昨日の朝日新聞週末beに、「サザエさんをさがして 男性の女性化 日本に独自の草食系男子」という記事がありました。
サザエさんのマンガから、関連する話題について解説するコーナーです。
1964年(昭和39年)のサザエさんに、複数の男女がテーブルにいて、女性が強い態度に出るのを、男性が「まあまあ」と制している様子が描かれています。
1964年は、「みゆき族」というユニセックスファッションの男女が、銀座のみゆき通りに登場した年なのだそうです。
森本正博・大阪府立大学教授(『草食系男子の恋愛学』の著者)は、
草食系男子は、「日本に独自な現象だ」と分析されます。
「異性をがつがつと求めない、新世代の優しい男性である草食系男子は、平和国家の副産物なのです。男性よマッチョたれ、国を守れ、という規範を強いられないのは、極論すれば日本だけ」
装飾男子の恋愛傾向は、味覚傾向とも一致するのだそうです。
「味香り戦略研究所」の柴田宗紀さんは、昨年、20~40代の男女を対象に「味覚の嗜好性と恋愛意識の相関性について」という調査をしました。
「刺激に対する味の好みで、20代男性は、最も軽いライト系を好む傾向が顕著です。未経験な刺激的な味に手を出したがりません」
恋愛にも、同様の傾向が見られました。
「好きになったらどうするか」という質問に、「あきらめの境地で見守る」「自問し続けフリーズする」と答えた人の合計は、20代男性が飛びぬけて多いという結果になりました。
「人とぶつかる実経験がないと、好きになっても行動を起こさないのでしょう。味覚と恋愛がここまで一致するとは驚きました」
調査を共同で実施したキャドリー・ジャパン社は、若年層を狙って低刺激のガムを開発しました。
ビール系飲料も、若い男性向けに軽めの味に力を入れます。
渋い、苦い「大人の味」は、いずれ「中性化」した女性の専売特許になるのか、ということでした。
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草食系男子が日本独自というのは、意外な気もしましたが、納得できる話です。
恋愛傾向と味覚に相関関係があるのも、興味深いです。
生まれたときに本来持っているものは、男女とも真っ白な状態なのでしょうか。
成長する過程で、影響を受け、草食系とかマッチョとかになるのでしょうか。
草食系男子にも、男性ホルモンは(女性より多めに)あると思うのですが、どう働いているのだろうと思いました。
サザエさんのマンガから、関連する話題について解説するコーナーです。
1964年(昭和39年)のサザエさんに、複数の男女がテーブルにいて、女性が強い態度に出るのを、男性が「まあまあ」と制している様子が描かれています。
1964年は、「みゆき族」というユニセックスファッションの男女が、銀座のみゆき通りに登場した年なのだそうです。
森本正博・大阪府立大学教授(『草食系男子の恋愛学』の著者)は、
草食系男子は、「日本に独自な現象だ」と分析されます。
「異性をがつがつと求めない、新世代の優しい男性である草食系男子は、平和国家の副産物なのです。男性よマッチョたれ、国を守れ、という規範を強いられないのは、極論すれば日本だけ」
装飾男子の恋愛傾向は、味覚傾向とも一致するのだそうです。
「味香り戦略研究所」の柴田宗紀さんは、昨年、20~40代の男女を対象に「味覚の嗜好性と恋愛意識の相関性について」という調査をしました。
「刺激に対する味の好みで、20代男性は、最も軽いライト系を好む傾向が顕著です。未経験な刺激的な味に手を出したがりません」
恋愛にも、同様の傾向が見られました。
「好きになったらどうするか」という質問に、「あきらめの境地で見守る」「自問し続けフリーズする」と答えた人の合計は、20代男性が飛びぬけて多いという結果になりました。
「人とぶつかる実経験がないと、好きになっても行動を起こさないのでしょう。味覚と恋愛がここまで一致するとは驚きました」
調査を共同で実施したキャドリー・ジャパン社は、若年層を狙って低刺激のガムを開発しました。
ビール系飲料も、若い男性向けに軽めの味に力を入れます。
渋い、苦い「大人の味」は、いずれ「中性化」した女性の専売特許になるのか、ということでした。
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草食系男子が日本独自というのは、意外な気もしましたが、納得できる話です。
恋愛傾向と味覚に相関関係があるのも、興味深いです。
生まれたときに本来持っているものは、男女とも真っ白な状態なのでしょうか。
成長する過程で、影響を受け、草食系とかマッチョとかになるのでしょうか。
草食系男子にも、男性ホルモンは(女性より多めに)あると思うのですが、どう働いているのだろうと思いました。