に出かけることもなくなるかと思うと、ちょっと寂しいということです。
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ウエイターさんが正直な方でよかったです。

イランの通貨で探したところ、
「高インフレ、高失業率が問題である。インフレ率は2007年度の平均で18.4%、2008年4月(イラン暦)には24.2%にまで達している」とありました。
(ウィキペディア「イラン」経済)



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ベトナム: 日本の新幹線に決定 5兆円超の高速鉄道

2010年04月17日 07時08分11秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ベトナム、新幹線採用 高速鉄道 事業費5兆円超」という記事がありました。

日本の新幹線が、ベトナムで採用されることが決まったのだそうです。

世界各地の高速鉄道計画に、新幹線を輸出しようと、日本はヨーロッパ諸国と競争をしています。

ベトナムの高速鉄道は、日本の新幹線が採用されることが決まりました。

ハノイ-ホーチミン間の約1600キロを結ぶ南北高速鉄道です。
総事業費は、5兆円を超える大型プロジェクトです。

鳩山首相が、訪米中に、ズン・ベトナム首相と会談し、採用を求めていました。

現在、来日しているボー・ホン・フック計画投資大臣が、仙石国家戦略担当大臣との会談で採用を明らかにしました。

同時に、フック大臣は、建設工事で資金面での協力も求めました。
仙石大臣は、鉄道、原子力発電所などの社会資本設備の輸出に積極的に取り組む方針を伝えました。

フック大臣は、「日本の高い技術と安全性を評価している」と述べました。

ベトナムは、原子力発電所で、100万キロワットの原子炉4基を建設する計画があります。

4基のうち2基は、すでにロシアの受注が確実です。
残る2基を、日本やフランスが激しく争っています。

鳩山首相は、ズン首相に親書を送って、日本の技術力をアピールしました。
仙石大臣も、5月の連休に、ベトナムを訪問し、トップセールスを行う予定、ということです。
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ベトナムの高速鉄道が、日本の新幹線に決定して嬉しいです。

外国の大規模な事業の受注には、該当する民間企業だけでなく、国の後押しも必要なのだと思いました。


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