ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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クルート: チーズの保存食 白サンゴのよう カルシウム

2010年02月28日 14時37分04秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「食材 アフガニスタン クルート 遊牧民の保存食」という記事がありました。

アジアのユニークな食材を紹介するコーナーです。

アフガニスタンには、チーズをさらに保存食にしたものがあるのだそうです。

「クルート」は、羊の乳を綿の袋でこし、塩を加え、天日で干して作ります。

羊とともに山々を移動する遊牧民が、食糧の確保と、しぼった乳を遠く離れた市場へ運んで売るための保存用に考え出したものです。

記者の方は、アフガニスタンの北部パルワン州で、木の実やドライフルーツを売る店先で見つけました。

白くて、石のように硬いかたまりを、山にして売っています。
まるで白いサンゴのようなのだそうです。

店主は、「チーズを固めたクルートだよ」と説明してくれました。

カルシウムが豊富なので、育ち盛りの子どもたちに与えます。
そのままでも食べられますが、水で戻し、スープの具として使うことが多いです。

値段は、1キロ400~500円(200~250アフガニ)と、庶民にはやや高めです。

記者の方がかじってみると、ちょっとクセのあるチーズの味わいとのことです。

アフガニスタンの首都カブールで、クルートを売っているマジトさんは、バーミヤン州の農民で、
「仕事がない冬に作って売るんだ。農民の大事な現金収入さ」ということです。
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クルートの写真が添えてありました。

アジアの市場の店らしく、各種の食材を並べた中に、白いクルートの小山がありました。
自然な形のチョークのようです。

加工品をさらに保存食にするという説明に、高野豆腐を連想しました。

「クルート」で検索すると、まだあまり記事がなく、ちょっとレアものの食材のようでした。

「中央アジア、カザフスタン、ザカフカス、バシキール、タタール、ブリヤート、カルムィク、トゥーワに共通する主要な乳製品」というサイトでは、国によって呼び名が「クルト」「クルート」「コルト」「アク グルト」等となり、トウガラシを入れる方法もあるとありました。
http://homepage2.nifty.com/oroti1/milk.htm参照)。


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リュウグウノツカイ: 多数 漂着 理由は不明 味は「脂っぽい」

2010年02月28日 08時24分37秒 | 新聞
今朝のGooニュースに、「ナゾの深海魚、日本海沿岸に続々」という記事がありました
http://news.goo.ne.jp/topstories/region/20100227/49b0aa8668b4578745504736035de709.html参照)。

深海魚のリュウグウノツカイが、富山県や石川県などの海岸に多数、漂着しているのだそうです。

石川県では、昨年11月以降、10匹以上が見つかっています。
富山県では、昨年12月以降、4匹が定置網や海岸に漂着しています。

京都府、島根県、長崎県でも、リュウグウノツカイが報告されています。

リュウグウノツカイは、アカマンボウ目リュウグウノツカイ科の深海魚です。

体長は5メートル前後で、大きいものでは10メートルほどになります。
平たい体に長い腹びれと背びれがあり、水深200~1000メートルに生息しており、姿を現すと「地震の前触れ」との言い伝えもあります。

魚津水族館(富山県魚津市)では、富山県黒部市の海岸に漂着したリュウグウノツカイを、ホルマリン漬けにして展示しています。

魚津水族館は、これほど相次いで見つかったとの報告例はないといい、
「海から陸への風が強い時期に漂着している。なぜ集中しているのか分からない」と話されます。

金沢市のNPO法人職員内藤善太さんたちは、試食に挑戦したそうです。

石川県羽咋市の千里浜海岸で見つけた体長約4メートルのものをソテーにして食べました。
内藤さんは「脂の塊みたいな味でおいしくなかった」ということです。
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昨日2月27日(土)は、朝に沖縄、夜にはチリで、地震があったというニュースを聞きました。

リュウグウノツカイを試食されたのは、勇気があると思います。
何か地元振興に生かせないかと考えられたのでしょうか。


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